秀島キョウ 2024/07/02 19:13

【『UNI』対人戦でぶつかる壁を越えよう!~中級者へのステップアップ講座~】

UNIを始めてぶつかる、中級者への壁越えのために

EVO2024本選種目でもあり、Steamセールも来ている(2024年6月末~7月上旬現在)UNI2。改めて始めてみたら「どうやって戦えばいいんだ?!」となるほどの技を持った凄い奴らばっかり。初級者の方の多くが抱くポイントです。

壁を越える楽しさは各種ゲームにあれど、地力をつける前に断念するのは機会損失です。サッサと次に行っていい壁と、ぶつかって楽しめる壁とがあります。慣れてきたころにぶつかる「どうすればいいんだ?!」の壁の砕き方、教えます。

今回はUNIで遭遇しがちな大きな「3つ」の壁への指針を置いておきます。では始めます。


1.リーチが長いやつ相手にはどうやって戦えばいいんだ!?


→画面端付近の距離から2回(本気で端々なら3回)でいいので『ダッシュガード』をしてから『アサルト攻撃(Dボタン押してからジャンプC攻撃)』or『自身が持つリーチの長い突進技』を使ってみましょう!

UNIは「ダッシュしたあとにすぐガードする(前+ABボタン同時押ししたらすぐしゃがみガードor前に2回入れた後にすぐしゃがみガード)」とやると、マジで隙ゼロで前に出ながらガードが成立します。

遠距離攻撃はこれで被弾確率を大幅に減らしながら接近できます。もの凄い精度でできなくてもいいです。何も行動指針を持たずに突っ込んでやられるより戦況は10倍良くなります。

間合いを詰めるまでに被弾してしまうなら、ガードしながら間合いを詰めてから反撃すればいいじゃない。

言われてみれば当たり前のことですが、いざやると尻込みしてしまいますが、是非チャレンジを。

そして、アサルトシステム(Dボタン押すだけでかなりの距離を勝手に飛びかかってくれる)を使えば画面半分の距離から全キャラ相手を殴りにいけます。リーチの長い技は基本的に打った相手は先に動けません。

なのでこの動きで「間合いを詰める→相手の長いリーチ技をガードする→アサルトで襲いかかる」という流れです。
リーチの長い技が足元攻撃なら飛び越すアサルトシステムは効果抜群です。

アサルトの代わりにリーチが長めの突進技があるならそちらを使用してもOK。速さで言うなら突進技があるならそっちの方が勝てる場合が多いです。

ダッシュ攻撃は多くのキャラがリーチに優れているのでそちらも視野に入れましょう。遠距離牽制技相手に勝負を挑める距離まで行ってからリターンを取りに行く。近づければ近距離キャラが有利。これで戦いになります。

なお、相手に密着するまで走って攻撃する、というのは相手が迎撃の動きをしてくる格闘ゲームにおいては高等技術でもあります。後でいいです。攻撃が届く距離まで行ったら届く攻撃を叩き込む、が先決です。

これをやると中距離での反撃を恐れた相手がガードを固めてくるので、そうなったらその隙に走って接近するチャンスが生まれます。全格闘ゲームに使える戦い方なので意識してみてください。

なお、このゲームは「通常技に関しては使ってないボタンを自由な順番に使える」という特徴があります。

そのため必殺技ではなくリーチの長い通常技を持っているキャラは

「リーチの長い技→隙消しのAボタン技空振り」

とやると疑似的に攻めを継続することができます。といってもその行動はあくまで誤魔化し。攻撃した方がずっと先に動けるわけではありません。なので先ほど挙げた「ガードしたらアサルトor突進技」をなるべく早くやってみてください。なんとかなります!


2.相手に近距離で攻撃されている時、どうやって脱出すればいいんだ?!

