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サイコロひとつまみ(3)

頭の中がいそがしいとなかなか更新できなくなるのが困ったところです。


今回はこってりといきます。Carl Weible社の8面体です。8面体はクリスタルのようでいて四角くもある形に引っ張られてしまいますね。色合い濃いめで全5色、全て白文字というシンプルな構成です。

国内ではドイツ製ダイスという名前でよく取り扱われていたのですが、最近はあまり姿を見なくなってしまいました。子どもの頃になつかしのハローマックで買った後、じっくり探して4面体、6面体、8面体、10面体、12面体、20面体と全色そろえたのを思い出します。今となってはあのズゴーンと飛び出た看板がなつかしいですよね。一番最後まで見つからなかったのが緑色の8面体で、見つけた時はうれしかったなぁ~。

ややレトロ感あふれる数字フォントも特徴的なところで、この雰囲気が好みだったりします。そしてなぜか3だけが逆三角形の面になるように刻み込まれているところも…。普通はそろえておくところなのですが、ドイツだけに何かしらの美学があったのかもしれません。

Carl Weible社はサイコロ以外にもボードゲーム、チェス、ヨーヨーなどいろいろ手がけていて、ページを見ているだけでも楽しいです。今回の8面体は見当たりませんが、ドットの6面体が充実してるのが持ち味でしょうか。今はダイヤブロックでおなじみのカワダが取り扱っているらしく、気になる人は「カワダ ダイス」あたりで検索してみるといくつか見つかるかもしれません。もっと国内の取り扱いが増えてくれるとうれしいんだけどな…。

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カスタムキャストの女の子(10)

とうとう第10回にまでなりましたね。

自己満足コーナーもよくここまで続いたものです。

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平面撮影セット

いろいろあると思いますが、うちはこれです。

3年くらい前に作って今も便利に使ってます。

置いて撮る

三脚で同じことをやろうとするとどうしても床の振動によるぶれに悩まされてしまうし、机の上にがっちりした垂直撮影台を設置するスペースもなかなか…というわけで思いついたのがこの方法でした。構図が限られてしまうのが悩みどころではありますが、紙や布のような平面を撮るには快適そのものです。

レンズはほとんどMacro-Topcor 30mm F3.5で、たまにNikon Plan Apo 4xという顕微鏡用の対物レンズでキレキレの写真を撮ってみようと思うくらいだったりします。RMSマウントなら他のレンズでも収まってくれるので安心ですね。ただ、あまり高倍率になってしまうとピント合わせがシビアだったり、リングライトの光が届かなくなってしまったりなのが難点かな…。

構造としては今見てもなかなか強引でめんどくさい感じで、間違っても人におすすめできるようなものではないよなぁと思ってしまいます。力業で2つのリングを接着してたり、オークションでしか買えないようなパーツを使ってたり…振り返るとなかなか大変なことをしていたんだなぁと思ったりも。手間としても精度としても設計図書いて業者に依頼した方が安かったかもしれませんね。

苦労したのはレンズの繰り出しの他に、透明な筒を上下させて被写体との位置を調整することでピントを合わせる機構を組み込んだところだったりします。軽い気持ちで組んでみたのに、まさかヘリコイドを2つも使うことになってしまうとは…。雪の結晶を撮るために作ったはずなのですが、まだクリティカルヒットと言えるような結晶は撮れてません。雪の結晶は大がかりなセットを用意した方がいいのかなぁ~。

リングライトはAmaran HC100というのに棒を付けて使ってます。どうやらもう売ってないようなので、壊れた日には組み直しが必要になるかもしれません。

おまけ

忘れないように組み合わせを書いておきます。

もう少しお手軽な方法があったら教えてもらえるとうれしいです。

マウント側から順番に

  • Pixco ヘリコイド付きマウントアダプター M42-FX
  • BORG M42延長筒S(4531)
  • BORG Cマウント→M42P1AD(7527)
    (接着)
  • マルミ ステップアップリング 46→49
    (ここで内側と外側に分かれる)

内側

  • YASHIMA Cマウント中間リング 40mm
  • YASHIMA Cマウント 対物レンズ鏡筒枠(C→RMSアダプター)

外側

  • マルミ ステップダウンリング 49→46
  • 八仙堂 継手リング メス−メス 49mm
  • ASAHI PENTAX M42 リバースアダプター(49mm→M42) ※
  • Pixco M42 ヘリコイドマクロチューブアダプター 17mm-31mm
  • BORG M42延長筒SSS(7858) ※
    (接着)
  • リングライト Amaran HC100付属 固定リング 58mm
  • BORG M42延長筒SSS(7858) ※
    (接着)
  • 透明アクリル筒 直径50mm、長さ20mm
    (接着)
  • マルミ ステップアップリング 46→49
  • マルミ ステップアップリング 49→67
  • マルミ ステップアップリング 67→72
  • ゴムチューブを切って丸めたもの


現在は入手困難です。オークションなどを探ってください。

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みみづくえ Astrotec「LYRA Classic」

