【Wodistant】待望のウディタデバッガー機能のα版公開!
Wodistant-Ver1.4.0.0のα版を公開しました!
※まだα版なので更新手順は通常とは異なります。(後述)
デバッガー機能が実装され、
遂にウディタでブレークポイントが使えるようになりました!
※ブレークポイントが何なのかについては後述します
※本機能は現在ウディタPRO版でのみ動作します
これを使用することで
意味不明なバグが発生したときのデバッグ効率が格段に上がります!
更新手順
↓2024年4月11日時点でVer1.4.0α版の公開を停止して
正式版Ver1.3.3.0にて開発中機能として利用できるようになりました。
オプション設定から開発中機能を有効化すると従来通り利用できます。
下記画像に更新方法をまとめています。※α版/β版はツール内更新のみで提供します。
※パスワードコピペ用『w140a050_5Ad2』
Wodistant本体をまだ持っていない方は下記ページからダウンロードできます。
https://alpha-stella.com/tool/wodistant/
ブレークポイントってなに?
プログラミングによる開発において多用するデバッグ機能の1つです。
任意の処理タイミングでプログラムを一時停止することができます。
ウディタで開発している場合、大多数の人は
『文章表示』コマンドを設置したり
『1ウェイトの無限ループ』を配置したりすることで一時的に停止して、
変数値の確認などをすることが多いと思います。
ただ『文章表示』で停止したあと、続けて別の箇所でも停止したい場合や
途中から停止してほしく無くなった際は
コモンイベントを編集して再度ゲームを起動したりF12等でリセットするしかありません。
ブレークポイントを利用することでゲーム実行中に
いつでもどこでも任意の処理タイミングでゲームを一時停止/解除することができます。
更に『停止した箇所のコモン』及び『そのコモンの呼び出し元コモン全て』のコモンセルフ変数値を確認することができます。
ウディタデバッガーの実演
サンプルゲームでウディタデバッガーを実際に使っているところを
動画にまとめてみました。
使い方の流れについては下記動画を参考にしてみてください。
https://youtu.be/QPQygWzeHwo
フィードバックについて
まだα版なので、何かしら問題が発生する可能性があります。
万が一問題があればWodistant上でフィードバックを送れるようになっているので
そちらからご報告いただけると助かります。
(ウディタデバッガーウィンドウ上のフィードバックボタンから報告できます)
もちろん要望もあればお気軽に送って頂けると助かります。
今後の予定
以下に今後の更新予定についても記載しておきます。
・β版の公開:2023年9月~10月頃
・正式版の公開:2023年11月頃
※暫定なので時期が変更される可能性はあります
現在ウディタデバッガーはウディタPRO版でのみ動作する状態です。
正式版でもPRO版での動作を予定していますが
機能制限状態で通常版ウディタでも利用できるようにするかもしれません。
どちらにしろβ版の段階では
一時的に通常版ウディタでも利用できる状態にする予定です。
またβ版で実装する可能性が高いものも下記に記載しておきます。
・データブレークポイントの実装
・特定の変数の値が変わった瞬間に自動的に停止するブレークポイント
・条件ブレークポイントの実装
・設定したブレークポイントを通過した時に
任意の変数の値が特定の条件を満たすときのみブレークを実行する機能
・『1600000』もしくは『\cself[10]』などの文字列指定で現在の値を確認する機能
・現状いくつか課題があるので解決できたら実装される可能性あり
最後に
ウディタデバッガーを利用することで
とても効率よくゲームのデバッグができるので、
原因が分からないバグが発生した際は、是非試してみてくださいね。
ウディタデバッガーがどのように動作して
どのような仕組みで機能を実現しているかについては
別途フォロワー向けにまとめようと思います。
こちらはもう少々お待ちください。