鎖付鉄球工房 2023/11/19 20:51

ドット絵を依頼する際に考えることの話

ゲームを作る際、自分で素材が用意できないということはよくあります。
そこで外部に依頼すると思われますが、ドット絵を依頼する際のお話です。

ドット絵を依頼する際の注意

1.ドッターはデザイナーを兼ねている訳ではない

近年はイラストを描く人がドット絵を描くケースが増えていますが、ドット絵を描く人が必ずしもデザインを作っている訳ではありません。デザイナーが必要な場合があります。

2.ドット絵には規格がある

ドット絵というものは元々性能の十分ではないコンピューター上で画像を動かすために作られたものなのでコンピューターに合わせた規格が存在します。2の乗数で構成されていたり、色数制限があったりします。ドット絵っぽいドット絵を求めるならばこういう話が分かる人に相談するとよいです。

3.モブなども必要になることを考える

ドット絵でゲームを作るとなると当然モブもドット絵が必要となります。そうなると依頼するドット絵と同じ規格のモブも必要となります。当然全部依頼するとかなりの値段になりますし、デザインも必要です。

4.既存素材の改変を頼む際の注意

既存素材を改変して素材を確保するのはよくあります。ツクールなんかが顕著です。しかし、素材の規約をよく見ることが重要です。ツクールの場合は有償でツール内の素材の配布が禁止されているため、依頼できても素材を渡すことが出来ません。そのような点を注意して依頼しましょう。

5.ドッターって?

基本的に様々な人が居ますが、規格などに精通している人は基本的に結構レトロゲーム寄りで近年のゲームに疎い事がそれなりにあります。そのためドット絵が描けるといっても最近のインディーズや同人ゲームには興味が無いといったケースもあるのでよく確認や相談してみましょう。

最近受けた依頼

東方アレンジだいすきクラブ

こちらでドット絵の依頼を受けて追加で4キャラ分作成しました。
規格1キャラは32×32ドット、透明色込み16色です。背景には関わっていません。

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