ふみやから大切なお知らせ
どうも、ふみやです。
今後のPARTICLEの活動等につきまして、配信でもお知らせさせていただきましたが、こちらにも改めて、お伝えしておきたかった内容を記載させていただきます。
少し長い文面になってはしまいますが、これまでPARTICLEを応援して下さった皆様には、お伝えしておくべき内容かと思いましたので、下記にてご説明させていただきます。何卒ご一読いただけますと幸いです。
※当該の配信アーカイブはこちらになります。
https://youtu.be/1uYe-2B-PRo
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■皆様へのお知らせ
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・『りりくる はぁと』の続編プロジェクト等を準備しておりましたが、
全て製作中止となりました
・ふみやは株式会社ぺんしるを退職します
・後述する新規グッズ製作クラウドファンディングまでの制作を以て、
PARTICLEのブランドとしての活動を終了します
・以下、その経緯と、今後のことなどについて説明させていただきます
まずは、突然のお知らせとなってしまい本当に申し訳ありません。
ご興味ない方もいらっしゃるかもしれませんが、私から事情を説明しておくのが筋かなと思いましたので、簡単にですが、ここまでの経緯や今後のことについて、可能な範囲でご説明をさせていただければと思います。
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■事情の詳細や理由の説明など
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◆『りりくる はぁと』続編プロジェクト等の、中止に関して
・今後のPARTICLEとしての発展、プロジェクト全体の規模拡張を
前提として、『りりくる はぁと』の続編となるADVゲームと、
キャラソンの企画を準備中でした。
・しかし、今年に入ってから会社全体としての運営方針が少し変わり、
新しい挑戦やリスクを伴うプロジェクトは避ける、ないし中止し、
少ないリスクで安定的に会社の維持が見込めるプロジェクトのみを
優先していく、という方向性となりました。
・その結果、社内の他プロジェクトと比較して、
売上（会社の維持）に貢献している度合いの少ないPARTICLEの
プロジェクトには、新規展開や規模拡張のためのコストを割くのは難しい、
という判断となり、残念ながら、準備中だった上記企画は
全て中止される流れとなった次第です。
（会社としては、会社の維持、利益を優先したいので、
百合という売れにくいジャンルでの企画の規模拡大も、新しい試みも、
その方針にとっては、ただのリスクである、という認識です）
※補足
各関係者様と作品の名誉のために明言しておきますが、
『りりくる はぁと』や『少女軌道のリユニオン』が特別売れなかったから、
というわけではありません（個人的にはおおよそ想定通りの結果でした）。
あくまで、低予算でも最低限の利益を出しやすい18禁ラインや、
市場規模がしっかりとしている女性向けラインなどの、
社内の他のプロジェクトと比較した場合、予算がかかる割には売れない、
相対的にPARTICLEは儲かっていない、というのが、
会社としての評価であり、それ故の判断となります。
（製品の方向性も、労力も、市場も、客層もまるで違うものを、同じ
土俵で比べても…とは思うのですが、社内のプロジェクトである以上、
同列として比較されるのは仕方がないことではあります…）
◆ふみやが株式会社ぺんしるを離れる理由
・PARTICLEというブランドは基本的に、私が上司に掛け合い、
１：プロジェクト全体として赤字を出さない限りは継続してもよい
（予算と企画規模の制約がある）
２：会社として積極的な支援、後押しは得られないが、
それでも維持できる限りは継続してもよい
（社内の人手を借りづらい／社内での作業優先度が低い）
３：会社的に必要であれば都度、ふみやはPARTICLE以外の
社内の業務も請け負う
（他のプロジェクトで上げた成果の分、PARTICLEの予算を交渉）
という、３点の条件を満たすことで継続させてもらってきたもので、
いわば、私のわがままを許容してもらっていた状態でした。
・それ故の、予算面での制約や、自身の業務量過多（企画、製作進行、
ディレクション、シナリオライティング、営業、広報、製造、サポート、
他ラインのフォロー、等々）など、多少の足枷を抱えてはいましたが、
それも今後の新企画のためであれば、継続可能でした。
しかし、上述の企画中止を受けて、今後の発展という前提条件が
崩れたため、それでもこの環境で業務を継続するべきかを
一度考えまして、結果、これらを抱えた状態、環境で、制作物の
クオリティを維持しながら発展性のない業務を続けていくことは厳しい、
という判断に至りました。
・決して会社との関係や人間関係が悪くなったというわけではなく、
会社の求めるプランと、自分の求めるプランとが噛み合わず、
その溝が大きくなりすぎた、という形です。
（音楽性の違いで解散！ みたいなイメージでしょうか。
挑戦か安定かという、考え方、重要視する点が、
合わなかっただけなのかなと）
