超初心者でもできるUE5.1でEpic Online ServicesをBPだけで使う方法

こんにちは!ジェイです。今回は超初心者向けにEOSの使い方を説明しようと思います。

準備するもの

・Epicのアカウント
・Epic アカウントサービスの設定
・Advanced Sessions Pluginのダウンロード
・Dev Auth Tool (開発者モードでログインしたい人のみ必要)
なおEpicのアカウントはもってるものとします。

Epic Online Services の準備をする

DeveloperPortalにアクセスしテスト用の製品を作成します。

Epic アカウントサービスの設定




プラグインのインストール

1.Advanced Sessions Pluginをダウンロードする
2.プロジェクトを開いて直下にPluginsフォルダを作りダウンロードしてきたAdvanced Sessions Pluginを入れる
3.プロジェクトを開き、メニューのEdit > PluginsからOnline Sybsystem EOSを有効にして本体を再起動する

SDK のダウンロードと Dev Auth Tool の用意をする

SDK は直接は必要無いのですが、そこに添付されている Dev Auth Tool を利用するのでダウンロードしておきます。SDK は前述の Developer Portal からダウンロードできます。
私のバージョンだと以下の場所にありました。
EOS-SDK-21689671-v1.15.4.1\SDK\Tools\EOS_DevAuthTool-win32-x64-1.1.0\EOS_DevAuthTool.exe

起動すると以下のようになります。


Epic アカウントでログインしておきます。今回は Creadential Name を Context_1, Context_2 としていきます。この名前は任意ですが、後述するログインフェーズで指定するのでそこと合わせてください。

Project Settings で Epic Online Services の設定を行う

前述の Plugin を有効にしたことで Project Settings に Plugins -> Online Subsystem EOS のメニューが出てきています。

Developer Portal の「製品設定」の箇所にある項目をそのままコピーできるようになっています。


Encryption Key はここでは対応する値がありませんが、空にするとうまくいかないので 0000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000 を入れておきます。(64桁であればなんでもいいです)

また Use Epic Account for EOS login (requires account linking) にもチェックを付けていることに注意してください。

DefaultEngine.ini の設定を行う

EOS Online Subsytem (OSS) プラグイン | Unreal Engine ドキュメント
プロジェクトのConfig→DefaultEngine.iniを以下の部分を一番下の行に追加します。

[OnlineSubsystemEOS]
bEnabled=true

[OnlineSubsystem]
DefaultPlatformService=EOS

[/Script/Engine.GameEngine]
+NetDriverDefinitions=(DefName="GameNetDriver",DriverClassName="OnlineSubsystemEOS.NetDriverEOS",DriverClassNameFallback="OnlineSubsystemUtils.IpNetDriver")

[/Script/OnlineSubsystemEOS.NetDriverEOS]
bIsUsingP2PSockets=true

メインメニュー画面を作る

ログイン、セッション作成、セッション検索などを行う画面を作成します。
まずは MainMenu で新規 Level を作成します。今回は Empty Level で作成しました。

UI を作成する

ログイン処理

EOS Online Subsytem (OSS) プラグイン | Unreal Engine ドキュメント
Account Portal


Developer

上記はそれぞれの実装ですが、基本的にはドキュメントの通りです。Dev Auth Tool で設定した Port 番号 (ここでは 6300) を指定します。
DeveloperのCredentialNameにこの場合はContext_1を指定する必要がある

ログイン処理をボタンクリックで呼び出す

Account Portal


Developer

レベルブループリントから上記で作ったウィジェットの登録


まとめ
以下のような注意点があります。

・Developer Portal で Epic アカウントサービスを設定する
・Project Settings への設定時に Encryption Key をダミーで入れておく
・Dev Auth Tool は SDK から取得する
・Developer でログインする場合には Dev Auth Tool と設定をあわせる
・Standalone で起動する

画面の解像度の設定

このままではフルスクリーンで実行されてしまってテストができないので以下を参考に画面の設定を行う。

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

記事のタグから探す

月別アーカイブ

限定特典から探す

記事を検索