麻木ななみ May/10/2024 18:03

同人ゲームの体験版についてアレコレ

 サークル制作のノベルゲーム

『 繭イのカランコエ 』体験版

が公開されました。というか、遂にしました。

 ダウンロードはBOOTHにて☆(隙あらば)


 この記事を読んでくれている人がプレイ済みなのかは解らず、そもそも今でこそ「 あ、そんなのやってたんだ 」「 だからって、こんなとこで何を書くの? 」なんて、思う方たちでも溢れそうな頃合いなのですが、せっかくなので……みたいなマインドで、ホントは公開される前から、これを書いています。



 初めましての人は、はじめまして。

 おそらくこの記事は初見で読んで頂いても、ワケが解らないと思います。

 書いてる私も判りません……何も有益なことは無く、身内話と内情が説明無くただただ続く記事となってしまうので、ブラウザバックを推奨します。



 ではでは……。

『 繭イのカランコエ 』はもともと「 こんなの作るよ / 作りたいよ 」って感じのα版が存在しており、

 2022年のコミックマーケット冬にて〝α版がプレイできるダウンロードカード〟たるものの頒布もあり、そこで初めて触れてくれた人もいるんじゃないかなー?と思います。

 そこから沈黙を続け、長い時間かかり、今回ちゃんと「 体験版 」としてですが魅せられる出来のリリース運びとなりました。


 なにせ、α版は立ち絵にも色が付いて無い!

 背景やCGはラフ画だらけ!!

 シナリオテキストは無茶苦茶で文法の間違い、誤字脱字の嵐!!!

 システムや演出は何もかもが歪で足りてもいないっ!!!!


 そんな、どこへ見せても恥ずかしいものでした。

 ……シナリオ関係だけは、いまだあんまし治ってないかも。書かせて貰ってる私が国語レベル1のままなので……。

 エゴサたまにしたり、制作を見守って下さっているユーザーさんを監視……観させて頂いたりしていると、まだそんなα版を持ってるよーなんて情報も流れてくるので、正直これはキツイ。

 今すぐゴミ箱へとダンクシュートさせてください。お願いします。


 だから今回はちゃんと見せられるものを発信し、上書きしてやろう~!って気で「 体験版 」を出させて貰いました。


 諸事情によりゲーム序盤に関して、仕様の変更が起きてしまったり、素材の完成を後回しにせざるを得ない環境だったりで、今回まで漕ぎつけるのも大変な時間を頂きました。

 でもイイ感じに『 繭イのカランコエ 』を体験して貰える、触れて貰えるモノになったんじゃないか!? と、自分に対しての手応えも感じている。

 これも付き合ってくれているスタッフさんたちのおかげです。

 私からふわふわなワガママがとんでくるのは、申し訳ないばっかり……とことんプロデューサーやディレクターなど向いて無いな、コイツと。

 自らを俯瞰しています。




 ここまで、そしてここからは、さらに身内話や裏話の公開しかありません。ホントにブログ気分。

 そういう場としてコレを書いてるのもありますが、まだまだ続くよどうでもな話が長くどこまでも。

 聞いたこと(見たこと)ある話も交じってきますかも。

 相当な興味が湧かない限りは、そろそろブラウザバックをオススメします。

 今回は画像素材も特に用意出来ず、ただ文字が簡素に並んでしまい、だいぶツマラナイですので―――




 さて、じつは制作にあたって、内部でもスタッフさんへ発注などやり取りしてても、素材がゲームとして組み込まれプレイをして貰う、貰えることはなかなかありません。

 大きい理由としては、監督とシナリオとスクリプトをさせて頂いてる私が、個人で連絡を取り持ちながら、日々黙々と作り、大きく、細かく調整を繰り返しているせいです。


 なので私から
「 現状こんなになってます 」
 と制作してるデータを見せない限り、スタッフさんたちにも未知数なゲームとなっているのが『 繭イのカランコエ 』という作品だったり。


