わんころのUE5勉強会 2023/12/03 00:28

【UE5】UMGのシーケンサーでマテリアルのパラメータを直接制御する

皆様、こんばんは!


今回は、作成したマテリアルの中で利用しているパラメータを、マテリアルコレクションを使わずに UMG のアニメーションシーケンサーで制御する方法について紹介しようと思います。

適当なマテリアルを作成

コンテンツブラウザで右クリック> マテリアルから適当なマテリアルを作成します。

続いて UMG で利用できるようにするため「Material Domain」を [User Interface] に変更します。

そして適当なパラメータを用意しておきます。
今回はサンプルとして、Constant(画像の ParamScalar)と、Constant4Vector(画像の Param4Vector) をパラメータにしています。


UMGを作成してマテリアルをセットする

コンテンツブラウザから右クリック> 「ユーザインターフェース」> 「ウィジェットブループリント」から、UMG を作成して開きます。



Border や Image の「Brush」>「Image」には、「Material Domain」を [User Interface] にしているマテリアルもセットできます。

今回は Overlay に Border を追加し、先程作成したマテリアルをセットしておきました。

このマテリアルに仕込んだパラメータ(ParamScalar/Param4Vector)を UMG のアニメーションシーケンサーで制御しようというのが今回の記事です。


アニメーションシーケンサーで利用する

画面左下より「アニメーション」を選択し、アニメーションシーケンサーを表示します。
[+アニメーション]ボタンをクリックして適当に名前を付け、[+トラック]ボタンからマテリアルをセットした Border をクリックします。



追加した Border の右側にある[+トラック]ボタンをクリックし、「Brush.ブラシマテリアル」を選択します。


最後に「Brush.ブラシマテリアル」右側の[+パラメータ]をクリックすると、先程マテリアル作成時にパラメータ化していたものが表示されています。

これでシーケンサーで値を変化させる準備が出来ました。



後は、シーケンサー上でキーを打ったり、値を変更したりすれば OK です。

UMG のアニメーションシーケンサーで利用する際、マテリアルパラメータコレクション経由でないと使えないと思ってたのですが、直にパラメータを触れるんだなと思った記事でした。

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