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雨音/AR 2023/01/01 21:33

2023ねん


明けました
一応喪中ではあるのですが、絶縁した毒父なので喪にふくす気がないです。不謹慎かもですが
そんな話はどうでもいい、今年もどうぞよろしくお願いいたします!

2022年は本当に激動でした。地獄みたいな気持ちになったり、天国みたいな気持ちになったり……
今とてもいい方向に変わっていて、2023年は人生再スタートみたいなことになる予定なので、自分のために!がんばれることをがんばりたいです!
わたし本来 人生再スタートとか新しい自分とかそういうポジティブな言葉あまり好きじゃないんですけども
だって地続きじゃん……再スタートって何……新しい自分って何……みたいな
その考え自体は変わってないと思うんですけど、今までの人生に一旦区切りをつけて未知の世界に飛び込むというのは 始まるなあ感があるな……と感じます
あたたかく見守っていただけると嬉しいです



◆今年の抱負◆
・はべなりあLINEスタンプをつくりたい
・RfRLINEスタンプもつくりたい
・ドールカスタムを再開したい
・今までより丁寧に生きたい!

LINEスタンプ!ずっと作りたくて!でも優先順位が低くて手をつけられておらず……
LINEで自キャラのスタンプ使いたいし使われたいよお……宇宙猫セリは絶対必要
どちらかだけでも成し遂げたいです

ドールカスタムは環境が整ってからになるんですが、つくりたい子がたくさんいるしお約束している子だけでも4人はヘッドをもう買ってあるので……やりたい……!

今までより丁寧に生きる、これは心身ともにがんばりたいです
特に体は雑に扱うどころではないとこがあるし
心の方は うーん あらゆる面で丁度いいバランスを見つけて、それを良しとすることができたらいいなあ
自分に対してめちゃくちゃ白黒思考になってしまうので

あとこれは今年の抱負ではなくていつか叶えられたらいいなというものなんですが

・どちゃくそでかいテディベアをお迎えして全身でもふりたい!
・素敵な懐中時計がほしい!
・自創作の本を出したい!

特大テディベアも懐中時計も幼い頃からほしくて手が出せていないものなので、、、あこがれが、、、すごい、、、
自創作の本まじで欲しいんですが、過去の絵見返すのつらいこと多いので本のためにたくさん自創作の絵を描かないといけなくて、うおお……わたしが足りん……
いつかがっつり趣味の絵に集中できる時が来たら可能なのかなあ



とりあえず今月はまじで気合いをいれてがんばりたい!!ので、本当に応援していただけると嬉しいです、嬉しいです……!!
2023年がわたしやわたしの大事な人達にとって良い年になりますように。

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雨音/AR 2022/12/11 00:27

長文Twitter

今よりもっと絵を描いていた時 絵は感情の吐き出しだったし、絵を描くことは呼吸だと本気で思ってたんだけど
大人になるに連れて若さゆえの鋭さが削られていって、絵を描くにはめちゃくちゃ気力と体力が必要になって、その時の感情の吐き出しのツールにはできなくなっていっちゃったんだよね
そりゃそう、1日ぶっ続けで10時間とか描き続けて新鮮な感情のまま完成させるなんてエネルギーないとできねえのよ
あとスキルアップすればするほど描くのに時間かかるようになるし

入院がきっかけでvitaを買ってネトゲ始めて、
vitaが壊れたのでPS4買ってどっぷりゲーム三昧になって、描かなくても動いて喋って着せ替えできる自キャラがいる環境できちゃって
あ、自分絵描かなくても生きていけるんだなって気付いて、1ヶ月とか2ヶ月とかペン握らないことが増えていったんだけど
ネトゲってゲームそのものにやることがなくなれば自キャラかわいくても飽きちゃうんだよな
ゲームとしてやることがねえんだもん それはそう
結果、今はゲームやらなくなって絵に戻ってきてるわけだけど
それもたぶん、他に頑張りたいことがあればまた1ヶ月とか2ヶ月とか描かなかったりすると思う
例えばドールカスタムなんだけど、
ぶっちゃけ絵とドールカスタム両方がんばるぜ!は無理すぎるので
どちらかをがんばりたい時はどちらかがお休み、ってなると思うんだよな
今はカスタムを休んでいるんだけど
ドールカスタムはね……道具をいろいろ用意して工作をしてと、気軽には始められないので今はちょっと難しい……天候にも左右されるし
でも環境が落ち着いたらまた真面目に取り掛かりたい
その点絵はPCつければとりあえず描き始めることができるんだよね
紙とペンでもいいし
がんばって1枚描くとなるとめちゃくちゃ大変なのはどんどんそうなっていってるけど……

自分が今なんで絵を描いているかと言うと、自キャラを描きたいからだと思う
感情の吐き出しではなくなってしまったし、きっとまた絵を描かなくなる期間とかできてくると思う
それでも当たり前だが描きたい理由ができればまた描くし
絵を描かなくても生きていけるけど、何かを形にする方法のひとつとして絵があるのは、手がある限り目が見えなくならない限り変わらない
なんかそういうところに落ち着いたなあと思う

飢えを原動力に創作する人だったし、今だってこういう○○が見たい!という飢えから自キャラが生まれているんだけど
昔、自分が幸せになったら絵を描けなくなるんじゃと怖くなってたことがある
長期的に見てそんなことはないから安心しろと言ってやりたいって今思ったけど、でもきっとそういうことではないな
ネガティブな感情そのものを形にした絵を失いたくなかったんだろうし
でも、生きてたらどうしても変わってしまうことが多いんだよな そんなことばかりまである
その中で、まあなんとか”絵を描くことがある"というのは変わらないでいられている
それって結構すごいことかもしれないよ

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雨音/AR 2022/11/29 04:02

Secret in the rain.

