吾神発行所 Jul/24/2013 19:14

クトゥルフ神話TRPG 公開シナリオ『変容』

探索者一人用のミニシナリオ『変容』を公開いたします。コピーしてお使いください。

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CoCシナリオ『変容』

◇はじめに
これはクトゥルフ神話TRPG用のシナリオである。舞台は現代日本を設定したが、改変によってそれぞれ調整してほしい。
必要スキル
・<運転(バイク)> シナリオ導入のために最低限必須。
推奨スキル
・<言いくるめ><図書館>

◇シナリオの概略
友人とツーリングにいく。
山で奇妙なキノコを見つける。
友人が触ろうとする。そのまま触らせるとAへ。止めるとBへ。
A.友人はキノコに感染してキノコ人間になる。そのまま行方不明に。
B.ある老人が訪ねてきて、キノコに触ったか?と聞く。あのキノコは「人間に寄生するんだ」と言っていくつかの写真を見せ、去っていく。

◇シナリオの背景
山に生えていた茸は「不浄の茸」である。詳しくは「マレウス・モンストロルム」参照。
基本的に彼を救う方法は存在せず、探索者は茸人間にならないように逃げるしかない。

◇シナリオへの導入方法
探索者はバイク趣味であること。友人の立ち位置はなんでもいい。学生時代からの友人あたりが妥当だろう。



◇NPC紹介
柊 翔平(ひいらぎ しょうへい)
職業:KPの裁量による 年齢:KPの裁量による 性別:男
STR=12 CON=15 DEX=9 POW=7 APP=12 SIZ=15 INT=10 EDU=15
SAN=35 マジックポイント=7 耐久力= ダメージボーナス=
技能 <運転(バイク)>:40 <機械修理>:20 <写真術>:35 <生物学>:15

◇クリーチャーデータ

不浄のキノコ(亜種)
詳しいことはマレウス・モンストロルム101p参照。
戦闘などは無いのでステータスは省略。

◇シナリオ
◇導入:ツーリングのお誘い
季節は秋。紅葉が綺麗な頃合いだ。そんなある日、探索者は友人である「柊 翔平」から週末にツーリングに誘われる。
駅前の集合場所からバイクで片道1時間半ほどの「三つ子山」というのが目的地らしい。
柊は写真も趣味であり、その三つ子山は紅葉狩りの穴場らしい。
(約束の日程までは、後2,3日余裕がある。探索者はその三つ子山について調べてみてもいいし、なにもしなくてもいい。)
(三つ子山について調べる→インターネットを使って<図書館>に成功すると、心霊スポットとして有名であることがわかる。
そこは、「呪われた山」で、特に秋に行くと山から帰ってきた人間が呪われてしまう、という。
ただ、それ以上の詳しいことはわからない。)
(ここで、探索者はツーリングを断ってもよい。ただし、いくら心霊スポットであることなどを話して説得しようとしても、柊は一人でツーリングに行くことになるだろう。)

◇ツーリング当日

当日は秋晴れが気持ちいい天候となった。
(ツーリングを断った場合、そのまま後日まで飛ぶ。)
午前中、駅前で待ち合わせをし、二人はバイクで三つ子山へと向かった。
木々はすっかり紅葉している。二人は展望台にバイクを止めて、遊歩道へと入っていく。
しばらく紅葉を堪能し、柊は写真を撮る。

すると、柊が何かを見つける。それは、群生したマッシュルームの様だった。だか、色と香は常に変化し、直視してもまるで視覚障害にあったかのように焦点が合わせられない。
そして、その周りには他の植物は一切生えていなかった。

柊は写真を撮った後、素手でそのキノコをつまもうとする。
(ここで探索者は止めることができる。また、手袋越しなどで触っても感染は起きないが、その手袋は燃やすか化学薬品などで処理しないといつまでも胞子が残り続ける)

