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2021年 07月の記事 (1)

OPUWA 2021/07/17 11:19

冒険者の宿 竜の翼亭 ネタばらし8

いつも支援・チップを送ってくださり、ありがとうございます。
ニコニコの広告もかなりえらい数値となりました。お礼申し上げます。
今回も引き続きネタバレになりますので、閲覧の際にはご注意下さい。

■茎が島宇宙センターについて

今回のシナリオのパロディ元は、最初にジャンヌが言っていた
「11人いる!」です。
読んだことないのであれば、もう読んで。って感じの作です。
私の中ではドラえもんやブラックジャックに匹敵する作です。
↓原作
https://comics.shogakukan.co.jp/book?isbn=9784091910110

コメントでは、
「宇宙人狼? 」「amongus?」と言われていましたが、
一発ギャグとしてパロディさせていただいただけで、
シナリオとは無関係です。

さて、原作の「11人いる!」は、
宇宙学校の入試で、
「10人で廃宇宙船の中で一定期間生活せよ」
と指示を受け、受験生たちは宇宙船へ向かいますが、
到着してみると、受験生が11人いたという話です。
試験の運営から、緊急事態が起きたらこのボタンを押せと
ボタンを受け取っていますが、押したら全員失格とも言われています。
そんな中で、11人目は誰だ?目的は何だ?
と、疑心暗鬼になりつつ、受験生たちは閉鎖空間での共同生活を始めます。
その間、様々なトラブルが受験生たちを襲いますが、
彼らは諦めずに試験を続行します。

本作のパロディでは、
原作のキャラを一部竜翼亭のメンバーに入れ替え、
さらにイェローナイフ地方で登場した
ボンボン登山家、モンベルを再登場させました。
モンベルの原作にあたる狂気山脈では、
持ち味である低いナビゲート技能でPCたちにホワイトアウトや高山病をお見舞いする彼ですが、
本作では中途半端な天文学技能でスイングバイを思い付いたり、
中途半端なライフル技能で銃撃戦を戦います。
彼のスキル「未登峰ナビゲートロール」も何気に原作を意識して考案したものです。
何気に原作を意識した作りのキャラなのです。

一方、11人いる!のパロディキャラである
ムリョウ、バセスケ、ラクテン、ガンガス、クロル。
彼らもそれぞれの事情を抱えて試験に参加しています。
ムリョウはテレパスのサイキック能力を持っており、
触れた相手の精神の揺らぎを感知できます。
彼と握手しながらの会話であれば、
彼に対して嘘はつけません。
これは原作の主人公「タダ」の能力でもあります。
(タダ→無料→ムリョウ!というネーミング)

で、原作ではタダと、性別未分化の人物「フロル」(クロルの元ネタのキャラ)の関係が
作中で深くなっていくわけですが、竜翼亭においては
トラブル対処が忙しすぎて、モンベルとリリアの関係を描く余裕しかありませんでした…
あとはプレイヤーの方でキャラ同士の相関図とかを妄想して
お楽しみください…

宇宙船内で起きるトラブルも、できれば原作モチーフにしたかったのですが、
そうすると他の大陸のシナリオ、特に南カメリアの伏線と合流させることが困難でした。
「恒星に近づいている」というネタは原作から真似させていただきましたが、
多くは自前で用意しました。
なんちゃって宇宙知識で考えたので、詳しい人からするとチープだったかもしれません…。

尚、急接近しているように見えるリリアとモンベルですが、
彼女たちにとっては、エムブイテイカ山脈での超体験を
覚えている人物とようやく出会えたわけです。
その場にいた人たちはことごとく記憶を失っており、
自分だけがおかしいのか…!?
となってきているタイミングでの再開なので、
話さずにはいられない感じです。

あと、何気にバセスケの台詞から「東半球」という言葉が出てきます。
後付け設定ではありますが、現在のワールドマップは西半球で、
東半球にも大陸はある ということにしています。
ただまぁ、これは続編や続きを作るとしたら、作れるようにしておこうという
作者の自分用の配慮であり、
プレイヤーにはほぼ無関係かなと考えています。

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    アイシャ ID00696600
    竜の翼亭、クリアしました!とても、とても素敵な冒険でした。

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