PaGu/筋肉企画 2019/12/22 00:44

創作TRPGにおける導入シナリオの考え方とか

2019.12に改訂投稿
みなさんこんばんまっする!!

以前氷川シナリオ研究室様にてシナリオ作成募集を見まして、なんとなしに自分はどうしてるか? を考えてみたのが今回の記事です。

シナリオ作成ってあったかなとしばらく思案して思い出したのが

「オリジナルTRPGを作成した際に使用するシナリオ・マスタリングパターン」

ってやつでありまっする。
これがプロで通用するかは知りませんが、趣味でやってると時間が限られてきますので効率的にまわす必要が出てくるのですよ。(たぶんプロの方はそれぞれ手法はあるのでしょう)
それをなんとなく体系的にまとめられるかなと。

とりあえず要点を上げていきますと。

1.セッションの基本パターンから発展するように行う
2.短く繰り返し行うことでPLをトレーニングする
3.セッションごとにテストしたいポイントを決めておく
4.慣れてきたら複合的に

なところですか。

1.はセッション基本形を確実に行いGM、PL共にゲームの感覚を掴んでいくことが目的。

① セッション導入

② 冒険の障害、その基本形(戦闘や簡単な探索等)を処理する

③ クリア&その報酬、成長等

といったことをシステムに合わせて行います。慣れましたら②の部分を増やしたり、分岐等を設けて遊びの幅を増やしていくのです。

2.は1.の処理を

1回目 30分程度
2回目以降 30分以上~

にまとめます。
1回目はチュートリアル的なものも含めて簡単に行うのがポイント。そして早いうちにPLにゲームの達成感を味わってもらうのも目的です。
2回目以降は用意したシナリオに沿って徐々に冒険の障害を増やして行きます。

3.はそれぞれのシナリオでテストしたいポイントを事前にはっきりさせておきます。
1回目は「セッションが回るか?」という最も大切なテスト項目になりますね。GMとPLの距離感を掴むのも必要です。
それ以降はシステム上のギミックを遊びながら確認できるようシナリオに入れていきます。

4.はもうそのまま。
セッションがスムーズに進行するようになったらシステマチックな部分に思い入れあるストーリーを含めてプチキャンペーン化!
なんていう方向へシナリオを組みます。
大体ここまでを6シナリオ程度、6~8時間でやれればいいかなと考えています。
勿論この手のシナリオをオリジナルTRPGにシナリオフックとして入れるのもよいかと。(今まで6シナリオ入れたのは2作品のみですが)

とまあこんなところ。

ぶっちゃけスマホゲームで見るチュートリアルをTRPGでやってみようってやつですね!

身も蓋もなくなりましたwww
んでは思い立ったらさらに追加してみまーす!

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