地球は終わった。
雨の降りしきる世界と、
何人かの死に損ないの寂しがりと、
死ねない私たちだけが、
ここに残っている。




「ドクター、あたしねえ……実は気象予報士なんだよね」

くるんと巻いたツインテールをいたずらっぽく揺らして、少女はにやりと笑った。

「おや、それじゃあエルマは明日の天気がわかるのかな?有難いことだ、もうこの世界にお天気キャスターはいないからね。教えていただけるかな?」
「いいでしょういいでしょう、特別に教えてあげましょう!明日はね、雨!」

ツインテールの少女──エルマは、胸をそらして自信たっぷりにそう答えた。
と同時に、チン!と、パンが焼き上がる音がする。
取り出そうと手を伸ばすと、さっと、私ではないほっそりとした白い手がパンを皿の上に乗せた。

「毎朝毎朝同じやり取り。飽きないんですか」
「レーニ、あたしいちごジャムがいい!」
「わかった。ドクターは……ご自分でどうぞ」

レーニと呼ばれた少女が、じとっと冷ややかな目で私を見る。
この子はいつもこうだ。エルマ以外の人間に厳しい。私に対しては特にそう感じる。
エルマが困ったように私に微笑みかけたので、大丈夫だよという意味を込めて、微笑み返した。

「さて、朝食の準備はこれで終わりだね。エルマ、フランとアンネを起こしてきてくれないかな」
「はぁい!」
「レーニは……今日から”仕事"だね。もう一度注意点の確認を……」
「必要ありません。全て覚えています。簡単にまとめると、1ヶ月間こちらで用意した部屋に依頼主を住まわせ、そこで平和に穏便に過ごせと。特に問題ありませんので、ご心配なく」

ぴしゃりと、無遠慮に私を突き放す。
苦笑いしてしまいそうになったが、一呼吸置いて堪えた。
こういう子はヘラヘラした大人を嫌うことが多い。
思考を巡らせる。今、私がこの子にすべき正解の対応を探す。

「……そう、その通りだ。君たちへの精神的負担が大きい仕事だと言うことは理解している。けれど、この仕事の意味を、君ならもう理解してくれていると思った。だから最初に、君に任せることにした」
「…………はい」

レーニが俯く。どうやらこれで正解のようだ。

「始まりを任されることは君にとってとても重たいことだろうと思う。心配するなと言われてもしてしまうし、させて欲しい。だから、一緒にもう一度仕事内容を確認させてもらってもいいかな?」
「…………そ、そこまで言うなら……ドクターの言うことを聞きます……」

頼りにしていることを伝えて、普段ツンとしたレーニの声がぼそぼそ声になり始めたら、あとはもう強く押してやればいい。
難しいようでいて、この子の扱いは案外単純で簡単だ。
俯いたままのレーニの手を引いて、食卓へ連れていく。
椅子を引いてやると、何も言わず素直に座った。

「じゃあまず昨日渡した書類の──」

バタンと、ドアの開く音に声を遮られる。
この乱暴なドアの開け方はエルマだ。頼んだとおり、年下組のフランツィスカとアンネリーエを起こしてきてくれたのだろう。

「ドクター!フランネ起こしてきたよー!」
「ちょっとドクター!なんで起こしに来るのがエルマなの!?フランはドクターに起こしてもらいたいのに!」
「どくたぁ……アンネ……おきたぁ……」

エルマがまだパジャマのままのフランとアンネを引きずって、まるで狩ってきた獲物かのように見せてくる。
今度は素直に、苦笑して見せる。
するとエルマは私の言いたいことを察したようで、あっ!と声をあげて私にくるりと背を向けた。

「じゃあフラン、アンネ、顔洗って歯磨きして着替えてこよっか!」
「だからなんでエルマなのーっ!!」
「むにゃ……」

3人がどたどたと洗面所に向かう。
まるで仲のいい姉妹のようで、微笑ましく感じられた。

「今日も楽しい朝だね」
「……そう、ですか」

消え入りそうな声。
レーニに目をやると、眉をひそめ、口をきつく結んでいた。

「自分が喋ると楽しい朝を壊すと思っているね」
「な、んですか、それっ」

図星のようだ。自分のワンピースをぎゅっと握りしめている。
本当にわかりやすい子で助かるなあと思いながら、固く握られた手の上に自分の手を添える。
一瞬びくりと肩を震わせたが、抵抗されることはなかった。
それを確認して、努めて優しい声で、語りかける。