 なんて最悪な現場なんでしょうね。なんでこんなヤツ(私)が制作を指揮しているんだ。

 シナリオやキャラクター設定なんて、口頭でスタッフ2人ほどに話しているだけで、

 この企画、作品にはみんなに共有できる企画書も無ければシナリオプロットも存在しない。(一度物語序盤の流れみたいなのを説明する機会はありました)

 どう進んでいくのか、なんの素材があって、足りていないか、周りは訊かなければ何も解らない。

 なんて最悪(以下


 だから今回、かなり久しぶりにスタッフさんへも
「 これが体験版で出す予定の仕様です。こんな感じの出来です 」
 って提出をしました。


 体験版を出すにもあたり、悩む要素があったので意見なども欲しかったんです。

 ズバリ、それは『 収録するシナリオ範囲 』という、いわば尺の話でした。


 α版のときは大体、長引けども40~50分程度のプレイができる範囲でありました。

 速ければ30分とかで読めて、プレイは終わるのではないでしょうか。この時代の、通常の美少女ゲームと違い、ボイスが無いですからね。(欲しいけれど……)

 そして今回の体験版は、そのα版の範囲に+アルファしたものを予定していて(体験版でα版リメイクみたいなつもりであった)、全体尺として90分程度のプレイが出来る範囲で収録するつもりでした。


 ただ、もしかすればこれでもなんとなく尺が短いか……?

 いや、尺よりお尻の切り方が悪い気がするな……。

――という悩みを持ち始め、20~30分シナリオを収録に追加するかどうか考えていたのです。


 そして〝事〟は起こった―――


「 んーこれではいけません……いけませんよ…… 」


 そう呟き始めたのはスタッフG……こと、ぎゃばんさん。

 普段から頻繁なシナリオチェック・テストプレイを行ってくださる、プレイヤーとしても意見に立って貰い易い、彼は云う……。


「 この収録範囲では、下手……! 下手だなぁ……ななみさん。体験版としては……ここ……っ! ここまでを入れてこそ……『 マユカラ体験版 』……! 」


 と、ハンチョウさながらで力説する ぎゃばんに
「 ほ、本気ですか……!? 」
 と震える私、麻木の姿。


 色々盛りすぎましたが、そんな意見と説得により急遽、体験版の収録尺は私の想定とは変更になりました。


 結論から言ってしまうと、倍(以上)になった。

 収録シナリオ範囲、初期想定の倍。体験版は、3時間近くのプレイ時間が目安となります。


 ……同人ノベルゲームの? 体験版で? 3時間……!?

 この作品ってボイスも付いてないんだけど!?


 少なくとも私はこの現代でそんなものを聞いたことはないので、まさしく「 正気で? 」とも言いたくなるのですが、こうなってしまいました。


 前述でもありますが、シナリオをプレイチェックして下さるぎゃばんさん、えらく気に入って下さったシナリオパートがあり(有り難いことに)、そこをどうしても入れられませんか?、と推されました。なんだったら、

