「妹ーたるサヴァイバー!」制作進捗+vroidとホコグラについて
RPG maker uniteで制作している長編RPG「妹ーたるサヴァイバー!」の進捗報告です。
前回までの報告では・・・
フィールド、ダンジョンマップの構築が完了していました(まだ装飾は残っていますが)。
今回の進捗報告
①各町の家の中を作成終了。
全部で50軒ぐらいでしょうか。
これも含めると全体のマップ数は400越えました。
ただこちらも上記と同様に家具類はまだ修正の余地有り、の状態です。
②各町の外のモブキャラ配置終了。
引き続き家の中のモブキャラを配置している最中です。
③キャラクタのホコグラを作成中。
今のところ20体ぐらい追加しています。
今回はこのホコグラの作成法について少し追加で説明していこうと思います。
RPG maker uniteでは初期購入特典で3Dキャラクタコンバーター(以下3DCCと略)を
無料で入手することが出来ていました。今はsteamで有料販売の形になっています。
この3DCCは3Dモデルのvrmフォーマットを読み込んで2D向けのホコグラにすることが出来ます。
そしてVRMはvroidから作成する事が出来るのでホコグラ作成を次のような流れで量産可能です。
Vroidでキャラクタ作成→vrmで出力→3DCCに読み込んで2Dのホコグラ化
2DのRPGのホコグラはそれ程大きいキャラクタサイズには普通はしないと思います。
ですのでvroidで出力するキャラクタはそれほど細かく作り込む必要は無くガンガンホコグラを大量生産する事が出来るのです。
モブキャラのホコグラが全然足りない、という話を良く聞きますが
3DCCを使えばその問題を解決することが出来ます。
しかし色々作っていく内に大半の人が思います。
もっと大きいサイズのホコグラ作れないの?!
3DCCでホコグラのサイズ設定は次の5種類が可能です。
98×148(デフォルト設定)、48×48、64×64、128×128、256×256
最大でも256×256なのですが実際にこのサイズでホコグラを出力してみると
あまり大きく見えません。ボスモンスターはもっと大きいホコグラにしてみたいですよね?
そこで設定を書き換えて大きいサイズのホコグラが出力出来るようにします。
設定ファイルは以下の3DCCのインストール先アドレスに格納されています。
インストール先\RPG_Maker_3D_Character_Converter_win\RPG Maker 3D Character Converter_Data\StreamingAssets
上記のフォルダ内のframe_settings.jsonをテキストエディタで開きます。
すると次の図のような設定値が書き込まれています。
ここで48×48,64×64など使用頻度が低そうな設定値を置き換えるのが間違えにくくて簡単な方法だと思います。
これをキャラクタの各動作ごとの設定値を好みの値に変えていけば良いのですが
Uniteのキャラクタの動作は戦闘の分を含めて全部で18種類あります。
全部設定し直すのは骨が折れると思いますが
モブキャラだと歩く動作と精々倒れる動作ぐらいなので
「down」「left」「right」「up」「fielddamage」の設定を
変更するだけでも問題はありません。
また色々試したところ500×500越えた辺りからuniteで読み込んでもキャラクタが大きくなりませんでした。
現在は480×480、即ち5×5マスのサイズまでにしていますが
それでも結構大きいキャラクタが動画のようにドカドカ歩くホコグラが作れます。
後はvroid以外で3Dモデルを揃える事が出来ればモンスターでもなんでもやりたい放題出来ます。その辺りの話はまた次の機会に。