会社側が求める、納得できるラインの利益と、企画の規模拡大を
両立できる程度に、もっとしっかりと儲かるものを、
私が製作できていればよかったのですが……。
全ては、私の力不足による結果です。
今後の展開を期待されていた方には、そのご期待に添えず、
本当に申し訳ありません。
（会社としても、ドラマCDが売れづらいのはわかっているが、
ドラマCD規模以上の予算は出せない。
ゲームの方が売れる可能性があるのはわかっているが、
ゲーム規模の予算は出せない。というジレンマがあるわけです）
・なんだかんだで会社には長い間お世話になりましたし、
色々悩みもしたのですが、こういった諸々の事情、状況、環境であれば、
一度仕切り直して、新しい形に挑戦してみてもいいのかな、
という想いもありまして、このような決断をさせていただきました。
※補足
これまで、上司とはよくバトってる、みたいな言い方をしていたので、
誤解されている方もいるかもしれませんが、上司とは別に
仲が悪かったとかではありません。
むしろ、良くしてもらっていましたし、引き留めてもらってもいました。
どちらかというと、良くしてもらいすぎたせいで、
ごく一部のスタッフから、ふみやだけ優遇されてるんじゃないか、
という目を向けられていて、その方が居心地悪かったぐらいでしたので。
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■今後のPARTICLEについて
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・HP、Twitter、YouTubeチャンネル、Facebook等の各種SNS、BOOTH、
ファンクラブサイト、DL販売関連等、基本的に残せるものは全て残ります。
（ただ、ファンクラブサイトはプランを閉じることになります。また、
現状は残す形で話がついていますが、今後ぺんしるの判断によっては、
閉じられるものがあるかもしれません／手間、サーバー管理の都合など）
・実施中のキャンペーン等は、変更なく実施します。
・『りりくる はぁと』の特別描き下ろしイラストを制作中です。
ブランド最後の節目、記念として、そのイラストを使用した新規グッズ
（＋おまけのSS等）を、
『りりくる はぁと 特別描き下ろしイラストグッズ化プロジェクト！』
として、All-In形式のクラウドファンディングで製作予定です。
（受注生産のようなイメージ
／以前のRSPDグッズ製作の時と同じイメージです）
・『りりくる はぁと』と『少女軌道のリユニオン』のBGMは、
それぞれサントラとしてBOOTHで販売予定です。
（元々キャラソンに含む予定だったものです）
・Twitterとファンクラブサイトで掲載していた誕生日SS＆ちょい足しver.
は、全キャラ分一周するまで（9/7の都和の誕生日分まで）継続予定です。
以上が、現状予定されている、PARTICLEから提示させていただくコンテンツの全てとなります。
それらの終了を以て、PARTICLEはブランドとしての活動を終了いたします。
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■ひとまずのご挨拶
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改めまして、今までPARTICLEの活動、作品を応援いただき、本当にありがとうございました。
ひとえに皆様の応援のおかげで、ここまで活動を続けてくることができました。
PARTICLEとしての活動終了まで、まだ少し時間はありますが、まずは篤くお礼を述べさせていただきます。
そして、これまでそうやって皆様に支えていただいたにもかかわらず、或いは、今後の展開にもご期待いただいていたにもかかわらず、このようなお知らせをする結果となってしまい、本当に申し訳ございません。
『りりくる はぁと』や『少女軌道のリユニオン』の続編企画は勿論、それ以降の作品のアイデアなども準備はしていたのですが、残念ながら、PARTICLEとしてそれらを形にすることは叶いませんでした。
これも全て、私の力不足によるものです。
個人的にも、非常に悔しくはありますが、しかし、この想いと経験を糧に、今後の製作に打ち込んでいく所存でもあります。
株式会社ぺんしるを離れた後のふみやにつきましては、まだ特に何かお知らせできるような活動が決まっているわけではありませんが、しばらくはのんびり休んで、アイデアや企画の整理をしようと思っています。
まだまだこの業界で生きていくつもり（というかもうそれしかできない身体なので）ですので、そのうちまたどこかでお目にかかれた際には、作品を手に取っていただけますと幸いです。
（別に体調を崩したとか、実家に帰るとか、そういう感じでもありませんので）
ふみやのTwitterも、そのまま運用するつもりですので、何か作った時にはそちらでお知らせさせていただきます。
ということで、まだ本当の最後ではありませんが、ひとまず最後に、皆様本当にありがとうございました！
まずは目の前の、
『りりくる はぁと 特別描き下ろしイラストグッズ化プロジェクト！』の方を応援いただければというところで、引き続き、残りの期間もお付き合いいただけますと幸いです。
それではまた。
ふみや