「 みんな好きになってくれるはずだから、途中経過のシナリオ省いてでも、そのパートだけは収録すべき! 」

 とすら言われたのですが、さすがにそのパートだけで、成立するシナリオの構成をしてはいません。


 しばらく思いあぐねた末、

「 うーんそこまで全部収録しちゃれ!! ぎゃばんさんを信じます!!! 」

 って勢いもあって決まりましたね。


 そんなわけで、物書き素人の私が書いた駄テキストを、ただただ、ただただ3時間近くも読まされる苦行のような体験版を、宜しくお願いします。

 これを書いてる今から反応なんかが怖いです、マジで。

 イラストレーターの創るノベルゲームだけあって、イラスト関連は良いのですがそれ以外のことになると、だいぶヤバい。きっとヤバい。

 プレイしてくれる方には、生暖かい目で見て貰えたらと思ってます。それか脱落、放置のオチ……。


 お試しとしての体験版だったはずなのに、これはお試しと言えるほど付き合って貰える量なのかなぁ……。



 一応、スタッフさんや知人(のちサークル加入した絵描きさん)たちと、体験版のテストプレイをみんなでやりました。

 10人以上が集まって共有プレイでチェックする状況は、かなり心臓に悪かったですが……。

 ここまでのようにネガティブ全開な私に反し、ゲームとしての出来にスタッフさんや初見で観てくれた知人絵描きさんたちの反応は思いのほか好く、「 なんてあったけぇんだ…… 」ってしみじみしました。もっとボコボコ殴られると覚悟はしていたので。(本当はみなさん殴りたかったのかもしれませんが)


 まだ体験版を触れられてない方がここから先を読んでいると、少しネタバラシにはなってしまうのですけれど、まだ本編に出てこない登場人物が何人か居ます。

 なので判断もつかないものとは思いつつ、作品内で誰を好きになったり、気になって貰えるかが、実はちょっと気になっています。


 当たり前ですが登場人物全員にそれぞれ思うこと、考えていること、経験していること、していくことが存在してます。

 一見ぽっと出ぽいサブみたいな人物たちにもバックボーンがちゃんとあるわけで、麻木としては体験版を触れてくれた、触れてくれる方々、そのさきも『 繭イのカランコエ 』の世界を気にして触れてくださる方々に、この人物たちが今、何を想いながら行動や発言をしているのか?

 そういったものを少しでも気にして貰いながら世界観などに触れてくれると、お話を書かせて頂いてる立場としてはとても幸せであります。


 自分で言っちゃうのもナンセンスの極みですけれど、人物たちや起こる事象に「そういうことか!」と後々で納得して貰えるよう、運びへのためかなり緻密に、丁寧に糸を張り巡らし、繋いでいるつもりです。


 それを少しでも感じ取れるヒントのようなものを、随所に要素として出来る限り練り込んでます。

 あまりにもわざとらしいモノも入ってたりするので、どこをどう正しく受け取って貰えるかとかは作り手、書き手の楽しみかもしれません。


 素人ながらに序盤からの材料でも考察なんかがかなりして貰えるんじゃないか……なんて、あまり言いすぎるとまたハードル上がるな……やめとこ。

 所詮は素人のやること、素人の浅知恵……

 そんな体験版は体験版、きっと何も解らない。


 ただ唯一、大きく言えることは

「 テキストに出ない動作を表現できるがゆえの、ビジュアルノベル 」

 これを意識はかなりして、演出を書いています。

ナゼこの人物はこのときに、こんな反応、こんな顔をしたの……?

 をプレイヤーが考えさせられる作風が、私自身が好きです、はい。




 そんなわけで何かに耐えきれなくか、長々とここまで書いてしまいました。


 怖い怖いと思っていながらも、プレイを、作品に触れて貰えることを嬉しく、ドキドキしています。

 きっとお話や文章面に関しては決して褒めては貰えないだろう……と感じながら、1の賛が視れるといいなぁ、なんて。

 Xでタイトルと一緒にだったり、#繭イのカランコエ だとか #マユカラ だとか、ハッシュタグなど付けて感想頂けると、エゴサして見に行け易いので正直私は数少ない賛を書いてネットの海へ放ってくれると嬉しい……。


 あとこれは勿論なことなのですけど、やはり絵描きさんが集まり制作しているため、立ち絵やCG、彩色なんかを褒めて貰えるとクリエイターさんたちにも顔合わせることができるので嬉しいです。

 グラフィック面でも私が口を出し過ぎたりしているせいで、付き合って頂けているのに誰にも言って貰えないなんて報われ無さ過ぎるので……。

 みんな頑張ってくれている結晶たる作品『 繭イのカランコエ 』を宜しくお願いします。


 ……まだ体験版であり、製品版制作はここからも続くのですけど。


―――体験版は出来たし、公開もされた。

 さあ、そろそろ本気で創りはじめなくちゃ―――

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