Mulberry Sheep 2024/09/07 22:43

楽曲紹介「Tender Candy feat. 唄音ウタ」

UTAUを使った曲をつくってみました。
今回は少しポップな気がします…。


Tender Candy feat. 唄音ウタ


元々は渋谷系にするつもりでアコースティックな編成で編曲していたんですが、最後に唄音ウタの声を合わせたら全然マッチしなかったので、全部テクノっぽい音に直した経緯があります。
歌に登場するなんか性格の悪そうな主人公は、2年前に投稿した「Cotton Candy」という曲の主人公と同一人物として作詞しました。
Cotton Candyで過ごした1日の流れをTender Candyでなんとなく確認できる、みたいな…
時系列的には“木陰の下で~”の辺りから前作の歌の直後に繋がるという感じです。
歌詞に登場する「先頭のカード」は“先陣を切る勇敢さ”と勘違いされてしまうかもしれませんが、彼女はタロットの大アルカナカード“愚者”のことを言っています。






せっかくなので前作も紹介しますね。

Cotton Candy feat. AquesTone2



2022年に投稿した作品です。
“現実逃避”がテーマだったんですが、似たコンセプトを暴言や否定を使って表現される方が多いなと思っていたので“甘く・柔らかく”することを最優先して作曲しました。
現実から離れるわけなので、細かく転調を繰り返しています。(Tender Candyも似た響きですが現実の話なので多分全部借用和音です)
Cotton Candyは彼女の頭の中での話なので、最初に曲の長さを決めて、パートを分割して、Aメロ・Bメロ・サビ等それぞれの始まりのコードを決めて、各パートに繋がるようにして…みたいに完全なロジック型の作曲だったんですが、Tender Candyは彼女の体験した感触をそのまま入れたかったので割と感覚で作って変だったら代替案で埋めて…みたいにして作ってます…。


イラストのキャラは、自分の中では同一人物です。
Cotton Candyと同じようなタッチの動物っぽいキャライラストも描いたのですが、Tender Candyはニコニコの「ぼかえり2024夏」というイベントに参加予定だったので、より人間に近いデザインに描き直してみました。
指の数が足りないのは元々彼女が人間ではないからです。





没になったイラストも載せてみますね。


点みたいな線を引き続けるだけで1週間かかりました。
こういうちまちました作業が大好きなんですけど、時間がかかる割に得られる経験値が少ないので意識的に控えています…

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