散文 何となく思いついた言葉を適当に組み合わせただけのアレです。 きみがどこかへ行かないのなら わたしは黒いマジックで 愛の言葉を殴り書き どこかに埋めてしまいましょう わたしのなかに出口はない 沈む水の重さだけを 喉の奥にしみこませる 音の鳴る分割機 セロハンテープの切れ端が いつまでもこびりつく