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ウスバー 2024/04/07 10:21

こいつ、動くぞ!

「えぇー! オタクくん拠点襲撃なんかで負けたのぉ? ダッサ~い!! あんなステージで負けていいのは小学生までだよね~♡」



皆様お久しぶりです。
寒さもようやく遠のき、今年も元気なメ○ガキの罵倒(幻聴)が聞こえてくる季節がやって参りましたが、いかがお過ごしでしょうか。

今回はそんな季節にふさわしい、春の風を感じるような新しい機能との出会いを皆様にお届けいたします。



ブレブレと拠点襲撃イベント

ブレイブリーブレイドの一つの大きな山場として、数十日ごとに攻めよせてくる魔物の大軍勢に対し、普段出せないようなフルメンバーで迎え撃つ、大規模戦闘マップ「拠点襲撃イベント」があります。



数多くの仲間と援軍ユニットが一堂に集って拠点を守る
※画像は開発中のものです※


拠点襲撃イベント中はほかのクエストが受けられないため、このイベントこそが、ブレブレ世界の絶対の壁にして関門になる。

……その、はずでした。


しかし、そんな意図で作られたはずのステージですが、プレイヤーの皆さんの反応は想定しているものとは全く違いました。


「門のところを塞ぐだけでクリア出来るヌルゲー」
「弱い近接敵を門に誘導すれば楽勝ですわ」
「あんなステージで負けていいのは小学生略」


拠点襲撃ステージはその構成の弱点を読み切られ、「生存の番人」としての役割を全く果たすことが出来ていなかったのです!




しかし、そんな消費者の声に対する一つの答えとして、今、ついに念願の機能が実装出来ました!

一体どんな機能なのか、と言われたら、まあ見てもらう方が早いと思いますので、まずは下の動画をご覧ください。





念願の新機能


……おわかりいただけたでしょうか?


そうです!
あの、いつもむすっとした顔で襲撃ステージの端にいた巨大ユニット、ティターンくんが、ついに動いたんです!

しかも、進路上のものは敵も味方も全て蹴り飛ばし、上の空間にシューッ!超、エキサイティング!するオマケつき!

この蹴り飛ばしによって、本人の破壊力はもとより、防衛用に設置した味方や、敵の攻撃をコントロールするために集めた弱い敵などもまとめて押し込まれます。

つまり、「穴熊有利の守っていれば勝ち」の状態は崩れ、ある程度の反撃の必要性、つまりはティターンの撃破が生存への絶対条件へと変わったのです!


……なんて言いましたが、流石にテストプレイの時のように最初のターンから動き出すということもないですし、「進路上に蹴り飛ばしの余地がないくらいにユニットが詰まっていたら、動くことが出来ない」という欠点もあり、まだまだ対策の余地はあります。



果たしてこのティターンくんが拠点襲撃イベントを変えてくれるのか、それとも特に影響がないのか、はたまたあまりにも強すぎて弱体化されるのか……。


その歴史を作るのは、あなたです!
今すぐブレブレの配布ページに向かい、真実を自分の目で確かみてみろください!

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ウスバー 2024/02/07 22:15

巨大モンスター!!

完成度vs独自性

ゲームの画像素材に何を重視するか、というのは人それぞれです。
その中で、特に重要な軸となるのが絵の「完成度」と「独自性」だと思います。



絵の出来はもちろん大事になるんですが、でもどこかで見たキャラデザや絵柄だと遊んだ人の意識には残らない。

具体的な話をすると、SRPG Studioのデフォルト素材はクオリティ寄りの選択肢です。
公式が出したものなので一定の絵の出来は保証されていますが、SRPG Studio作品のほとんどで使われているため「また君かぁ」ってなります。


じゃあオリジナリティ寄りの絵はと言われると、NAROUファンタジーをやった人はグリくんを思い浮かべてもらうといいと思います。

……はい、ci-enのアイコンとして用いられているあの謎の鳥です。
これは完全に子供の落書きですが、たぶんほかとかぶることは一切ないですし、言われると高確率で「あっ、あれかぁ」となります。




クオリティと、オリジナリティ、どっちを選ぶ?



