しあん / Garnet Bloom 2024/06/16 18:02

【因果律 Inside The Memory】1周年総まとめ

こんにちは!しあんです!
今年(2024年)7月18日で「因果律 Inside The Memory」1周年!
ということで、少し早いですが今回は因果律ITMまとめ(若干因果律TFCのこともあります)です!
※総まとめのためネタバレを含みます。
※かなり長文です。ご了承ください。

構想から5年以上。きっかけは「1人じゃ何も出来ない」

ずっとこれを親から言われ続けたことにありました。事あるごとに言われたので

「本当に?」

その気持ちがずっとありました。
そこから反発して意地でも1人で何か成し遂げてみせると思い、それなら何をやろうかと思って考え付いたのがゲーム制作でした。
当時はジャンル問わず、昼夜問わずで手を出すほどのゲーマーでいろいろ遊んでいたゲーム。
中でもミステリー系が好きだったこともあってアドベンチャー(ADV)に興味がありました。

好きなゲームで実現したい。

企画自体は学生時代からありました。
タイトルも、序章のサブタイトルがThe First Contact(以下、TFC)なのも同じ。

自分で企画して
ストーリー考えて
キャラ描いて
音楽もつけて
1人でリリース

じつはOPムービーもあります(公開は出来ないのですが(笑))

ただ、最大の問題は「プログラミングが出来ない」。
そこでいったんは諦めました。

ティラノスクリプトとの出会い

時が流れて、何かのきっかけかは忘れてしまったのですが、ノベルゲームコレクションを知り、いろんな方がノベルゲームというゲームを作っていることを知りました(ノベルゲームと言うジャンルを知らなかった)
ゲームエンジン(ティラノビルダー・ティラノスクリプト)も無料配布していることを知り、早速ティラノスクリプトをDLして「でもゲームプログラミングは難しいんでしょう?」と思いながら、ソースを覗くと見知った単語が並んでる(当時はコーダーやってました)

「これならイケる」

そこから一気にゲーム制作に傾いていきました。

▼ティラノスクリプト公式URL
https://tyrano.jp/

やるならとことんやりたい「Live2D」の導入

どうせやるならキャラを動かしたい。まばたきさせたり、口パクさせたりしたい。

TFC当時(4年前 / 2020年)は調べても資料があまりなく、試行錯誤の連続。
でもセリフと口パク、ポーズが連動した時は 「おおー!」 となりました。
あの時の感動は今でも忘れていません。

▼Live2D公式
https://www.live2d.com/

1人でどこまで出来るのか?自分への挑戦にシフト

ゲーム制作を1人でしているので、やっぱり壁にぶち当たる。

キャラは描ける(というか自分で描きたい)
コードをかけるので何とかゲームを作ることは出来る。
でも、背景が描けない。
音楽だって作れない。

でも、背景も音楽もゲームを彩る重要な要素。
いろんな方に遊んでいただく以上、妥協したくはありませんでした。

自分には出来ないこともある。
そこで考え方を変えて、背景を描ける方に依頼・音楽も音楽サイトで購入することにしました。

それからは自分には出来ないこともある。でも、何もできないわけじゃない。
それならどこまで1人で出来るのか。自分に挑戦したい。
その考えに変わっていきました。

振り切ったことをやりたかった

因果律 TFC・Inside The Memory(以下ITM)で澪が俊介を見下すシーン(通称ゴミ目)があり、TFCをリリースした時に最初は「やりすぎたかな?」と思ったのですが、意外と好評で変に寸止めするよりかはいいのかもしれない。と思い、因果律ITMでも振り切ったエンディングを作ることにしました。
(でも、ゴミ目が好評なのは意外でした(笑))

シーンのタイトルを一挙公開!

各シーンを作っている際、タイトルをつけているのですが、全タイトルを一挙公開!
「これ、どのシーンだ?」というのがあったら、見逃している可能性があるので、ぜひ見てみてくださいね。

01_プロローグ
02_ペンション探索
03_バー・アンダンテ
04_ペンション探索2
05_閉じ込められて
05-2_ゲストルームから脱出
06_疑問と疑惑の狭間で
07_ゴミを見るような目で
08_足音の主は・・・
09_自室で目覚めて
10_全員集合
11_真澄との会話
12_自己紹介
13_バーでさやかと会話
14_澪の秘密
15_00_フリータイム3
15_01_さやかと龍馬
15_02_部屋でくるみと会話
15_03_翔月の誘惑_翔月と俊介
15_04_翔月と澪
15_05_翔月と静音
15_06_俊介と冴
16_真澄の死体
17_俊介の秘密
18_くるみとさやかの恐怖
19_陸の孤島_橋爆破
20_長い一夜
21_00_フリータイム3
21_01_消えたくるみ
21_02_救出
21_03_翔月の独り言
22_真相解明_2通の招待状
23_01_翔月の日記
23_02_刺客
24_フリータイム_冴の部屋
25_混乱と錯乱
26_蘇る、記憶
27_澪の強襲
28_止まるか進むか
29_翔月の誘(いざな)い
30_二重の封印_蘇る、悲劇
31_叔父の手記
32_俊介vs澪 桐生俊介の独白
33_帰路を求めて
34_a_フリータイム4
34_b_冴の手帳
34_c_静音の狂気
35_一縷の望み
36_鍾乳洞_澪の一念
37_a_白い闇へと誘う鈴
37_b_プリズンオブメモリー
38_翔月vs俊介 翔月の告白
39_脱出 病院で
40_真の黒幕
41_彼女とともに

並べてみると結構長いですね(笑)

