satofumi 2020/11/27 20:00

動画として保存するあたり

今回は、いよいよモデルを動かしてその様子を動画として保存するあたりです。

RockVR Free を用いた Video Capture の動作確認

まず RockVR Free のデモで音付きで録画できるのを確認しました。使い方としては Unity 内の指定したカメラにプレハブを設定すればオッケーでした。ただ、Rock VR の Free 版だと生成した動画の左下にアイコンが強○的に描画されてしまったのですが、ちょうど良いことに Unity Asset Store がセール中で Pro 版が 50% 引きで $25 なので買っちゃいました。
ほとんどの場合、アセット購入に悩みかけたときは「自分で作るより早いよね?」って言い聞かせれば躊躇なく買えます。

動画ファイルの保存

そしてカメラマンの位置に記録するためのカメラを配置して先ほど購入した Video Capture Pro を適用し、モーションを確認するためのミラーも隠したときのスクリーンショットがこんな感じです。

そして、録画開始のためのボタンを配置して動作するようにしました。
ここまででとりあえずの録画が動作するようになりました。良いです。

録画をキャンセルしたときに生成途中のファイルが残る上に Lock されていて削除できない問題は、また後で考えることにします。そう、後できることは未来の自分に任せたいです。がんばってほしいです。

指定モーションの再生

そして、なんやかんやでクリップを組み合わせたモーションを再生しつつ録画できるようにしました。


↑録画中のアプリ


↑録画された動画

良いです!

ここまでで、本当に最低限の機能で実装し終えることができました。
繰り返します、良いです。
アプリでのプレビュー表示と録画した画像とではモデルとの距離が違ったり暗いのは未来の私が解決してくれるので後回しにして大丈夫です。

さて、リリースするレベルまでにはまだまだ実装に時間がかかるのですが、今回の実装を通して Unity とか VR に少し詳しくなれたので現時点で私は割と満足です。

そして、このツールを作っていて「VR のゲーム作りたいな」と思ってしまったので、今後はそっちのプロジェクトも進めようと思います。具体的には、現状の週3回の更新のうち、2回をこのプロジェクトに割り当てて、残り1回は別プロジェクトのデモの作成を行っていこうと思います。

今後の長期的な開発予定としては、

・週2回の開発(記事更新)は継続して行う。
・他人が使えるレベルになったと思ったら機能不足でよいので体験版をリリースする。
・1か月に1回くらいのペースで体験版のバージョンを上げる。

ということを考えています。

VR で作るゲームとしては「VR スナイプゲーム」「VR ボクシングゲーム」「VR 箱庭ゲーム」なんかを考えています、後は VR とは関係ないですけど日本のお城に籠城するゲーム "Bonsai Castles 2" の企画もそのうち書きたいです。

さて、次回以降は「開発者以外が使えるようにする」を念頭に置いて実装していきます。とりあえずは動画編集のパネルに挿入したクリップ位置にバーを描画するあたりから行います。がんばります。

次回の更新: 月曜日の 20時

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