バンドマンとHi-Fi RUSH
https://twitter.com/n_s_lab_tokyo/status/1731152702498017326?s=20
Hi-Fi RUSHというのはこれです。
いわゆるリズムアクションゲームという奴で
音楽に合わせてボタンを押すリズムゲームの要素と、
ステージを駆け巡り戦うアクションゲームの要素を掛け合わせたゲームです。
あんまり類似作品は見ない気がしますが、
アクションゲームの大半はジャストアタックのような感じで多少のリズムゲーム要素を含んでいる場合が多いですね。
そこに着目して、
敵の攻撃も自分の攻撃もすべて音楽に合わせて動いたら面白くね?
というのがこのHi-Fi RUSHと言うゲームです。
いや、これ、
メチャ面白くて思わずオールナイトでストーリークリアしてしまったんです……
ゲームについて
所謂リズムゲームってリズムに合わせて譜面が流れてくるものが多いですが
このゲームは譜面が無く、その代わりにアクションゲームなのでいくつかのコンボがあります。
そのコンボのコマンドを、リズムよく押していくことで高得点が狙えるという感じのゲームで
リズム要素を完全に抜きにすると、
ラチェットアンドクランクやクラッシュバンディクーのような
ステージギミックとの闘いのあるアクションゲームと言う印象です。
あ、オープンワールドではないです。一応。
で、問題のリズムについてなんですが
ジャストアタックがある時点で普通のアクションゲームもリズムゲーム的要素があるというのは先に言った通りです。
このHi-Fi RUSHの特徴としては
必ずBGMとタイミングが合うこと
敵の攻撃もBGMとタイミングが合うこと
の2点だと思います。
必ずBGMに合わせて攻撃してくるので、敵の攻撃タイミングがつかみやすく
やりこまなくても気軽に防御や回避ができるようになっています。
あとBGMが全部ロックで格好いいです。
とあるステージでナンバーガールが流れてきたときはテンションぶち上りました。
バンドマンとHi-Fi RUSH
というわけでタイトルに戻るんですが、
バンドマンとHi-Fi RUSHって結構相性良いなって思ったんですよね。
自由度の高いリズムゲーとして楽しい
だいたい巷のリズムゲーって、
譜面があってそれに沿ってプレイするから、譜面覚えゲーなのと
何か微妙に曲と譜面のグルーヴ感に納得いかない譜面とか多々ありますよね。
Hi-Fi RUSHは、基本的にメトロノーム通りの4ビートしかタイミングが存在しない上に
固定の譜面も無いので、自分の好きなようにコンボが繋げられます。
マジで、譜面あるタイプのリズムゲー苦手なんだわ。
っていう僕みたいなバンドマンにおすすめしたいゲームですねこれ。
まあ、アクション結構むずいので
アクションゲーム慣れもそこそこ要求される気がするので結構ハードル高目かもですが。
戦闘に気が向くとビートがおろそかになる
これなんですよ。
演奏のフレーズばかりに気を取られると、ドラムとズレていくバンドマン的な。
戦闘のコンボばかりに気が行くと、
BGMとのビート感がいつの間にかズレていくんですよね。
戦闘でハートがアツくなっても、頭はクールにビートに合わせ続ける必要があります。
これって、バンドの演奏に近い何かを感じますよね!
……え、感じない?
というわけで、
いかなる時でも、バックの演奏を聴きながらきちんとビートを合わせていくという
バンドマンに必要なテクニックが養われるゲームな気がします。
マジで、こんだけバンドやって慣れている僕も全然ズレていくので
結構シビアにリズムを判定されます。
プレイのコツ
とにかくビートに合わせることでした。
休符でもバンバンボタンを押していって、ずっと4ビートに乗り続けるくらいの勢いでビートを維持していくことがコツだと思いました。
これに僕が気が付いたのが、2週目のチャレンジ要素的な「スペクトラ」の後半戦に入ってからでした。
……ただし、ちゃんとアクションゲーム
戦闘シーンと移動部分の切り分けがしっかりされていて、
移動部分は、クラッシュバンディクーとかラチェットアンドクランク的な感じで
ステージギミックと戦いながらどうにかゴールを目指すシステムになっています。
世界観が気に入れば観光気分で移動できますが、
アクションゲームが十分に苦手だと、十分にやりがいを感じる…というかあきらめて離脱することもあるかもしれない難易度の箇所もありました。
まとめ
BGMにのせて自由にアドリブでリズムをかましつつ
テンポよいシナリオと程よい難易度でゲームとしてのやりがいも十分なHi-Fi RUSH。
巷のリズムゲームが苦手なバンドマンにこそやってみてほしい1作。
ハマるとめっちゃハマる。