Steamストアページを公開しました
初めまして。彩羽です。
SRPGStudioというツールで、デッキ構築ローグライトの要素を取り入れたシミュレーションRPG「時巡る宝石精霊」を開発しています。
先日ストアページを公開しました。
告知ツイートでは販売自体を開始したと勘違いさせてしまい、紛らわしい書き方になってしまい申し訳ない……。リリース自体は2024年中を予定しています。
https://twitter.com/iroha_srpg/status/1725699690027692308
数ヶ月前まではフリーゲームとして公開するつもりでいたのですが、Steamでの販売にチャレンジしてみたいと思い、方針を転換しました。今日はその理由(大した理由ではない)と、現時点での状況について纏めてみます。
ちなみにCi-enを始めたのは、今後は「#スーパーゲ制デー」のタグを使わないことにしようと決めたからです。ふりーむ!さんの企画タグなので…。宣伝と制作記録を残せる場があるといいかなと思い、Ci-enを始めるに至りました。
Steam販売に至った理由
Steam販売に至った最大の理由は、単純に有償で販売するのに憧れていたからです。個人でゲームつくるうえでのひとつの到達点というか…。デッキ構築ローグライトはSteamで販売してブームになったものが多い(?)と感じている部分もあり、憧れの作品と一緒に並んでいたら嬉しいなと思いました。
次点での理由として、気兼ねなく素材にお金を掛けられるようになるからというのもあります。かなりフリー素材にお世話になっているものの、すでに数万円単位で制作費が掛かっており、今後もまた数万円単位でお金が飛ぶ予定ではあるので、そこを補填できるのはありがたいです。
ちなみに「稼ぐ」「収益を出す」という視点ではあまり期待していません。インディーゲムといえどクオリティの高い作品が周りに多すぎますし、変に夢を持たないほうが精神的に安全だと思うので…。
一方、フリーで公開する最大の利点はより多くの人に遊んでもらえる可能性が高いことだと考えました。そこは天秤にかけたうえで非常に悩んだのですが、フリーで公開した場合と有償で公開した場合でプレイ数を比較することはできないので、より後悔のなさそうな方を選びました。もしこれが作品になったとしても、後悔が残らないくらいやりたいことができたらなと思っています。
なお、SRPGStudio製といえば基本フリーゲームという流れが強いなかでこの判断に踏み切れたのは、先駆者の存在があってこそでした。
同じくSRPGStudio製でSteamで公開されている、リトルハーツという作品です。とてもオーソドックス遊びやすい、万人にオススメできる作品です。私も楽しんで最後まで遊ばせてもらったので、まだ購入していない方はぜひ!
https://twitter.com/LittleHearts_S/status/1598694519402557442
現時点での状況について
一般に、Steamでゲームを販売するときは、ゲームの公開よりも先にストアページを作ってウィッシュリストに登録してもらう(ウィッシュリストマラソンとか呼ばれているらしい)のが有効なやり方らしいので、私もそれに追従しました。
ありがたいことに、現時点でのウィッシュリストは700件を超えています! この数字がどれくらいのものかはよくわからないのですが、少なくとも自分が想像していたよりは遥かに大きい数字です。1年前に配布した体験版を遊んでくださった方からもたくさんの反応をいただき、とても嬉しかったです。
そしてTwitterフォロワーの方以外にもたくさん登録いただけたのですが、この時点だとほぼゲーム内容が見えない状態なのにここまで登録数が伸びたのは、七三ゆきさんのイラスト(七三ゆきのアトリエ)のおかげで期待感を醸成できたからと考えています。本作は七三ゆきさんと切り離せないくらい依存しきってますが、改めて感謝を! 直近ではタイトル画面を依頼して素敵に仕上げていただきました。
今のところはネガティブな感情はないものの、有償での販売になる以上、今後数字に振り回されてメンタルをやられることは不可避だと思います。一方で数字がモチベーションに寄与することもあり得そうです。
最終的にはちゃんと続けること・完成させることが最重要なので、うまい距離感で付き合っていきたいですね。
おわりに
というわけで、今回は以上です。ゲームの中身に全く触れられませんでしたが、今後は具体的な進捗なども書けたらなと思ってます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!