あらいずクリアしました

…んですが、個人的に惜しかったところと許すまじな部分があったので覚書がてらに。

※以下ネタバレなのでクリア後閲覧推奨！

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許すまじなところ

ムービーで展開をネタバレされた

ゲーム開始時からひとまず掲げられていた主人公の目的が達成され、ストーリーが一度一区切りを迎えます。そこでドンデン返し！　どきどきしながらシナリオ後半へ…というテイルズの王道な流れが発生します。そのタイミングで挟まれた新規ムービーが、ラストまでの筋書きがほぼ察せてツラかった…。

ムービーで完全新規のキャラがいたり、メインキャラたちの未見エピソードを思わせるようなカットがあればめちゃくちゃワクワクできたんですが、それらがない、メインシナリオのダイジェストでした。公式本編にネタバレされたら避けようがないよ！！
これをネタバレとみなすか否か、ネタバレ派閥の深い溝を感じる部分だな…と頭の端に思いながら、ここで一週間近く気持ちがコントローラから遠ざかりました。

いやいやでもムービーにないだけで各キャラの深堀りあるんじゃないの！と、意気込んでみたものの――？！

惜しかった所

キャラの掘り下げ回・回想回がなかった

ありませんでした。

もちろんサブクエストや寄り道会話はある！　キャラも立ってるのでそれを進めている時は楽しいんですが、メインに関してはキャラに焦点を当てたエピソードがほぼなく、真相を追うのみでもったいなく感じました。
がっつりめのサブクエストを進められるのも、レベル差の関係上、「ラストダンジョン前までの間」ではなく「ラスボス手前」なので、触れるようになるまでが長い長い…。真相も予想通りだったのでほんとにこの時期がしんどかった…。
※戦闘がうまかったり、難易度を「ストーリー」にすれば挑戦時期も早くなるかとは思います。

好きなテイルズ作品の大まかな構成が、

【シナリオ前半】
　一区切りつくまでシナリオがすすむ。メインキャラが集まる。
【シナリオ後半】
　メインキャラが過去や因縁に向き合いつつ、絆を深めラスボスへ

というパターンだったので、今作はキャラがいい&面白そうな過去や因縁が想像できるだけに、それが見られなくて残念でした。

敵側の組織にいたころのロウの板挟みの話とか、レネギスでのシオンの孤独な暮らしとか、隠れて暮らしていた頃のリンウェルの話や孤児時代のキサラ…などなど。面白そうなバックボーンが想像できる情報が出されていたので、シナリオ後半でエピソードとして見れたら嬉かった……。

感想

…と色々と欲が出てしまいましたが、それだけ楽しかったです、アライズ！

因縁パートが無かったのも、最近の潮流に合わせた尺短縮の意識があったのかな…という気もします。（四霊シナリオの一つだけがメインに組み込まれて他３つがサブクエに任せられていたり、ラストダンジョンの6属性の一つをクリアすれば先に進めるギミックがあるところからも垣間見えるので。

次回作も出るなら、今作キャラの方向性だと安心してできるので、そうだといいな…！