yoho 2023/08/29 20:41

世界観設定

大学生辺りから統一世界観をイメージしはじめ、その上で曲を作ったりしている。
しかし、絵も文章も書いてないから登場したことが1度もないわけで、どうしたものかとマジで思っている。
ここで作文練習だと思って、基礎設定と既に出したつもりのものだけ一旦まとめてみようと思う。この記事自体がエンタテインメント性を持ってくれればよいのだが。


世界の起こり

われわれの世界より200年くらい進歩が早かったらしい。情報社会は袋小路に至るまで発展した。そして1800年代初頭に発見された世界シミュレーター技術は1世紀かけて発展する。

世界シミュレーター

コンピューターとは別の原理で動作する機械らしい。別の空間をシミュレートするマシンだと考えられていたが、実は空間を生成していたことが分かった。研究が進んで資源の生成・取り出しが可能になった。世界は情報社会の次の段階へと進んだ。

世界分断へ

かの世界の人々は高い道徳と知恵によって、様々な倫理的な問題をクリアした。その結果、企業・個人レベルでもシミュレータの利用が進んでいった。
用途は以下のようなものだったようだ。

  • 資源生成
  • 特殊な世界環境の実験
  • 意識の方程式の解明
  • 新生物・新素材の研究
  • 社会シミュレーション実験
  • 個人研究

しかし発見から100年後、変な現象が起きることが分かってきた。
最初に天界が発見された。誰かが作った世界ではなかった。次に世界の一部が他の世界へと繋がるようになった。
世界の崩壊を恐れた人類は、地球のバックアップを作ったが、これも悪影響を与えたようだ。最終的に事件が起きて実験世界で現実世界を上書きしてしまった。

世界分断

事件により電気と機械が大部分の世界から失われた。感覚によって行使する魔法のようなものが生まれた。そして世界の壁を作るための存在(敵)が発生し、世界は分断され始めた。
落ち着く頃には世界は天然物と人工物のミックスになってしまった。


魔法・物理法則システム

世界法則の上書きにより電気が失われた。原子も元素になった。電子の役割であったものは、数百年を経て5種類の基となった。

  • ソル 自然太陽由来。コントロール性×出力◯ 古代のみ存在。
  • ルナ 月由来の基。コントロール性◯出力× 古代のみ存在。
  • エーテル 星由来の基。バランスが良い。古代以降は希少。
  • マナ 古代以降の人工太陽由来の基。バランスが良くもっとも扱いやすい。
  • ヴォイド かつての世界分断を担う意思。集合意識。

基は精神・意識に感応したり、化学的な反応の引き金となる。ただし、世界によって感応性と反応性の程度が異なる。つまり、魔法が優勢な世界と、魔道具・科学が優勢な世界がある。


法と術

広義の魔法は感覚によって行使するが、この感覚の扱い方で法と術に分かれる。

直感以外の助けを得て行使する再現性・伝達性のある魔法のこと。

最も広まったのは法円魔法だ。例えば左手に本を持ち、制御用の魔力を紙上・紙の裏表で繋がった法円に連鎖的に流す。ここで得た感覚によって右手で扱うメインの魔力の性質や挙動を形成する。
他のカテゴリでは、言葉や身振りを媒体にしたものが伝わっている地域もある。

個人の感覚のみによって行使するもの。先祖代々伝えるものなど。秘匿性・独自性が高い。

呼称

ソル・ルナ・エーテル・マナ・ヴォイドにはそれぞれ陽・月・星・魔・虚の漢字をあて、法と術の組み合わせで呼称する。
魔法、魔術、星法、虚術など

魔法使いの戦い

基への適正はほぼ生まれもって決まる。中期以降ほとんどの人がマナ適正であり、まれにエーテル適正もいる。

魔法使いは同じ基を扱う相手には簡単に干渉することができる。対面した場合、5倍ほどの人数あるいは実力差がなければ魔法を使えない。

実際、魔法使いは敵の魔法使いを止めるために存在する。ただし、エーテル使いは干渉しあわないため、そちらはイレギュラーな運用となる。


地理

7大洋と4地方がメインの世界で、繋がっている世界を中央と仮称する。中央と繋がっていない世界もたくさんある。Project Rainの2015年関東は非中央。

中央大陸

東南西の3つの海に囲まれた大陸。
世界の座標原点では磁元素の嵐が吹き荒れる。

西の海

別名Mythonesia(神話海)。万を超える大群島地域。海上の空間が不安定で航路を外れると迷う。

東の海

ときどき東の大滝から流れ落ちてくる漂流者の話以外には知るすべがない未知の地域。

南の海

南方大陸。基の感応性が低く魔法が使えない魔道具や科学の世界。20いくつのルーンの神々が民と共に大陸の覇権を争った。

Elsia島

南方大陸にあるかつて空の浮島。一度滅んで落下して海の浮島となった。島の裏面の重力が反転していて、裏の海中ドームにも人が住んでいる。

ルーンの魔道具

  • 碇石(アンカーストーン): Elsia島の羽根と碇の女神の魔道具。射出方向へと空間の重力の向きを書き換える。かつてElsia島を空に係留していた。

  • 精神歯車(マインドコグ): 歯車の帝都の神の魔道具。臣民の数だけ存在する、一人一人の生死に対応した不壊の歯車。

  • Qualia Projection: 感覚の共有を可能にする魔道具。大都市は栄えたが自滅した。

空の海

中央世界の上空に浮かぶ海。
奇妙な法則の地域が多く、強力なヴォイド族、古の人工の神々が闊歩する危険地域である。

極海

地中にあるかつての北極・南極地方の氷の海。

星海

かつての宇宙。地下か空から行く。不死者でも死ぬ空間であり、人類最後のフロンティア。

虚海

ヴォイド族の仮説上の所在。


おまけ(登場済みの例)

From Resverie, The Record vol.1
https://booth.pm/ja/items/673003
世界シミュレーター黎明期、東西の海

Isle:Elsia
https://ongakusei.booth.pm/items/885897
Elsia島が舞台

AtelierShop "Chronica"
https://ongakusei.booth.pm/items/1068493
歯車の帝都が舞台

ちなみに設定はCDの相方と共有していない。


感想

頑張って短く書かないと読んでてバテそうなのが分かって面白かった。
人物や神話の話はしていない。たぶん情報量が多すぎて説明ではうまくいかないんだろうな。

ファンタジーとSci-fiが混ざった感じの「世界観>キャラクター>ストーリー」のSFが欲しいので人は作ってください。

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