クトゥルフのネタバレについて
はじめに
今回は「クトゥルフ神話TRPG」のネタバレについて少しだけお話をさせていただこうかなと思います。といっても僕の意見が絶対に正しいわけでもないし一個人の意見としてお聞きください。
※実況者として配信などでクトゥルフをした際にリスナーさん向けに書いている記事となっております。
クトゥルフ神話TRPGとは
この言葉を知らない方もいらっしゃると思うので一応説明を入れさせていただきます。
TRPGというジャンルのゲームの中で最も有名とされるクトゥルフ神話TRPG(COC)はダイス(サイコロのこと)を振ってアドリブでシナリオを進めていく対話型のゲームとなっています。
セッション(卓)ではKPとPLは対話をしながらシナリオクリアを目指します。
ドキドキしたりワクワクしたり、時にはシナリオに涙したり…参加する物語だからこその楽しさがこのゲームの醍醐味です。
一度きりの体験
クトゥルフはシナリオを楽しむわけですが、この体験はたいてい一度しか味わえません。
周回禁止のルールはありませんが、一度シナリオを知ってしまうとその面白さは半減する可能性があります。2回目の映画視聴を想像すればわかりやすいと思います。
つまりクトゥルフにおいてネタバレをされるということはそのシナリオを遊べなくなるということになりかねないわけです。
配信を見たり遊んだりして感想をいいたいのはやまやま。でもみんなから見れる場所に感想を書くのはやめよう!ふせったーやプライベッターなどワンクッションの置けるものを使おう。
ネタバレって何?
じゃあ絶対ネタバレはダメじゃん!となるわけですが、案外このネタバレのライン引きって難しいのです。
例えば「〇〇死んだシーンまじ泣いた」「あのトリックは〜〜〜をすれば解けた」とかは初見の人には困るコメントです。これはアウトなネタバレ(ワンクッションなどをするべきもの)だと思います。
難しいコメントというのは卓報告でロストしたということや、「すごく感動しました」「ハラハラしました!」とかです。いやよく見るし僕も最初は気づかなかった。けどこれってこのシナリオはロストする、感動系なのかとか戦闘シーンがあるかもなどシナリオのネタバレに含まれるのだ。これが難しい。
グレーゾーンのコメントは本当に難しいです。だからこそのミロク流対処法を以下に書いておきます。
ミロク流対処法
・グレーなものは全部ワンクッションをする
もう怪しいものやネタバレを含んでなくてもふせったーなどで感想を言うというもの。これが一番分かりやすくて誰も傷つかない気がする。
・シナリオのガイドラインをみる
クトゥルフというものが広まって、配信で遊ぶ人も増えてきた今日この頃。ラインを引くのが難しいためシナリオの作者様が対処法を提示している場合がある。
例えばこのシーンまではOK、ここからのシーンやこのNPCについてはアウトなんて風に。すごくありがたいです。
・ワードをミュートをする
Twitterはワードをミュート(見ないようにする)機能がある。タグや単語をミュートして自衛をしよう。
・怪しいものは聞く
ミロク卓ならミロクに聴いてもらえればいいしPL参加だったらシナリオの作者様に聞いても良いと思う。
最後に
今回紹介した例以外にもグレーなものもあって、ネタバレのラインは本当に難しいです。でも一番大事なのはその最初で最後の一回をKP、PL、リスナーさん全員で楽しめること。そのために自分が今からすることは大丈夫かな?と一度考えてくださると嬉しいです。よいクトゥルフ神話TRPGライフを!