いろんな「俊介」がいていい

因果律TFC・ITMの主人公は桐生俊介ですが、実際にプレイするのはプレイヤーさん。
因果律ITMは探索パートが結構ありますが、いろいろ探索する「俊介」、最短ルートでプレイする「俊介」、人によってはいろいろだったと思います。
そこで最短ルートで進んでもストーリー破綻しないように気を付けつつ、どこの探索パートでも探索を楽しんでもらえるようにしつつ、出し過ぎてゲーム自体飽きないようにそこそこにボリュームを出しました。
楽しんでいただけていたら幸いです。

小イベント「くるみの生死」

ゲーム中、とある箇所でくるみを探しに行くか行かないかという選択をする箇所があります。
じつはこのイベント、してもしなくてもTrueENDは見られるのですが、くるみの生死が変わります。

・探しに行ってくるみを見つける → くるみ生存
・探さない。または探すを選んでもくるみを見つけない → のちに遺体で見つかる

ちょっとした小ネタですが、気になったらぜひ見てみてくださいね。

小イベント「静音の狂気」

こちらもゲーム中、とある箇所に行くと見れる小イベントで、こちらもイベント発生させなくてもTrueENDは見れるのですが、静音の人間関係が垣間見えるイベントになっています。

こちらも気になった方は見てみてくださいね。

使ったBGM、SE数は合計約100!

今回のブログを書くにあたって久しぶりに進行表を確認したのですが、使用したBGM・SEの数を確認したら合わせて約100。
作っているときは全然気にしていなかったですが、あまりの多さに自分でも驚きました。
いやあ、使いましたね!(笑)

翔月関連はクラシック曲

翔月は基本チャラいですが、過去は陰キャ。そして俊介に対して複雑な感情を持ち合わせているなど結構闇の深いキャラ。
この複雑な感情の持ち主にはクラシック合うかな、クラシック=翔月のイメージを持ってもらいたいな、と思っていたので、翔月関連に関してはクラシック曲を使っています(テーマ曲以外)。

購入したBL本は50冊以上

ルートによってはちょっとしたBLシーンがある因果律ITM。
前述した通り、(R-15を超えない範囲内で)振り切ったことをしたかったので、BLっぽいシーンを入れてみようと考え付き資料を求めて本屋さんへ。
ただ、それまでBLにはまるで縁がなく「どんな感じなんだろう?」と思いつつ、最初は10冊ほどジャケ(表紙)買い。
内容読んだり、BLカップリング事典なるものを購入していろんなパターンがあることを知り、「もっと深く知りたい!」と思い、毎週10冊購入を2か月くらい続けてました(笑)
最初は資料のつもりで10冊くらいで収まるだろうと思っていたのですが、気づいたら本棚がBL本用に開けていたスペースが埋まってしまい、ある程度は処分してしまいましたが完成までに50冊以上は読んだんじゃないかと思います。
毎週同じ本屋さんに買いに行っていたので「今度は何買いに来たんだコイツ」みたいな目で見られたかもしれません(笑)
なんていうか、沼は恐ろしいですね!(笑)

天啓か罠か。「ボイス追加」

因果律TFCをリリースした後、「ボイス追加したいなーでも出来ないよね?」と思いながら、なんとなくTwitter(X)のTLを見ていたら「ボイス関連のタグあります」のツイート発見。

「タグがある・・・だと・・・」

急いで調べて、タグでボイス追加・管理が出来ることを確認。
こうなるとやりたい欲が止まりませんでした。

「ボイス追加出来るなら・・・それならやるしかないじゃない!」

こうして傾いていったボイス追加。
因果律TFC、因果律ITMボイス追加のときのオロオロした感じは下記にて読めますのでぜひ読んでみてください(笑)

因果律TFC:CV募集の裏話
https://ci-en.net/creator/9856/article/476812

因果律ITM:CV募集の裏話
https://ci-en.net/creator/9856/article/1053379

ボイス募集を有償にしたのは「その道のプロ」と考えているから

ボイスを有償募集にしたのはクオリティに妥協したくなかったことと、上記のCV募集の裏話にも書いたのですが、ボイスをいただくのだから、お仕事に対して報酬(対価)はお支払いするべき!と個人的に考えていること、お金を支払っている以上、その方はその道のプロだと考えているからです。(2024.06.19追記)

幻に消えた「侵略者編」

じつは「ペンション「メビウス」内に宇宙からの侵略者が隠れている」というボリュームがありすぎたのでボツにしたルートがあります。
前述したとおり、ボリュームがありすぎて開発工数に間に合わなかったのでボツにしたのですが、このルートは結構好きなので、機会があったらやりたいですね(笑)

そしてPrison of Memory(POM)へ・・・

元々、「因果律」シリーズは三部作にすると決めていました。
ただ、「三部作にする」だけを決めていて、中身を全く決めていなかったので「そんなにネタ広がるかな?」と思っていたのですが、作れば作るほどにもっと広げていきたい・あと、意外(?)な翔月人気もあってシナリオが進みました(笑)
(個人的にPOMは翔月復活祭としているほどです(笑))

2024.6.30 23:59までCV募集をしており、まだまだ完成までは先ですが、個人製作のゲームということで気長にお待ちいただければと思います。
よろしくお願いいたします!

▼CV募集に関する詳細はこちら
https://www.innga.site/entry_of_prison_of_memory/

【宣伝】因果律 Inside The Memory

そんないろいろ詰まったゲームURLがこちら。

ノベコレ様:https://novelgame.jp/games/show/8322
PLiCy様:https://plicy.net/GamePlay/159901
Steam:https://store.steampowered.com/app/2819070/_Inside_The_Memory/

どれも無料なので遊んでみてください。

記事をお読みいただきありがとうございました!
次の記事でお会いしましょう!

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