キャラクターと出会う
なんでこのゲーム制作が停滞していたかって言うと、
主人公氏の性格が全くつかめなかったんですよ。
この天使さん、天使みたいな見た目はしているんですけど、
とにかく皮肉屋で、差別主義者で、人間嫌いで、嫌な奴なんですね。
過去最悪に嫌な奴です。
まぁその結果、体の節々を永久的に失ってしまうことになるわけですが。
で、人間嫌いの主人公が、
どうして世界と人間を救うべく疾走してくれるのか、
ゲーム作ってて1年以上わかりませんでした。
が、この間やっとわかりました。
なので、やっとストーリーが繋がりました。
パズルのピースがはまったというか、
多分これなら全く問題なくゲームが進行する。
かの漫画家、萩尾望都は言いました。
「キャラクターは作るのではない。キャラクターはやってくる」
私がなんかを作る時は、これが一番近いです。
「盗賊っぽい人いませんか~」「僧侶っぽい女の子居ませんか~」と脳内で募集をかけると、やってきてくれる。
それから、そのキャラと向き合うことによって、そのキャラがどんなキャラなのかがわかってくる。掘り下げることができる。
これが私の、お話の作り方です。
ところがどっこい、この天使さん、私の脳内にやってくれたはいいものの、
とにかくつかめないやつで、なんと3年その正体を教えてくれなかったというキャラです。一時期私は本当にこいつが嫌いでした。
(キャラデザは3年前、ゲームの構想自体は1年前)
でも今はすごい好き。大好き。
だからきっとこのゲームは面白いものになる。
たぶん。
で、このゲーム、いつ完成するのかって考えたときに、
ぶっちゃけ全く読めない。
というのは、もう立ち絵もマップも細かいところは全部完成してるから。
あとは戦闘調整とストーリーぐらい。
でもどれだけ早くても3か月はかかるかな。
だから多分半年以上はかかるでしょう。
どのぐらいかかるのかなぁ…。
早くプレイしたいな……。
それでは。