Libra/3
鳥の目で見渡して
ふうん……純粋な人間、ってのは案外多くないのかも
亜人に獣魔に、果てはよくわかんないやつ……ってアタシもか
まあそりゃあそう、その半分が『霊の国』──
非科学的だとか、ケチ付ける前に腹の中──なら調べるなり逃げるなりしなきゃ
……戦うってのもいいかもしんないけどさ
後々になって困っても知らないかんね
物質の国に、霊の国──
ここでは、『Libra』の世界に登場する、キャラクターの一部をご紹介します。
エマ
普通の女の子と自称する、儚げな少女。
内向的で悩みがちだが、誰かの力になりたいと願う。
生い立ちの秘密が、そのまま力に変わる。
「ひとを助けたいって思うこと、そんなに……変かな?」
ロナ
ピンチに颯爽と駆け付ける、兎の獣人。
身体は機械に取って代わりつつあるが、心はヒトのまま生きている。
たとえ重装備であろうと、苦もなく扱う。
「目指すは頼れるヒーロー、ってとこかな──頑張るよ」
クナイ
とある亡国に通じるという、刀使いの末裔。
あるがままに生きているが、その内面は情に厚い。
その刀は、極めれば何でも斬れる。
「皆違えど手を取り合って、生きていける──見せてよ、その未来」
アリス
夢の中で生きているという、正体不明の存在。
不幸にも出会ってしまったのなら、まずは彼女の機嫌を損ねないことだ。
呪いと機械の融合が、対象を焼き尽くし殺し尽くす。
「戦わないよ?今は、まだ──」