雑談回 ゲームのイベントのお話
今回の雑談回、内容はゲームイベントのお話です。
この記事を投稿したタイミングは
TGS(東京ゲームショウ)の開催時期だったのでこの話題にしました。
TGSでは様々な企業や専門学校、インディゲームクリエイターが
新作ゲームの発表をしたり、デモ版をプレイできるようにしています。
私は仕事の都合でビジネスデイにも行ったことがありますが、
一般の方がいないにも関わらず、
人気のゲームは長蛇の列ができているくらい盛況です。
さてそんなゲームイベント
東京ゲームショウはその中でも最大級ですが、
インディーゲームが主な対象となる小規模なゲームイベントもあります。
有名なところで秋葉原でやっているデジゲー博が有名です。
https://digigame-expo.org/
こういったイベントでは
インディゲーム開発者がパソコンやモニターを持ち寄り、
来場者にチラシを配ったり、ゲームを遊んでもらったりしています。
一見、コミケなどの同人イベントのゲーム版という印象です。
実際、各サークル参加者が長机1つ分くらいのスペースで
自分の制作物を参加者に見てもらう…という点は同じなのですが、
異なる点もかなりあります。
-違いその① ゲームは本やグッズと違ってなかなか完成しない-
当然ながら、同人誌やグッズに比べてゲームの開発はそんなに早くできません。
1つ開発するのに年単位かかります。
上記のデジゲー博は年に1回行われていますが、
去年開発中だった製作者さんが次の年もまだ開発中なんてこともよくある話です。
-違いその② 会場はコンセントは必須-
見せるものがゲームなので、モニターやPCが必須です。
タブレットで動画を流すだけでも効果はありますが
デモ版を触ってゲームに興味を持ってもらいたいという方は
これらを用意する必要があります。
そして主催者は、そんな機材を持ち込む会場の
すべてのブースで電源を用意する必要があります。
それもあってか
デジゲー博のサークル参加費は50000円とお高めです。
ただこれはゲームイベントによって異なり
・Indie Games Connect 2023 : 無料
(ただし60スペースが抽選形式)
・東京ゲームダンジョン : 5500円
(一度上のIGCに対抗して無料にして大赤字になったらしい)
など様々なので一概には言えません。
-違いその③ 基本的にモノを売り買いする場ではない-
同人誌のイベントやワンフェスに行ったことがある人は
おおよそ皆さん買い物目的だと思います。
しかしデジゲー博では
ダウンロードカードやゲームキャラのキーホルダー・シールを
売っている人もちらほらいらっしゃいますが、
なにも売っていないサークルがほとんどです。
基本的に体験版をプレイしてもらって自分のゲームを宣伝するのが目的で、
参加費を回収することはほぼ不可能です。
ただ、完全に無意味というわけではなく
宣伝することで完成したゲームの売れ行きが伸びることもあるので
その辺りは参加費と宣伝効果を天秤にかけて各々が判断するところだと思います。
一般参加をして見えてきた
同人イベントとゲームイベントの違いはこんな感じです。
今作っているロボット少女は
やっとこさ体験版と呼べる範囲が出来たばかりで
これからイベントに出展していくタイミングです。
色々とハードルはありますが
単純にイベント出展にも興味がありますし、
他のゲーム開発者とも知り合いたいので1度くらいは参加したいです。
東京ゲームダンジョンは次回が2024年1月らしいので
そこが目標になるかもです。
さてゲームイベントのお話、いかがでしたでしょうか?
今回はリアルのイベントの話ばかりでしたが、
コロナ禍もあってオンラインのゲームイベントも多く行われ、
直接ゲームをプレイヤーに渡さなくても
ブラウザ上で遊んでもらうことができるサービスのNoraなんかは
結構よさげでいつか試してみたいと考えています。
今後、この手のイベントで
ロボット少女のゲームを見たという方がいらっしゃいましたら
温かい目で見守っていただけたら幸いです。
それでは、また次回!