紀一諒 2024/09/24 18:38

ノベルゲームの立ち絵についての研究

現在、背景パースとそこに人物を配置する練習をしています。

 一つ気になって、色んなノベルゲームの立ち絵を見ていました。
 何が気になったかというと、影のつけ方です。

 立ち絵をデザインしようと思ったときにふと、影や色って背景との兼ね合いだよなぁ。
と思って好きなノベルゲームをプレイしてみたり、立ち絵だけ調べてみたりしました。

 調べた結果は、服とか首元とか、立ち絵の構成要素でできる最低限の影だけが入っていました。それはまあ、そうだよねという部分ではあったのですが、一個、作る側になって調べてないと気付かなかったかもというのがありました。

 それはkeyさんのsummer pocketsという作品が昼のシーンと夜のシーンで立ち絵が違うということです。
 同じポーズの立ち絵だけど明るさや色味が違って、おそらく全体に乗算のフィルターがかかった別の立ち絵が使われているっぽいですね。
 
 それに気づいた後に他の作品で昼と夜の立ち絵が同じなのを見ると、背景が暗いシーンで少しキャラクター自身が発光してるように見えてしまうなぁ、と思いました。
 没入度は何気ない工夫によって出来ているのですね。

 それで自分の短編の話なんですが、試みとして立ち絵を使わずに作ってみようかと思っています。
 
 ノベルゲームで背景と立ち絵を分けるメリットは、同じ場所の別のシーンで違うキャラを配置できるので絵の数を圧縮できるという部分にあると思います。

 しかし、短編だと同じ場所のシーンもなさそうだし、他のキャラも全然出てこないので、コスパが悪いです。
 なので最初の方で書いた通り、影や色は背景との兼ね合いだと思うので、主人公の一人称としてヒロインを見ている絵にしたら、より没入度は上がるのではないかと考えています。
 もちろんスチルとは別で。
 試験的なものなのでやってみないとわかりませんが、試してみる価値はあるなと感じています。
 プレイ画面のスクショとかを早めに上げられたらいいですね。
 せっかく個人製作で短編を作るんだし、面白くなりそうな要素は全部詰め込んでみたいです。
 もちろん、素材に頼ることができなくなってしまうので、制作期間は膨らむような気はしますが、背景も描けるようになりたいので挑戦するしかないでしょう。

 以上、ヒロインのキャラデザは来月中に上げたいと思います。
 あとゲーム制作用の名前としてペンネームを紀一諒に改名しました。


 

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