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あるまソフト 2021/07/27 19:00

「怨溺」開発の裏側 存在を消された幻のステージの謎

こんにちは。あるまソフトのタケ坊です。

早いもので、あと1ヶ月もすれば「怨溺 ―ONDEKI―」公開から一年となります。
最近はゲーム実況の影響か再び話題に挙げてくださる方も増えてきて、嬉しいかぎりです。

ふと、一年前に公開した予告映像を見返した見ましたが…
公開されたバージョンとは大きく異る点もあり、公開ギリギリまで手を加えていたことが分かります。
https://www.youtube.com/watch?v=fckWePaO5Vo

そこで今回は、変更点を見ながら「怨溺 ―ONDEKI―」開発の裏側を少しだけお見せしようかと思います。
※「怨溺 ―ONDEKI―」序盤のネタバレが含まれます。



公開版には含まれないシーン

さっそくですが、予告映像には本編に含まれていないシーンがあります。
それがこちら…。(動画の0:16~)

見知らぬ部屋で主人公が目覚めるというシーンです。
実は開発中は、ゲーム開始直後にこのシーンが始まっていました。
つまり、「なぜか知らない場所にいるので脱出の手立てを探そう」という流れです。


ゲームをプレイしてくださった方はご存知かと思いますが、
最終的には以下の流れに変更されました。


■公開版の流れ
①バスに乗る主人公

②バスが崖から転落してしまう。
 山中をさまよい、謎の廃村にたどり着く。


③逃げ込んだ家屋にて、
 怯える男性と、謎の“怪異”登場。


④気を失い、目覚めたら死体だらけの井戸の中にいる。
 生き延びるめに、脱出を図る。


元のシーンは…影も形もありませんね…💦


シーン変更の理由

この大きな変更には、こんな背景がありました…。


……
………

開発後期のこと…
「見知らぬ部屋で目覚める」バージョンをプレイするも、何かが足りない…。
そんな思いを抱くようになっていました。

メンバーから出た意見として大きなものとしては、以下のようなものがありました。

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あるまソフト 2021/06/12 18:00

【進捗報告】「狂獣島」の開発状況


お久しぶりです。
あるまソフトのタケ坊です。

今回は、「狂獣島」の進捗状況を皆さまにお伝えいたします。
具体的な進捗報告ができておらず、ご不安をお覚えの方もいらっしゃったかと思います。大変申し訳ございません。
ゲーム開発中は目に見えづらい成果も多く、皆さまにお伝えするタイミングを図るのが難しいのが現状です。
今後も報告ペース自体はゆっくりになるかと思いますが、どうかご容赦ください。

開発の大まかな流れ

まずは、弊サークルでの大まかな開発の流れをご紹介いたします。


まず、作業は大まかに【キャラ】【レベル】という2つのセクションに分かれています。
※キャラ・・・プレイヤー、エネミーの性能(≠キャラクター設定)
 レベル・・・ステージ(≠パラメータ調整)

ざっくり言うと、キャラクター性能を決めて、どんな遊びをするかを決めてから、各ステージの制作に着手します。
上図ではレベルがいくつかの区切りに分かれていますが、これは細かく区切って制作することで、作業の大きな巻き戻りを少なくするための工夫です。
イメージとしては「第一章」「第二章」…という風に、ゲーム進行に合わせて区切るイメージです。

シナリオや設定は、レベルでやりたいことを固めてから後追いで作っていきます。
ですので、レベルの都合で最後まで変化しやすい場所でもあります。
言い換えるなら、シナリオや設定はゲームの「辻褄合わせ」という言い方もできるかもしれません。
(たとえば「怨溺」では、マスターアップの数日前まで設定は変わり続けていました)

…ということもあり、クラウドファンディングでご支援してくださった方のイラスト作成はプロジェクト後半の着手になりがちです。
それは、きちんと設定に合う形で皆さまに登場していただきたいという思いがあるからです…。

そして現在の進捗は…


↑ココです。
実際はもっと細々した作業がたくさんありますので、100パーセント上図の通りというわけではありませんが…。
ゲームの頭から順に、少しずつ一部ステージの画作りまで着手しつつあります。

ここから先は、具体的な内容を、開発中の画面を交えてご説明いたします。

※ここから先、ゲームのネタバレを含みますのでご注意ください。











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あるまソフト 2021/05/08 18:00

僕が「あるまソフト」に加入したきっかけ(そしてメンバー募集の話)

おはこんばんちは、ククけけと申します。
主に企画・設定考証・シナリオなどを担当しています。
次回作『狂獣島』ではシナリオ執筆をメインに担っています。

実は私は、あるまソフト設立当初から所属していたわけではなく、
前作『怨溺』から途中参加したメンバーなんです。
普段はゲーム制作とか実況プレイとかやってます。

今回はククけけがあるまソフトに所属したきっかけのお話をします。
こんな感じでメンバーになれるんだなぁって感じで読んでもらえれば幸いです。

●記事の最後には、メンバー募集についての記載をしております。
 ぜひご覧ください!

あるまソフトとの出会い

最初に書いたとおり、普段はゲーム実況をやっているククけけ。
皆さんもご存じ、あるまソフトの第一作『斧鬼』の体験版を実況していました。
実況の様子はTwitterでアップしました。


そしてなんと、作者あるまソフトさまより「フォロー」&「いいね」が!

