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ヴァイブラの記事 (3)

宮波笹 2020/10/07 22:39

ヴァイブラPV第二弾作りました!

https://www.youtube.com/watch?v=cMGPrYW5LIA

PC用ノベルゲーム「ヴァイオレット・ブラッド」のPV第二弾作りました!

折角つくったんだからゲームの宣伝もしなきゃね!ということで、14日間のツイッター宣伝もします。ゲーム中の14日間、例えば3日目にはどんなことが起こるのか?を紹介していく結構攻めた内容です。

ああ、PVのこの辺の事かな
なんて想像しながらお楽しみください。


ちなみにこちらはPV第一弾です。

https://www.youtube.com/watch?v=Jhd663xY7QM

動画制作初めてにしてはよくやったでしょ?
ちなみに今回のPV第二弾が3回目です。

宮波笹 2020/09/27 19:14

ヴァイオレット・ブラッド PV第二弾作ってます

ヴァイオレット・ブラッドPV第二弾制作中です!
え、発売日一年以上前だって? 気にしない気にしな~い。

DL版→https://www.dlsite.com/home/work/=/product_id/RJ242150.html
パッケージ版→https://ec.toranoana.jp/tora_r/ec/item/040030824465/

宝石ドールのPV制作が楽しかったんでね。
あとパケ版再販かけたから宣伝に欲しい~。

「呪いとは何?」が最初の引きだったんですけど、体験版で明らかになるしそこからが本番だからもう隠す必要ないなぁと押し出していく所存です。

自分で見てて「ラインハルトさんこんなに髪長かったっけ?」って思いました。

これはボツったシーン。
入れたいシーンが多すぎて困ってます。

以前作ったPVがこちら。

https://www.youtube.com/watch?v=Jhd663xY7QM

宮波笹 2020/07/19 18:17

ヴァイオレット・ブラッド 資料集掲載短編ラフ

ヴァイオレット・ブラッド設定資料集に、エルフのセルジュさん↑の短編を載せたのですが、その清書前のが出てきました。

「同じ人間が同時期に書いたのにこんなに違うんだな」とおもったので比較対象として途中まで置いておきます。

俺が言うのも変だけど、本に載せた方がもっと文章が綺麗で繊細、心がある。
清書前のはちょっと硬い感じかな。

興味ある方は比べてみてね!

ヴァイオレット・ブラッド設定資料集

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故郷の里を飛び出したのは、もう何年前のことだろうか
生憎、数百年単位で生きるエルフは、正確な年数など覚えてはいない
50年はゆうに越え、100年は…どうだっただろう

それは当てのない旅…というよりも放浪だった
唯一の外見的特徴である耳さえ隠せば、人間社会に潜り込むことはたやすい
だが、同じ土地に長く居続けることは出来なかった

一つは年をとらないこと
5年たっても微塵も変わらないその姿に、
いつしか人は畏怖の目を向けるようになった

気味悪がられるのなどまだいい方で、時には魔女と言われることもあった
エルフで、しかも男で魔女とはどういうことだと問いたくなるが
人間が恐れる者は魔女と相場が決まっているらしい

ではエルフだとバラしてはどうか
それはそれで別の問題が発生した

エルフという存在は知れ渡っている
が、そういう存在がいると認識しているだけで実際に見た人はほとんどいない
それもそのはず、エルフは人との交流を遮断し
森の奥深くの里に閉じこもっているからだ

理由はいろいろある
一つはその美貌
人間でも、見目麗しいは時に尊敬のまなざしで見られ、時には畏怖で、時には…身売りに出される
それが珍しいエルフとなると、狙われるのは想像に難しくない

二つめはその知識
森に住むエルフは薬の知識に精通している他、魔法の才に関しても人間より長けている
単純に薬を求めて助けをこう分にはいい

1度だけ、立ち寄った村で病に苦しむ者に手を貸したことがあった、だがそれが悪かった
エルフの秘薬の噂は瞬く間に広がり、薬を求め、製法を求め、多くの者が村を訪れた

すでに彼はその村を去っていたが、そんなことは関係ない
村人は見様見真似で偽物の薬を作り出し…その後の事は、知らない

偽のエルフの秘薬で財を成したか、それとも偽の薬で人々が死んだのか
1つはっきりしたのは、人間に深くかかわってはいけないということだ

三つめはその寿命
エルフとバレてからは特にその土地の領主やら金持ちに声をかけられることが多くなった
理由は決まって「不老の方法を知りたい」
そもそもエルフだって老いるのだが、人間からしたら不老に等しいようだ
これは種族的なモノなので…と説明したところで意味はない
良くて拘束、悪くて…人魚と間違えているのか、その身を喰らおうと考える者までいた

当然、逃げた
自然はすべてエルフの味方である
人間の、並みの魔法使いではまず歯が立たない

ーーー

「うちの使用人にならない?」

そう声をかけてきたのは、一人の老婆だった
聞けばどこぞの伯爵の母親らしいが…
邪魔者扱いされて田舎へ送られたと言っていた

共に来たはずの使用人も、田舎で孤独な老婆の面倒を見るのが嫌で出て行ったという
ついでに言うと、彼らの主人の払いも良くなかったらしい

花と緑に囲まれた屋敷に、老婆と2人だけ
その生活は、放浪と逃げる日々に比べれば、退屈この上なかった
だけど、悪くもなかった

最初こそ警戒したが、彼女は何も聞いてこなかった
足が悪く、車いすの生活だというのに

自分がどんどん衰えていく中、エルフは何も変わらないのに

時たま聞いてくる事と言えば、庭のバラが元気ないのどうしたいいかしら?ぐらいだ

しばらくして、老婆は無くなった
出会ってからたった3年の出来事だった
それが短すぎたのか、それとも十分だったのかはエルフには分からない

彼女は彼に少しの資金と、紹介状を残した
使用人が次の職を探す際必要なモノで、これの評価がヒドイと職にありつけなくなる

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