遊んだゲームの欠点を自作ゲームに活かそう! #くいな流ゲームの作り方
✨人生を楽しむゲームデザイン✨
🎮個人ゲームクリエイター「蔦森くいな」が、ゲーム開発のかたわら、人生をゲームのように楽しく攻略していきます!🎮
今週の日常漫画
「おしごと体験」
現在手がけている作品
『少年期の終り』
インディーゲームレーベル「WSS playground」、ゲームパブリッシングブランド「PLAYISM」、ゲーム制作サークル「ブリキの時計」がお送りするプロジェクト『少年期の終り』の開発に参加しています。
発売時にはぜひお手にとっていただけますと幸いです。
https://www.youtube.com/watch?v=K_1ZPRvYDDQ
https://www.youtube.com/watch?v=ArHZfFsUb40
遊んだゲームの欠点を自作ゲームに活かそう!
より良いゲームを作るための秘訣
皆さんは、どんなゲームが好きですか?
ドキドキする冒険、心温まる物語、楽しいキャラクターたち……。
でも、プレイ中に「もうちょっとこうだったらな」と思うこと、ありますよね。
実は、そこに「より良いゲームを作る」ための大きなヒントが隠れているんです。
他のゲームを遊んだ時に「面白くない」と感じた部分をどう改善するか、それが今日のテーマです。
ゲームを作る時、良いところだけを真似るのではなく、不満点から学ぶことで、私たちのゲームはもっと魅力的になります。
たとえば、あるゲームの長すぎるオープニングにイライラした経験はありませんか?
そんな時、自分ならどうするかを考えることが、次の「ヒットゲーム」への第一歩になるのです。
このブログでは、そんな「他人の失敗を活かす」方法を、具体的に紹介していきます。
準備はいいですか?それでは、一緒に「より良いゲームを作る旅」を始めましょう!
ゲームの不満点を改善へのヒントに
さて、私たちが「より良いゲームを作る」ために、まず重要なのは、他のゲームで感じる不満点を見つけ、それをどう改善するかを考えることです。
ここでは、私が実際に経験した2つの例と、その分析を共有します。
例1:長すぎるオープニングイベント
たとえば、私は最近あるゲームを始めたんですが、オープニングイベントが30分以上も続いたんです。
美麗なグラフィック、壮大なストーリー... それはそれで素晴らしいんですが、「早くゲームを始めたい!」という気持ちが強くなりました。
この経験から学ぶべきは、「プレイヤーをゲームに早く引き込む」ことの重要性です。
ゲームは映画と違い、プレイヤーが主体的に物語に参加することが魅力ですから、オープニングは短くして、早くゲームプレイに移るよう工夫することが大切です。
例2:読みづらいメッセージウィンドウ
もう一つの例は、メッセージウィンドウです。
あるゲームでは、一度に表示されるテキストが多すぎて、読みづらかったんです。
プレイヤーはゲームの世界に没入したいのに、長い文章によってその魅力が減少してしまいます。
そこで私たちができることは、メッセージを短く、分かりやすくすること。
例えば、一度に表示するテキストを2行に限定するなどの工夫をすることで、プレイヤーがストーリーをスムーズに追えるようになります。
ちなみにこの「2行ルール」は実際に私も使っていて、テンポ良くボタンを押して進められるので気に入っています。
ゲームって、操作しない時間が長いほど退屈に感じてしまうものです。
イライラ要素を削減する重要性
ゲームをプレイしていて、「イライラするなぁ……この作業さえ無ければ楽しいのに!」と感じる瞬間があります。
そう、ゲームの楽しい体験を邪魔する小さな壁、それが「イライラ要素」です。
このセクションでは、これらの要素をどう削減するか、そしてそれがどれほどゲーム体験を向上させるかを掘り下げていきます。
ゲーム開発において、「何を足すか」よりも「何を引くか」がしばしば重要です。
プレイヤーがストレスを感じる部分を取り除くことは、全体のプレイ体験を滑らかにし、ゲームへの没入感を深めるために不可欠なのです。
遊んでいて苦痛なゲーム vs. 遊んでいて楽しいゲーム
考えてみてください。
「遊んでいて苦痛だけど、最後まで遊べば面白いゲーム」と、「ごく平凡なゲームだけど遊んでいて楽しいゲーム」、どちらを遊んでみたいと思いますか?
苦痛を伴うゲームプレイは、たとえ後に大きな報酬があったとしても、プレイヤーにとってネガティブな印象を残しやすいです。
反対に、プレイ中に楽しさを常に感じるゲームは、プレイヤーが継続して遊びたくなるようなポジティブな経験を作り出します。
「つまらないを減らす」ことは、ゲームデザインの過程で「面白さを増やす」ための基盤を築きます。
これは、プレイヤーがゲームの世界に深く没入できるような土台を作ることに他なりません。
ゲームデザインへの実践
では、どのようにゲームデザインを実践すればいいか、一緒に考えてみましょう!
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