キノコを素手でつかませた場合Aへ。
<言いくるめ>などでキノコを掴むことを止めた場合はBへ。

◇ルート分岐:A。キノコを掴んだか、ツーリングを断った。
ぬめりがあって気持ち悪い、と言って柊は摘むことを辞める。そして、気分が悪くなった、と言って今日はもう帰ることにする。
(それから一か月間、柊と一切連絡がつかなくなる。)

一か月後、柊と共通の友人から「柊と全く連絡が取れない。」と相談を受ける。電話などをしても一切連絡がつかない。
何かあったのではないか、というために彼の住むアパートへと向かう。
彼のアパートは鍵がかかっている。<鍵開け>を行うか、アパートの管理人を<説得>か<言いくるめ>すれば開けてくれるだろう(ここ一か月彼の姿を見ていないために管理人も不安を覚えている)

彼の部屋に入ると、ワンルームの部屋の隅で、体育座りをしてうつむいている友人の姿があった。
彼に声をかけると…
『…柊はゆっくりと顔を上げた。探索者達は凍り付く。彼の、顔の、いたる「穴」からおぞましいことにあの山で見たものと同じキノコが生えているではないか…!!
柊は、目玉を押しのけてキノコが生えている双眼で君たちを見ると、「あ…あ…」といって、やおら立ち上がって襲い掛かってきた!』
ここで正気度ロール。1D4/1D10。

<目星>に成功すると、彼の体中が穢れた粘液のようなもので滑っていることに気付く。ここで<アイデア>ロールをすると、あの粘液に触れると感染してしまうということに気付いていしまい、1/1D6の正気度喪失。

キノコ人間となった柊はDEXが4になる。また、逃亡しようと思えばいつでも逃亡できる。ただし、タッチによる感染:100%を毎ターン行ってくるので、注意すること。

逃亡すると、柊はそのまま行方不明になってしまう。
■エピローグ
それ以降、柊は行方不明となった。
だが、彼はもはや人間ではない。今も、あの人型の姿で、同類となるキノコ人間を増やそうと社会に潜んでいるのだろう…

◇ルート分岐:B。キノコを触るのを止めた
柊は、「そうだな。気持ち悪いし、触るだけで腫れたりするかもしれない」と言って触ることを辞める。
だが、今日は気分が悪くなった、と言って帰ることになる。

後日。探索者の家に一人の老人が訪ねてくる。
「先日、三つ子山に行ったか?」「あの山で、奇妙なキノコを見なかったか?」「まさか、そのキノコに触ってないだろうな?」と聞いてくる。
実は、あのキノコは「人間に寄生するおぞましいきのこで、素手で触ると胞子に犯され、細胞組織がスポンジ状になりキノコ人間となってしまうおぞましいきのこであるという。
そういって、老人は数枚の写真を見せる。そこには、体からキノコを生やした若い男性の死体と、解剖し、体の肉などが全てスポンジ状になっている腑分け写真を見せる。
正気度ロール。1/1D6 <クトゥルフ神話>を1D3得る。
老人は、「息子だ。」「これ以上、あのおぞましいキノコの犠牲者を増やさないように、山に入る人間にはこうやって注意している」「もし、あの茸を見つけても決して触らず、燃やすかすぐさま立ち去れ」と言って去っていく。

もし、この話を柊に話せば、以降彼は山に入れなくなってしまうだろう。

■エピローグ。
あの話は真実だったのか、あるいは嘘か。狂人の妄想かもしれない。
だが、あの現実では説明できないようなキノコは、今もなおあの山にあるのだろう…。

◇クリアボーナス
A.なし
B.1D3正気度を回復する

改変は自由ですが著作権放棄はしていませんのであしからず。万一、改変して二次配布等する時はどこかに著作権表記お願いします。

例: この作品は吾神発行所様の「変容」を改変したものです
吾神発行所の電子書籍
URL http://b.dlsite.net/RG21607/

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マタ○ゴみたいなシナリオです。普通にプレイしてればBだと思いますが、Aにうっかり行った場合はえらいことになります。

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