もちろんそこを両立して、クオリティ100点、かつオリジナリティ100点の絵が用意出来ればいいんですけど、素人製作じゃそううまくはいきません。
なので、特にフリーや同人のゲーム製作において、「クオリティ重視」派か「オリジナリティ重視」派に大きく分かれると思うんです!


フリゲ界隈における正解は「オリジナリティ重視」派だと思っていて、クオリティ高くても記憶に残らない絵柄よりは、多少完成度に劣っていてもほかで見ない味のある素材の方が最終的には遊んでくれた人に強い印象を与えるし、手に取ってもらいやすいと思っています。


ただ、実を言うと自分はクオリティ低い素材絶対許せないマンなので、うちはもうゴリッゴリのクオリティ派なんですよね!!




実際の素材選び

とは言っても「限られたリソースをどっちに多く振るか」というだけの話なので、別にオリジナリティを大事にしてない訳じゃないですし、常に最大クオリティの素材しか使わないって意味じゃないです。

「クオリティもオリジナリティもよい方がいいけど、どっちか選ぶならクオリティの方だよね」ということで、要するに「クオリティ70 オリジナリティ30」の素材と「クオリティ30 オリジナリティ70」の素材があったらどっちを好むか、という話ですね。

さらに細かく言うと、「クオリティが一定以上の素材しかゲームに使いたくない」っていうワガママな性質を持っているだけで、必ずしもクオリティを優先する訳じゃない(例えば「クオリティ100、オリジナリティ30」の素材よりも、「クオリティ60、オリジナリティ60」の素材を好んだりもする)のであくまで「クオリティ重視の傾向がある」とだけ理解しててください。



そして、実際の素材で考えると、この傾向の時点で「完全自作素材を使う」という線はほぼなくなります。

まあグリくん使ってますが、前も言った通りああいうのは「クオリティ0 オリジナリティ100」の素材で、こちらの好みからは外れます。
(もちろん絵がうまくなれば自作が最適ですが、ちょっと現実的ではないので……)


じゃあ公式素材だけでやるか、というと、それも問題があります。
流石に誰もが使いすぎててクオリティ派の自分でもオリジナリティの問題が気になりますし、公式素材が全て最高クオリティという訳でもない。

となると、「多少ほかとかぶったりしてもいいから、完成度の高い素材を使いたい」というのが望む素材の現実的なラインになる訳です!




AI生成画像

その解答の一つが、「AI生成」です。

同じモデルを使用すると似たような絵柄になるので、「完全に独自性がある」とは言い難いですが、シード値によるランダム性があるため、「ほかと全く同じ絵」が出現する可能性はほぼありません。
クオリティも分野によってまちまちですが、こと「キャラクター絵」や「背景」についていえば、総合的に「クオリティ80 オリジナリティ50」くらいの素材が出来るのではないかなと思っています。





最近AIで作ったゲームにも使えそうな画像
この程度の画像なら、ちょっと工夫するだけで簡単に生成出来る




ただ、もちろん問題もあります。
AI生成絵に関する著作権や倫理的な問題がかなり不透明ということ。
AI生成絵に対する拒否反応、嫌悪感を示す層が一定数いる、ということです。

この問題は、時代が進むごとに整理されて解決の方向に向かうと思いますが、現状気がねなく使用するという訳にもいきません。

そして何より、キャラ絵には強いAI生成ですが、「モーション画像」や「キャラチップ画像」の生成は難しいという根本的な問題があります。


もう少し妥協してもいいから、リスクなく使える素材が欲しい!
顔絵よりもキャラチップやモーションで使える素材が欲しい!

そんなわがままなニーズに合致するものを探す必要があるのです!


RPG用素材の流用

そこで目をつけたのは、「RPGツクール用の素材」です!!

SRPG Studioよりも市場規模が大きいために素材が豊富で、かつSRPG Studioでは使われていないものがたくさんあります!


SRPG Studioではあまり使われていないけれど、工夫すればSRPG Studioでも使えそうなRPG用の素材はないか。
そうしてネットの海をさまよい続けた結果見つけたのが、これ!

Aekashics Librarium

です!




