過去作った作品が愛されていると知って自分も救われた話

みすでざでカードワースの話題が上がっていたので、軽い気持ちで7年前に作った自作シナリオを投げたところ、既プレイの方が自シナを「好き」と言ってくれたり、「思い出に残っている」と言っていただけていて、「作品を作ってよかった…」とシンプルに自分で認められ、物凄く感謝の気持ちでいっぱいになりました…。

モヤモヤをあてられ、悩んでいた

というのも、身体を診てもらっている先生(非創作者さん)に先週3ヶ月ぶりにかかったところ、こちらの身体の状況が芳しいものではなかったらしく、その一因として今の自分の創作スタイルを暗に否定される助言をもらい、ものすごく落ち込んでいた(もとい腸煮えくり返っていた)ことがありました。

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「最近集中できてないでしょ。常に思考が巡ってるせいで、机に向かっても時間の割に成果があがらないとか」←わかる

「やりたいことじゃなくてやらなきゃいけないことだいう思考になってる」←悲しいがわかる

「創作に何か目標を持ったほうがいいかもしれない」←???

「有名雑誌にのるとか、SNSでバズるとか」←全然わからん

「エネルギーを出して生む作品じゃないと薄っぺらいものになるし、そうなるのは嫌でしょ」←同意しかねるね!!!!!!!!
ーーー

といったことがあり、これを善意で言われるので本当にきつかったです。
加えて、自分は「心から楽しく創作したい」とは言っていたものの、「プロを目指している」ような方向性の事をいわれたのがほんとに謎で…。
オタク文化に造詣がない、一般の人々にも通用するような、わかりやすい名誉やハクがないと楽しいわけがないと暗に言われているようで。そっちのほうが余計キツイという…。

身体の状態を見るのは間違いなく一流の相手なだけに、逃れようのない一種の正論を突きつけられてるようで、半ばパニック状態でした。
(落ち着くために壁打ちしたり、創作している身内に吐露してどうにか落ち着かせないとイカれそうなくらいには)

そうして創作に理解のある周囲に吐露した結果、

「創作も普通にシビアな領域なので、そこにまったく経験がなければいくら思慮深い人でも全くわからないだけなので気にするな」
「そこに違和感や強い反発を覚えるのなら、大事にしたい創作感を持てていることの裏付けなので心配しなくて良い」
「そもそも言語化や説明で相手に伝わるのなら、創作なんて七面倒なことをする必要がない(≒それらで表現できないことをするのが創作、負のエネルギーの昇華なんて最たるもの」
と、数々の解釈一致の言葉をかけていただきだいぶ持ち直したものの、それでも薄っすらとしたもやもやが残っていました。話を聞いてくれた方々ありがとうございました!

ぶっちゃけ自分<<<作品である

この度のリアクションやエゴサの感想を見ていてクリティカルだったものが、
「壮大なスケールじゃないんだけど、セリフテンポBGM選出構成もろもろトータルの完成度が高い」というものでした。

ファンタジー(特にJRPG)は「世界を救う」などスケールがデカくてなんぼ!なとこがありますが、正直自分はここに魅力を感じておらず、異世界の人物が賢明に生きてる姿に魅力を感じています。
現在の一次創作にしろ今回の自シナリオにしろ、キャラの生き様に焦点を当てているため、とても励みになる言葉でした。
壮大なスケールがなくとも、魅力を感じてもらえたということなので…!
(好きなファンタジー作品は好きなキャラありきで、結果的に世界を救ってるという事がいいです)

今回の経験で、自シナリオにしろ自創作にしろ、作品を褒めてもらえると自分はこの上なく幸福を感じると改めて思いました。
自身を磨くことで得られる称賛や誉れもそれはそれで嬉しくはありますが、自分にとってはそれが「創作」であり、そこが創作をしない人たちと違う視点なんじゃないかな…。(なので先生は「自己実現」に近い文脈をアドバイスにもってきたのかなと。)

そもそも創作の視点で心から目指したいロールモデルや目標があったら自分はとっくにやってるはずなので、まだ知らないだけor時代が追いついていないと考えて、焦らないほうがいい、鵜呑みにしすぎないという自戒も込めて

まとめ:いつもありがとう

作品に触れて生まれた感情や、それを伝えてくれた言葉、事実は本物であり、決して偽りじゃないと、救われた思いでした。これすらも否定されたようでアドバイスにすごいもやもやしてました(
だって自シナなんて「一度エターなりかけて半年空いたバグ取りプログラム組む面倒くさすぎ!好きなゲームしたいがやらなきゃならんやらなきゃ完成しない」という、先生視点で言うなら"良くない状態"で作ったであろう作品なので…。創作むしろこれがスタンダードだと思う…。

同時に、やっぱり作品はこうして残ることが本当に強みで、機会が合えばそれを必要としている誰かに届く、かけがえのないものだと思いました。

作品を見てくださる方、ありがとうございます!

これからも自分の足元を見つめ、少しずつ地を固めて歩いていきたいです。

ここまで読んでいただきありがとうございました!

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