第18回 夢見月研究所【確認と復唱】独学で何を求められるのか
前記事までは美術の教科書の内容の解説とまとめで、
今回は自分がやっている描き方まとめです。
基本は洞窟の壁画と埴輪。
独学は「確認と復唱」
学校で学ぶことは「対策と傾向」でした。
それらの着地点は、今回の「確認と復唱」となります。
いわゆる専門家の意見
ということになります。実際にやってみて検証していきましょう。
浮世絵のように描くにはどうしたらよいか?
浮世絵は平面構成に近い構築をしている(確認)
平面構成に輪郭画を組み合わせた絵がより似ている(確認)
まず平面構成をして、輪郭画を組み合わせた絵を描いてみよう。(復唱)
その時、色の塗りは影を使わず、より鮮やかに見える配色をするべきだ(確認)
平面構成をするさい、影を使わずに鮮やかな色を選んで、単色で塗ろう(復唱)
影を使わずとも、色を重ねて奥行きを表現することが出来る(確認)
はじめに輪郭画から制作しても上手くいくかもしれない(確認)
輪郭画からはじめに描く方法もやってみよう(復唱)
浮世絵を観察したところ、簡単な図形の組み合わせで描かれている(確認)
試しに図形を組み合わせて描いてみよう(復唱)
このような具合です。
あらかじめ対策と傾向が用意出来ていなければ成り立たない論理構成となります。
「確認と復唱」で検証してみて、上手く行かない場合は、
「対策と傾向」が不足している、ということになります。