yowk/Otorakobo 2024/01/30 13:06

【Irisy Aqua】キャラクタシェーダブラッシュアップ

どうも、1週間ぶりです。
Otorakoboです。

今日は、キャラクタシェーダの機能がまとまってきたのでそちらのご紹介です。
細かな調整なので、マニアックな制御紹介になってしまうかもですが、読んでもらえると嬉しいです笑


まず、アウトラインを発光させることで色の変化表現をしようと思いました。
ただし、単純にアウトラインを発光させると、のっぺりとした平面的な見た目になると予想されていたので、事前にグラデーションやアウトラインの太さを可変させることで、奥行き感を出したい。というオーダーは受けていました。

奥行+グラデーションということで、まず作ったのがDepthを見てOutlineの発光度合を変更するものでした。

ただ、この表現の問題点は近距離ではかなり効果を確認できますが、遠距離ではまったく変化が分からなくなってしまう点がありました。


そのため、距離に依存しないY座標でもキャラクタ全体にグラデーションする仕組みを入れました。


そして両方をミックスすると

こんな感じです。
近距離ではDepthをオンにして、遠距離ではDepthをオフにする。みたいな制御をすると、全体的に奥行き感は出せるかなと思いました。


また、アウトラインの太い細いの制御をピクセルのY位置とDepthを参考に可変させる仕組みを同様に実装。

以下、スクリーンのみ

Depthと併用


ここまで入るとかなり凝った感じになりますね笑
正直、差を読み取るのが難しいです。
第一印象にどれくらい変化があるのか雰囲気かもしれません。


その他、Irisy Aquaではキャラクタは地面からの色を吸収するという設定があるため、地面の色を反射するライトを適用しました。
キャラの裏側に回り込むようにライティングさせた反転ライトシェーダを採用したのが以下になります。


いかがだったでしょうか?
個人的には少しずつ絵回りも固まってきたように思っています。

今回はキャラクタ関連のビジュアル表現をフォーカスしてみましたが、次回は、エフェクト関連で何かご紹介できればと思います。
それでは!

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