前置きが長くなりました!
今回の本題はこのAekashics Librariumで、これが何かというと、Ækashicsという人が作った一連のモンスター素材群です。

海外の方なので日本での知名度はいまいちですが、継続的にずっと高クオリティのモンスター素材を作っている方で、特にツクール海外pluginで有名なYanflyさんと連携して、「アニメーションするモンスター素材」にも取り組んでいます!


……そう、アニメーションする素材、なんです!
SRPG Studioの画像が用意しにくい一番の問題は、モーション画像が用意しにくいこと。

まず、これを見てください!





公式のモーション画像の一例



モンスター画像を実際にSRPG Studioで使うなら、こんなモーション画像が必要です。
ただ、通常のRPGのモンスター画像は「一枚」かつ「フロントビュー」です。

アニメーションを想定」した「サイドビュー」の画像、となると、RPG用素材の流用は、途端にハードルが上がってしまうのです!


もうお分かりですね?
Aekashics LibrariumはRPG用素材でありながら、アニメーション対応!
つまり、SRPG Studioのモーション素材に流用するのに、最適な素材なんです!


Aekashics Librariumの侍モンスターのアニメーションの一部
SRPG Studioのモーションと親和性が高い



絵柄の質感がデフォルト素材とは違い、画像のサイズがそもそもかなり大きいため、通常のキャラと併用するのはちょっと無理がありますが、大型のボスモンスターとして使えばある程度その問題は解決出来ます!



百聞は一見に如かず!
最近作った侍ボスとの戦闘画面を見てもらいましょう。

※画像は開発中のものです



どうでしょうか?
もちろんデフォのSRPG Studio規格のキャラと戦わせても全く違和感がない……とはいきませんが、戦闘画面が豪華になるのは間違いないと思います!



どうしようもない弱点

ただ、この素材、実は弱点もあるんですよね!


Aekashics Librariumのモンスターはすごい素材ですし、その完成度も年を追うごとに上がってきています。

ただ、戦闘モーションが素晴らしい一方、マップ上のキャラ、いわゆるキャラチップのクオリティが若干そこに追いついていないんです!





キャラチップサンプル 十分ハイクオリティだが、クオリティ重視派としてはモーションの神懸かった出来には及んでいないようにも感じてしまう

ついでに顔画像まで用意してくれている
こちらはかなり高品質で至れり尽くせりといったところ



また、クオリティ云々という前に、やはりRPGツクール用の素材なので、若干SRPG Studioの規格とは合っていないという問題もあります。

それを解決するため、上の侍動画のようにそれっぽい公式キャラチップを改造したり、似た素材を流用したり、というのもありますが、個人的に可能性を感じているのが「マップ上でもモーション画像を用いる」という手法!

これはかなり掟破りではあるんですが、素材の質を低下せずに使えますし、マップ上でそのモンスターの巨大さを実感出来る、という視覚効果がでかいかなと思っています。


というのも、こういう巨大なモンスターというのは、人同士の戦争を描く硬派なSRPGには実装不可能!

一方で、ブレブレやNAROUのような、魔王や勇者が出てくる現代ラノベ的な世界観にはピッタリなので、これをほかのSRPG Studio製のゲームにはない売りにしていきたいな、と思っているからです!



デカァァァァァいッ説明不要!!

今後について

Aekashics Librariumの敵はこれ以前にもすでに何個か実装済み。
さらには将来的に実装を予定している敵もいます。




今後の実装を検討しているAekashics Librariumの精鋭たち


ということで、今回はずっと書きたいと思っていたモンスター素材の話でした!

このAekashics Librariumという素材、めちゃくちゃ高品質なのにあまり話題になっていない気がしたので、ちょっと布教したかったんですよね!

……いえ、実際のとこ布教して人気出ちゃうと、こっちの作品のオリジナリティポイントが下がっちゃうので困っちゃったりするのですが、でもほんとすごい素材なので。


まあ何はともあれ、そんな感じで製作は進めています。
最終的な完成にはまだまだ時間がかかりそうですが、楽しみに待っていただけると嬉しいです!!

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ウスバー 2024/01/22 22:03

SRPG Studio八周年記念素材、実用編!