たまにはクラシックもいいでしょう。

雪の降る夜に、雪が舞うような音を

昔ながらの耳に引っかけるインナーイヤー型(※)のイヤホンです。iPhoneの付属イヤホンと比べると不思議なところからケーブルが飛び出す変化球な形をしていますが、これはShure掛けできるようにという工夫のようです。Classicと言いつつも形は新世代。装着感に個人差があり、耳の穴に差し込むタイプのカナル型イヤホンのようにイヤーピースで調整しにくいのがやや難しいところだったりします。小さいものを大きくできても、大きいものを小さくできない。しかし音質的には大きい方が有利…そんな複雑な事情もあって、時代はカナル型イヤホンに進んだような印象もあります。

カナル型イヤホン全盛の今、わざわざインナーイヤー型なんて…と思うかもしれません。しかしインナーイヤー型にはインナーイヤー型の持ち味があるのです。



本来、インナーイヤー型イヤホンというのはカナル型を含めたイヤホン全体を指す名称らしく、区別するために耳に引っかける形のイヤホンのことをイントラコンカ型と呼んでいる人もいるようです。なかなかまぎらわしい話ですよね…。

本体後部にあるマイクロ多孔質フィルターを拡大してみたところ、細かい金属球がびっしりとくっついています。Bowers & WilkinsのC5やC5 Series 2と似たような構造で、音の散乱を抑えて耳にまっすぐ音を届ける役割のようです。もちろん穴が空いている分だけ音は漏れてしまうんですけどね…。

音質向上のために音を外に出す。必要以上に遮音性を追求する人も多いようですが、音を外に向けて出す設計は構造上の利点でもあるのです。遮音性を捨ててでも音質を求める、そう思うとすてきじゃないですか~。密閉型ヘッドホンと開放型ヘッドホンが違うように、カナル型イヤホンとインナーイヤー型イヤホンはあくまで別腹なんですよ。

LYRA Classicの場合はそもそもインナーイヤー型イヤホンという段階で音が漏れるようにできているので、外で使うよりも家で思う存分音を出して使うのがいいでしょう。少し音が漏れるくらいまで音量を上げてこそインナーイヤー型イヤホンの真価が発揮されるのです。カナル型イヤホンの連投で負担がかかってしまった耳穴に優しいのもいいところですね。

本体前面は通常のイヤホンより網目が多く、強めにフィルターかけてるのかなと思いながら見てます。あくまで推測の域にとどまりますが、こっちは良くも悪くも…な感じなのかな。

ケーブルはPU Silver Wireという名前があるそうです。いわゆる銀線なんですね。少し固めでコシ強めではありますが、クセが付きにくくベタ付きも少なく、一般的なものよりも扱いやすいケーブルです。リケーブルできないのがやや気になるところですが、リケーブルできる方がかえって弱くて壊れやすかったりもするもので、今のところはどっちもどっちなのかなと思ってます。リケーブルできるとケーブル交換で音の傾向を変えられたり、やろうと思ったらワイヤレス化もできたりと、いまどきの楽しみ方があるのはわかるんですけどね。

LYRA Classicはすでに製造終了していて、現在は後継機としてMMCXでリケーブルできるLYRA Natureが発売しているようです。見るからに弱そうなMMCX周りが気になってしまいますが、どうなんだろうなぁ~。

忘れないように音の話

Lotoo PAW5000 MkIIで再生時の比較です。

付属のスポンジパッド、羽根付きイヤーピースは装着してません。

ありがたい

  • 全体的に丸みを帯びた優しい音です。秋の夜長にもいいでしょう。
  • バランス的にはやや高音寄りですが、インナーイヤー型としては標準的です。
  • 音場の広さ。抜けの良さ。インナーイヤー型の魅力を存分に味わえます。

もうちょっとどうにか…

  • 価格の割にはひかえめな解像力。あともう少しだけ欲しかったな…。
  • 良くも悪くもあっさりで、じっくり歌ものに浸るのは向いてないかも。
  • 開放感がある分どうしても迫力不足に。特に低音域の量は物足りないです。
    (付属のスポンジパッドや羽根付きイヤーピース、ヘッドホンアンプの接続で多少改善されます。)

まとめ

何と言っても音場の広さです。前回のT3-02に引き続き空間系イヤホンと呼んでいいでしょう。構造上音場が広くなるインナーイヤー型イヤホンの中で比較しても明らかに広く、インナーイヤー型の新しい魅力を存分に体験できるイヤホンです。カナル型イヤホンとの使い分けも楽しいと思います。新しい世界が広がりますよ。

広さに特化しているからなのか解像度はやや物足りない感じですが、裏返すと聴きやすさにつながっていて、寝ながら聴くにはちょうどいいイヤホンでもあります。例えるなら薄味だけど飽きない塩ラーメンというところでしょうか。本体も軽くて、フィット感もいい感じなのも寝ホン向きなところ。断線に気をつけつつローテーションで使ってます。勉強用、読書用として使うのもいいかもしれません。雪の降る夜に、雪が舞うような音を…冬のイメージがあるのは冬に買ったからなのかなぁ~。

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カスタムキャストの女の子(9)

毎日毎日暑いですよね~。

先週で夏は終わったはずなのに~。

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