フルカラー小説コミック制作の振り返り

『コミティア145』に向けて制作していた小説コミックですが、無事完成しました!
フルカラー本文36P/B6/イベント価格1000円です。

折角物理に空間のあるコミティアに参加するので、試してみたいことをやりつつ、初見さんが興味を持ちやすいように色々考えて制作してました。
その中で、色々と課題といいますか、見えてくることがたくさんあったので備忘録がてら書いていこうと思います。

本でやりたかったこと

項目をおおむね達成できたので「自分やるじゃねぇか…」という思いです。

◯フルカラーで本を作る
◯主にチャットノベル形式で構成する
◯本編のメイン三人じゃないキャラに一人称を担わせる
◯マンガコマを入れる
✕新聞記事を一枚仕立てる
△ネームドを全キャラとりあえず登場させる

以下、各項目についての考えや感想になります


◯フルカラーで本を作る
モノクロしか作ったことがなかったので。
ページと予算による兼ね合いのヒリつきを体感できました

◯主にチャットノベル形式で構成する
メインでやってる形式かつ、物理本で見かけたことがなかったので挑戦したかった。
作る前は不安でしたが、完成した今結構ありなのでは?と思っています。

◯本編のメイン三人じゃないキャラに一人称を担わせる
一人称地の文で書いてみたかった。難しいと聞くけどまじで難しいですね…!
そしてコミティアは、一次オンリーということもあり新たな作品の出会いを求めて訪れる方が多い印象なので、初見の人でもとっつきやすくするため敢えてメインキャラから主役を外しましたが、どうなるか…。

◯マンガコマを入れる
マンガもいれていい→漫画・小説のどちらも自由に描けちゃう媒体だとアピールしたかったので。
描きたいシーンだけ描くが実現する喜び…。
セリフ向きのによって左綴じになる都合上、マンガの吹き出しもアメコミのような横長になるので、描いていて新鮮でした。

✕新聞記事を一枚仕立てる
こちらは自分の技量&時間不足で頓挫…。
広告欄もいれようとすると、紙面ビジュアルを凝りたくなってしまったこともあり、いつかペーパーなどで達成できたらいいですわね

△ネームドを全キャラとりあえず登場させる
一名入りませんでした。グルメ吸血鬼マンのイェレです。
こいつが出るとムダにセリフ数が嵩むので、今回の時間・お金ともにカツカツ状況では厳しかった…。

まとめ

フルカラー本に関しては、とにかくページが増えるごとの値段の上がり幅かえぐい!!これに尽きます。
フルカラー本はページ数が20前後が多いことに得心がいく良い経験ができました。

作ってて楽しかったものの、ページ数が増えるほどにキツくなるのがなんともせちがらい。気楽にページ調整ができない!(今回も1シーン泣く泣く省きました)
わかってはいたものの、部数も増えれば増えるだけ値段が膨らむので、モノクロ本のように大量生産しがたいのが難点…。

グレスケで出すと小説やマンガと比べて内容とページ数のコスパに苦慮しそうだし、電子書籍はフルカラーなのに…となり、難しいところ。
とはいえ、少部数のうちはこれくらいでいいと思うので、もしその段階が来たときに考えます。くるのか?

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