アルテミス、覚えていますか?

かつての記事でSRPG Studioの八周年記念の素材を見ていた時に、気になるキャラがいる、と言っていたのを覚えているでしょうか?

そう、アルテミス様です!

このなめらかかつゴージャスなグラフィック!
素晴らしいけれどもめっちゃくちゃ使いにくい!

……そんなことを前の記事では書いたと思います。





しかし、長い長い試行錯誤の結果、ついにこのアルテミス様を有効活用することが可能になりました!

では、一体どんな形で実装することになったのか?
それについては論より証拠!

まずはこのゲーム動画を見てください!

あ、今回はボイロ実況ではないのでご安心(?)を!







どうでしょうか?
いつもの戦闘とは一味違う感じでなかなか良いアクセントになると思いませんか?


この武器、実装についてはまだですが、バランス調整をしたのち、実際のゲームで使えるようにするつもりです!

お楽しみに!

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ウスバー 2023/12/18 22:52

シン機能、襲来

水面下で開発が進んだり進んでいなかったりするブレブレですが、相談相手のchatGPTくんを4.0にしたらプラグイン作りがめちゃくちゃ捗るようになりました!

では、その成果の一端……だったり別に関係なかったりするものの一部をご紹介します!

顔画像バリエーションシステム

まずはこの紹介動画をどうぞ!

ずんだもんのMOD機能紹介動画

ちなみにですがこの動画、初出からひそかにアップデートを重ねていて今ver3です。


さて、動画でずんだもんたちが紹介してくれた通り、「たくさんのキャラ画像で遊んでみたい!」という人向けの機能です。

実利的な意味では恩恵はありませんが、周回に変化を出したい方や、ランダム感を楽しみたい人にはかなりオススメです!
反面、動作やセーブが遅くなる懸念があるので、試す前にセーブは分けた方がいいかもしれません。


ぜひやってみたいな、という人は下のMODをゲームフォルダにぶちこんで、周回前の英雄記画面から外典を選んで選択してください。

FullMod2.zip (13.77MB)

ダウンロード






財宝サーチシステム

そして今回、満を持して登場するのは隠し財宝探しを強力に補助してくれる新機能!
その名も「財宝サーチシステム」です!

その詳細については……まあいつも通り動画をどうぞ!


ずんだもんのトレジャーサーチ紹介動画

おそらくこれはガチで皆さんが望んでいた機能なのではないでしょうか?
実装はめっっっっちゃくちゃ大変でしたが、何とか試験実装までこぎつけることが出来ました!

ただ、この機能はまだまだテスト中なので、遊んでみて座標ズレやバグなど見つけたら報告してもらえると嬉しいです!

bureFES_983.zip (849.59MB)

ダウンロード

ではまた!

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ウスバー 2023/11/04 16:59

ブレブレ新職業紹介!?

新クラス紹介

ちょこちょこと新要素を加え続けているブレイブリーブレイド(試験版)!

この度、前回紹介したくノ一がちょっとパワーアップしたのでズババッと紹介していきたいと思います!
とりあえずこちらの映像をどうぞ!!



……はい!
なんか実況風の動画を作りたくなっただけです!

一応変更内容にもちゃんと触れておくと、潜伏中の最初の攻撃は攻撃回数にかかわらず、全て一回攻撃に変化するようになり、その際、元の攻撃回数の分だけ威力に倍率がかかる仕様になりました!

この効果によって、くノ一が主に使う二回攻撃武器の短剣でかなり強い奇襲攻撃が繰り出せるようになったはずです!



ただ注意点として、攻撃回数が減るのは確かなので、防御回数を削るという目的では不利になること。
また、あくまで連撃を一つにまとめるだけで、途中で敵の攻撃をはさむ追撃などは対象外なので、そこは注意してください!



人生初のボイロ実況風動画だったので作るのはめちゃ楽しかったんですが、ci-enって動画を載せるのにあんまり向いてないことと、そもそも解説をボイロ実況風にやる意味が微塵もないことに気付いてしまったため、たぶんもう二度と作りません!!

次はまともなゲーム紹介でお会いしましょう!

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