広川なつき 2022/06/03 23:39

鑑賞記録 2021年1月-2

遅くなってしまいましたが2021年の作品鑑賞記録です。
振り返ると2021年は自分にとってサイバーパンク作品がすごく充実した年だったので素敵でした。偶然にも似た作品が続くことってありますね。

映画『月世界旅行』

映画の元祖であり特撮の元祖でもある感じのジョルジュ・メリエス監督の映画。2011年に公開された着色復元版を観たよ。
画面作りが楽しくてアニメーション的な面白さもある。
ストーリーも意外性があって良いね。当時このSF物語を映像化しようとしたこと自体もすごい。
あとこのバージョンはフランスのAir(エール)というバンドが音楽をつけていて、その音楽がすごく好き。ちょっとレトロな雰囲気がありつつもアップテンポなポップスと、昔の映画でありながらものすごく凝った画面作りのメリエスの映像という組み合わせがなんかめちゃくちゃ楽しい。アルバムも買った。

映画『メリエスの素晴らしき映画魔術』

ジョルジュ・メリエスのドキュメンタリー。改めてメリエスの映画の特撮のすごさが分かる。当時にしてはすごいとかじゃなく普通にすごいことをやってるので感動した。
本当に美しい世界を作るための執念のようなものを感じる。

ゲーム(PS4)『サイバーパンク2077』

1月にクリアしたのでとりあえずここに載せたけど、今現在もPS5版にアップデートして遊び続けてるゲーム。
最初はPS4で遊んでて、評判通り動作が不安定でエラーで落ちたりもしていたんだけど個人的にはそれでも別に気にならなかったなあ。むしろストーリー中に登場するサイボーグウェアのような不安定さを実感しながら遊べる(?)
とはいえ今のPS5版は当時と比べてグラフィックがかなり進化してるので、そういう意味では今のバージョンをやるべきだと思う。
舞台となるサイバーパンクな街、ナイトシティに迷い込んだような気持ちで、街で起こるいろいろな出来事に巻き込まれるのを楽しむのがよいです。

映画『STAND BY ME ドラえもん』

山崎貴監督の3Dアニメのドラえもんです。
さすがにCG映像がきれいで未来都市の表現がとてもよいですね~
ジャイアンマーケット(剛田雑貨店)が大企業になっていることを看板で表現しているのが良い。それにしてもこの未来都市の場面は同じ看板がやたら目について、スポンサーなのかトヨタとパナソニックに支配されているかのような世界になっている。日本企業に支配された未来都市というのはサイバーパンクものでおなじみの光景なので、ナイトシティの暮らしに慣れた自分にとっては見慣れた風景でした。奇しくもサイバーパンクものが続いたということで。

ではでは

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