UNIは「使ってない通常技を自由に使える」システムのため、一度触られると相手の攻撃の切れ目が分かりにくいです。自分がやる分には強みなのですが、やられると本当に困ります。

相手が何をしているのかすら分からないやり始めは特に、です。

雰囲気でボタンを押して殴り勝つこともありますが、負けることも往々にしてあると思います。

そこで紹介したい脱出手段が「システム防御」です。

有用なのが2つあります。「3Dボタンで出せる『前転』」と「ゲージ100以上ある時にABCボタン同時押しで使える『ヴェールオフ(無敵になって近距離の相手を吹き飛ばす脱出システム)』」です。

前者の「前転」は無敵状態から一定距離前進して“色々と有耶無耶にしてくれる”システムです。相手の攻撃をスカして反対側に回ったりできるので、画面端に追いやられてピンチの時に使うと相手の攻めを凌ぐこともできます。

あくまで相手の行動依存なのと投げには弱い、という点はありますが、何もできないでやられる回数は確実に減ります。
画面端から脱出できても基本的に相手より先には動けないので、前転の後はバックステップを連打したりガードしたりしましょう。ひとまずはこれで相手の攻撃からの脱出の芽が出てきます。

後者の「ヴェールオフ」は、ゲージ100必要なものの無敵衝撃波で相手を吹き飛ばすお手軽強い脱出手段です

相手がたまたま様子見していたとか上級者に警戒されてスカされた、とでもない限り大体これで相手の攻めを追い返せます。

懸念点はゲージがない時ですが、UNIは攻撃を食らっている時も食らっている側もゲージが増える設定なので1ラウンド内で体力をゼロにされるまでに少なくとも1回はこの「ヴェールオフ」でチャンスを狙うことが可能です。

攻めるためにゲージは温存したい、という方も、そもそも攻めるチャンスが来ないのでは話になりません。システムはまず使ってみて有効性を確認してから使う使わないの判断をするのをオススメします。


3.投げは抜けられないしアサルトとかいうミニジャンプ中段のせいでたまにやった投げ抜けもやられしまうがどうしたらいいんだ?!

UNIに限らず格闘ゲームには「投げは抜けつつ他の選択肢もフォロー」できる入力が存在します。ただ、UNIはその入力がとても簡単です。3つほど紹介。

バックステップしつつ投げ抜け
→後ろAB押したらすぐAD

ヴェールオフ拒否をしつつ投げ抜け
→ABCD全部同時押し

アサルト攻撃を対空技で落としつつ投げ抜け(ちょっと難しい)
→各キャラが持つ、空中から攻撃に対して勝てる通常技のついでに投げ抜け。例えばハイドやナナセやワーグナーなら3ACD同時押し

①②③、どれも「相手が走ってきた!投げかもしれない?!」と思ったら少し遅れてでいいので入力してください。1拍置くくらいでちょうどいいです。

投げだったら投げを抜けてくれて、投げ以外だと一緒に入力した行動が出ます。

入力した行動によって投げ以外の攻撃をかわしたり追い返したり反撃してダメージを奪えます。

ちなみにUNIは投げを抜けられるとめちゃ有利です。投げを抜けたら自信をもって攻撃ボタンを押しましょう。

入力難易度的には②が一番簡単。斜め下に入力してても(しゃがみガードしながらでも)OK。

①は画面端に到達してない時に有効。真後ろ入力しないといけないので少し勇気がいります。

③は習得できるとのちのち凄く役に立ちます。入力は各キャラの対空無敵技になるのでずらし押しだったり斜め前入力だったりで勇気とボタンを押すための慣れが必要ではあります。

見てから投げを抜けられなくても「なんとかできる」手法がこちらです。

※動画内では早すぎるタイミングで入力した場合は相手が投げる前にバックステップが出たりしています。繰り返しになりますが、相手が自分のキャラに触れてから1拍遅れて入力、くらいのタイミング。これを試してみてください。


今回の紹介は以上になります。

この防御法を破るためには?
遠距離アサルトにリスクを負わせるには?
相手の前転にリスクを負わせる固めとは?

これらの疑問が浮かんだら次のステップに進めるほどレベルアップしてます。自分で色々試してみつつもやっぱり分からないとなったら質問OKな配信で上級者の方に質問するか、「こういうのも教えて欲しい」とお便りくださいませ。

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