「今度一緒に図書館に行こう。君がどんなに一緒にいて楽しいと思える女の子なのかを、君にわかりやすく伝えたい」
「……図書館、なんか、行ったって……もう、何を学んだって、意味がないのに」
「理解したいことがあるから学ぶんだ。私はそうだよ。それは、世界が終わったって変わらない。毎日ずっと雨だとわかりきっていても、たくさん学んで気象予報士になったっていいんだ。エルマのは冗談だけれどね。それとも、君には何か他に目的がある?」
「…………」

目をそらされた。答えることができないようだ。
大体予想はできるが──今日はもう、この辺でやめておこう。

「無理に聞くつもりはないよ。君が話したくなった時に、教えてくれたら嬉しい」
「………………そんな日は、来ないです」
「気が変わることを祈っているよ」

その言葉に、レーニは何も言い返さなかった。
沈黙が訪れ、雨粒が教会の屋根を叩く音だけが響く。
楽しい朝だ。本当にそう思う。





地球は終わった。
雨の降りしきる世界と、何人かの死に損ないの寂しがりと、
死ねない私たちだけが、ここに残っている。
そう遠くない内に死に損ないたちも、この雨に包まれて死んでゆく。
そうしたら、世界には、私たち5人だけ。
私たち5人だけだ。
いつか私が寿命で死ぬ時、私は世界中の人間に愛されて死ねる。
私を愛さない人間などいない世界で、終われるのだ。
こんなに幸せなことはない。
あとはどうか、こんなに惨めな考えを持って生きている私に彼女たちが気づかないよう、雨が隠してくれることを願うばかりだ。

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雨音/AR 2022/11/25 05:55

RfR

ざあざあ、ざあざあ……
雨の音は止まることを忘れたように、この耳を刺激し続ける。




「ドクター、ドクター!髪やってくれる? んもぉ、毎日毎日うねうねになるの、ヤになっちゃう!」
「君は猫っ毛だものね。いいよ、おいで、フラン。完璧にセットしてあげるよ」

無断で部屋のドアを開けて、不機嫌そうに私を見上げる少女──フランツィスカという──は、私の言葉に笑顔を見せ、すとんとドレッサーにその小さな体を降ろした。

「フラン、今日から君の”告死天"の仕事だね。大丈夫かな?」
「大丈夫よ、だって、ただ寂しくないように一緒にいてあげればいいんでしょう?」

その通りだ。
異能──ギフト──を持ち、あらゆるものにとって有害なこの雨に影響されない、こどもたち。
彼女らの仕事は至ってシンプルで、終わりゆくこの世界の中で、一人でも多くの人が孤独死しないよう、世界をありったけの優しさで包んで終われるように、死ぬ瞬間までの一ヶ月、寄り添ってあげること。
私自身もギフト持ちなのだが、誰かに寄り添うにはある意味向いていないところがあり、子どもたちのまとめ役として動いている。

「フランは寂しいの、嫌いだものねえ。きっと立派に仕事ができるよ」
「ドクターだってきらいでしょう?寂しいの」
「……………うん、そうだね……」

喉が、くっ、と閉まるような感覚。
そう、きらいだ。寂しいのはきらい。大嫌いだ。

「ふふん、フランたちがいるから、寂しいなんて思うヒマ、ドクターにはたぶんないわね!よしよし」
「はは、ありがとう……そうだね、君たちがいる」

フランツィスカの小さな手が、私の頭を優しく撫でる。
こんなに小さな体と精神でも、母性はあるのだなと感心した。
フランはとてもいい子だ。
フランだけじゃなく、告死天の子どもたちは全員、いい子たちだ。
だからこそ─────



だからこそ、その中で、大人の私だけが、穢いということがわかってしまう。




ざあざあ、ざあざあ……
窓を見る。
濁った色の空が見える。
青い空なんて、もういつから見ていないだろうか。
忘れてしまった。

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雨音/AR 2022/11/25 04:09

※Ci-enの使い方についてなど※

初めまして、 雨音と申します。
主に一次創作イラストを描いたり、現在は休止状態ですがドールカスタムをしたりしています。
具体的には、

こういうイラストを描いたり(2枚目のねこちゃんはよその子です)

こういうドールさんをメイクしたりしています。

ドールカスタムについては以前別所で忘備録を書いていたのですが、今後はこちらに完全移動しようと思っています。
それにあたって、過去の記事をこちらに移動させることができればな、と考えております。

ご支援をしていただきたい!!!と思ってこちらのサービスを利用させていただいているというよりは、ブログのかわりにしたい!という気持ちが強いので、こういう活動をしていきます!!ということがあまり書けないのですが……!!
ドールカスタムの他には主に一次創作に関する雑記や、日常、思考の整理に使用することがあるかもしれません。
ほんとにブログなんだなあと思ってやってください。ワンチャン今後課金もできるかもしれないブログです。わからんけど。
何か思いついたらその都度お知らせさせていただきます!!!

ゆるーく気楽に暇潰しにでも、よろしくお願い致します!

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