好きと情熱のパワーに勝るものなし

自創作の制作に関する考察おぼえがき

なんやかんや長いこと、キャラのお話っぽいものをトークノベルチャットノベルという形で書いてきてるんですが、過去作と比べると、今書いてる神経魔術師は「脳みそから直結出力」が正直一番うまくいってなかったりします!

それまでの作品は一つ書き上げるごとに「いい感じに出来たな~」という、自分の中での一定の手応えや納得感があったんですが、神経魔術師は「なんか…足りないんだけど…それが何かが微妙にわからない(or今はなぜかできない)…!」という感じでずっとやってます。

とはいえ、わからんなりにでもひとまず形にしたほうが、「後で見返して未来の自分が分析してくれるやろ!」と書き続けてはいたんですが、足りなさばかりが募っていく感覚からそれもしんどくなってしまい、話を練ることに一旦距離を置いてました。

が!!

一次みすきー鯖にお邪魔するようになってから、自然発生的に「絵を描きてぇ~!!」という気持ちが湧くように!そんでもって自創作をRNするたびに最終更新がだいぶ空いてるのをみると「不甲斐ねぇ~!」と前向きに思えるようになってきたので、改めてその辺の好転した要因やらを考えてみます。


一次創作鯖にいくと誰かがつくった作品がたくさん在る!

それならぴくしぶとかでも同じじゃない?となるかもしれませんが、

「創作のスタンスや取り組み方を問わずにそこに在る」
「人それぞれの楽しみ方・やり方で創作してる」

これがめちゃくちゃ大きいと思います。


特徴だけなら個人サイトも該当するとは思うんですが、如何せん数が少ないので…。それに対してみすきーは数の多さがすごい! ここにいる人、個人サイト持ってる人多くて嬉しい
フォローしたり探さなくても、一定方向に同じ目的の人々が集まってるの、最高。

思い返せば、いい感じに創作ができていた時期である「とあるキャラ交流もののゲームを遊んでいた」ときは、それをシンプルに好きでやってる人の作品が目に入ってきてたので、そこから無意識に力をもらっていたのかもしれない…!

一応、少しでも多くの人の目に触れてもらおうと、「トークノベル特化サイトに作品を投稿していた」頃も「いい感じに出来たな~」で作れてはいたんですが、やっぱり如何せん書籍化やランキング上位などの「目的」をもった人々が多く、周囲に引っ張られて萎縮したり、評価を気にするなどのノイズが入るようになって制作そのものに集中できなくなっていました。(そうした人たちが悪いという話じゃなく、スタンスや目的の不一致現象ですね!)

これをしていた頃が上記の時期とすこし被っていたので、ぱわーの残滓と制作感覚の慣れで描けていた気がします。


あと最近びっくりしたのが、仕事でロゴデザイナーをしている人の発言で「自主制作できない、おもいつかないから」といった旨をついったで見かけて、「え!?オタクは常に自主制作ってこと!?」となったことがありました。

「誰に頼まれたわけでもないのに自発的に何かを作る」ことって、普通じゃないんだな~ということを知るきっかけになりました。


「反応」によるFB、レスポンス

「反応の数字にとらわれると承認欲求でしか作れなくなる説」は、最近に始まった話ではなく個人サイト最盛期でもありました。そうはいっても、ついったー諸々のSNSが普及した今では、その危機感やリスク意識はもっと身近になった気がします。

そうした背景もあり、自サイトにWaveBoxを設置するのも慎重になっていたくらいなんですが、WaveBoxでもみすきーでも、やっぱり反応があるとシンプルに嬉しい!

ここでふと思ったのは、仕事でもなんでも何かに取り組むときは、何かしらの「報酬」を期待して成果を出そうとしたり向上心を燃やすのは自然なことなんじゃないかということ。
なので、創作の報酬の一つに当たる「反応」に、恐々としすぎるのも違うな~と腑落ちして思えるようになりました。ましてや一次創作は基本的に完全な個人技なので…!

結局その辺りの力の出し方やバランス感覚は人ぞれぞれなので、うまく付き合いたい。自分はがんがん創作意欲に変換して少しでも多く何かを作ろう!と、今では前向きに思ってます。これがついったーのいいねだったら感じ方や受け取り方の質がまた変わると思うんですが、そこは割愛


パワーをもらうとアイデアがでる

「楽しく創作する」がモットーな自分にとっては、この環境とかなり相性がいいようです!
お陰様で、「鯖内で自分の作品を見てもらおうとするなら、ギャラリーが生かせないか」「主人公に感情移入しきれない出だしになってしまったけど、RWBYみたいに前日譚ショート回を作ればいいかも」と言った具合に、無理やり考えずともアイデアが出てくるようになって本当に嬉しい…。

神経魔術師が上手く出力できなかったのも、収入がない状況下の焦りから技巧的に構成を考えてしまったり、創作スタイルも確立して立派に商業をやっている身内の姿を見ているが故に焦ったり、楽しく創作したいのに「自分が昔から努力していれば今頃創作で飯が食えたかも」という考えがちらついて自己嫌悪に陥る…と言った具合に、ひたすらずぶずぶに泥沼だったからだと思います。

とにかく自分はハナから「目的」を設定すると、まじでそれに囚われて自滅するということがよくわかりました。
楽しく活動していたら、道すがらそれもやれるかも、やれていたくらいがベストそう。今までがそうなので…。

あとは個人的な話も含めると、未だに無収入の身なんですが、前回の旅で心から目指したいと思える仕事の方向性を知ることができたおかげで、先の見えない焦燥感から開放されたことも大きそう。「ガチで健康になれば創作意欲も戻る説!」も取り組んでますが、あながち間違いじゃなかったらしく成果が出ているのも…ある!


まとめ

長いこと書きましたが、「好きと情熱のパワーに勝るものなし」 というお話でした。
打算などを抜きに、良きパワーをもらえるところがネットで稀有になってしまったので、みすでざ鯖は本当に素敵な場所だと思います。
最近「創作には(仕事や会話のような)双方向性が無い」と勝手に悩んでいたんですが、全然そんなことはないと気がつけたのもよかったです。

「存在してるだけでいい」は至言。


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