【UE5】UMGのシーケンサーでマテリアルのパラメータを直接制御する
皆様、こんばんは!
今回は、作成したマテリアルの中で利用しているパラメータを、マテリアルコレクションを使わずに UMG のアニメーションシーケンサーで制御する方法について紹介しようと思います。
適当なマテリアルを作成
コンテンツブラウザで右クリック> マテリアルから適当なマテリアルを作成します。
続いて UMG で利用できるようにするため「Material Domain」を [User Interface] に変更します。
そして適当なパラメータを用意しておきます。
今回はサンプルとして、Constant(画像の ParamScalar)と、Constant4Vector(画像の Param4Vector) をパラメータにしています。
UMGを作成してマテリアルをセットする
コンテンツブラウザから右クリック> 「ユーザインターフェース」> 「ウィジェットブループリント」から、UMG を作成して開きます。
Border や Image の「Brush」>「Image」には、「Material Domain」を [User Interface] にしているマテリアルもセットできます。
今回は Overlay に Border を追加し、先程作成したマテリアルをセットしておきました。
このマテリアルに仕込んだパラメータ(ParamScalar/Param4Vector)を UMG のアニメーションシーケンサーで制御しようというのが今回の記事です。
アニメーションシーケンサーで利用する
画面左下より「アニメーション」を選択し、アニメーションシーケンサーを表示します。
[+アニメーション]ボタンをクリックして適当に名前を付け、[+トラック]ボタンからマテリアルをセットした Border をクリックします。
追加した Border の右側にある[+トラック]ボタンをクリックし、「Brush.ブラシマテリアル」を選択します。
最後に「Brush.ブラシマテリアル」右側の[+パラメータ]をクリックすると、先程マテリアル作成時にパラメータ化していたものが表示されています。
これでシーケンサーで値を変化させる準備が出来ました。
後は、シーケンサー上でキーを打ったり、値を変更したりすれば OK です。
UMG のアニメーションシーケンサーで利用する際、マテリアルパラメータコレクション経由でないと使えないと思ってたのですが、直にパラメータを触れるんだなと思った記事でした。