色めき立った底辺実況主ククけけの頭の中に、サークル名は色濃く残りました。
これがあるまソフトを認識したきっかけでした。


あるまソフト参加へ

それからしばらくして、長らくフリーゲームをプレイしてきたククけけは
フリーゲームを作ろうと決意します。(そのうち…何かが完成すると思われます…)

その時、あるまソフトではメンバー募集をされていました。

ゲームの作り方は、独学で学んでいたもののやはりど素人。
『斧鬼』の完成を達成したあるまソフトでなら、学べることもあるのでは…
飛び込むような気持ちで応募しました。

詳しい内容については書きませんが、
Web通話などでのすり合わせを経て、無事メンバー入りを果たしたのでした。

今は勉強しながら、サークル活動もさせてもらっています。


もし何かしたいなぁとか、やってみたいなぁとか
思っていることがあれば、皆さんにはぜひチャレンジしてほしいです。
失敗して命を落とすようなことでなければ、当たって砕けろの精神です!

あるまソフトとしても、今回のCi-enはひとつのチャレンジでした。
ぜひこれからも応援いただけると幸いです。

よろしくお願いします!


メンバー募集のお知らせ

こんにちは。あるまソフト代表のタケ坊です。
あるまソフトでは、一緒にゲーム開発を行う仲間を募集しています。

現在募集中の役職は以下の通りです。
・ゲームデザイナー
・アーティスト

※上記職種以外をご希望の方は、その旨をお伝えください。
 前向きに検討いたします。

▼詳細・ご応募は以下のページをご覧ください。
https://arma-soft.wixsite.com/armasoft/arma-member

我々と一緒に、ホラーゲームを作りませんか?

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あるまソフト 2021/04/24 18:00

【進捗】NPCを置いてみました

こんにちは。
あるまソフト企画・実装担当の「タケ坊」です。

今日の記事はお待ちかね(?)進捗報告です。


■身を寄せ合う人々

そろそろゲーム画面をお見せしないとマズイ…。
というわけで、さっそく画像をぺたり。
注!主人公のドットにはモザイクをかけています。
詳しいデザインは…今後の記事をチェック!


※画面は制作中のものです

本作は、化け物に襲撃されたパークが舞台です。
主人公以外にも、パークで被害に遭った人はたくさんいます。

逃げまどい、隠れ、身を寄せ合う人々…。
そんな中で生まれるドラマ…。
悲壮感あふれるやり取りに、ぜひご注目いただきたいです。


中には、騒ぎに乗じて良からぬことをたくらむ人も…

名前のない「モブ男」一人にも人生を感じ取っていただけると、とても嬉しいです。


ところで画面左上に見える謎のUI表示は…
いや…こちらも、もうしばらくお待ちください。
過去作とはちょっとだけ異なるゲームシステムになっていますよ…
とだけ、現時点では言っておきます。


以上、進捗報告でした。
興味を持っていただけた方は、ぜひフォローをお願いします。
日々の励みになります。

では、今回はこのへんで。
それでは。

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あるまソフト 2021/04/11 18:00

【怨溺】のキャラクターデザインについて

こんにちは、あるまソフトイラスト担当の『愛餓え男』です。


今回は前回に引き続き“デザイン紹介・キャラクター編”です!

第二回は【怨溺-ONDEKI-】のキャラクターデザインについて書きたいと思います。


【怨溺】のボツ案『プレ怨溺』の秘密

あるまソフト第二作目、【怨溺】の主人公『修一』。

その完成図がこちら。




修一完成図

……まずお話しておかなくてはいけないことがあります。
実は、【怨溺】という作品は一度、全部作りなおしてます。

まだタイトルすら決まってなかったころの、いわば【プレ怨溺】はいまと全く違う作品でした。ちょっと、ラフを見ていただく前に【プレ怨溺】の話をさせてください。



【プレ怨溺】の簡単なあらすじはこんな感じです――――――


主人公・修一はサイコパスクズ男。でもイケメンなので凄くモテます

そしてなんと、ヒロインが三人もいます笑
ヒロインA・B・C。

Aは元カ
Bは今カノ
Cは最終的に勝ちヒロインになります(他の二人は死にます)

元カノのヒロインAと心中しようとして失敗した主人公。

元カノは死にますが、主人公は死ぬ直前に怖くなって逃げだし、記憶喪失になって入院していました。
そして、その病院の看護師ヒロインBと付き合うことになりました。

しかしある時、主人公はヒロインAと自分が写った写真を見つけ、わずかに記憶を取り戻します。
失われた記憶を取り戻すため、ヒロインBと一緒にその写真の場所――心中をした場所に向かいました。

ですがそこには、嫉妬の鬼と化したヒロインAの怨霊が待ち構えていたのでした。
さらに主人公を怪しみ後をつけてきた探偵、ヒロインCも現れ……心中の舞台となった廃屋で、恐怖の体験が始まります……。


――――――――


【怨溺】では、おもに三人のキャラクター(と怪異)が登場します。
そして、完全にではありませんが『プレ怨溺』のキャラクターとそれぞれ何となく対応しています。


―――――――――――――――――――――――――――――――――――
主人公 :『修一』
敵   :『怪異』⇒ヒロインA
ヒロイン:『春奈』⇒ヒロインB
脇役  :『木場』⇒ヒロインC
―――――――――――――――――――――――――――――――――――

何故この話を前提でしておきたかったのかというと、怨溺のキャラデザはラフと完成品があまりにも違うからです笑

もともと二十台中盤だった主人公が高校生になってたり、
看護師だった春奈が女子高生になったり(ちなみに、名前はそのまま引き継いでます)。


木場に関しては性転換してるので笑


主人公『修一』のデザイン

では、改めて修一のイラスト遍歴を見てみましょう。

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