活動内容について

ここでは、主に「小説家になろう」で連載している「竜亡き星のルシェ・ネル」の連載を、先行連載する形で掲載していきます。
つまり、ちょっとだけ先が読めます。本文はリンク先を参照してください。

プロフィール

不手折家。
「小説家になろう」にて
「亡びの国の征服者~魔王は世界を征服するようです~」(書籍化済み)
「竜亡き星のルシェ・ネル」
を連載中です。

支援してくださる皆さまへ

とりあえず数ヶ月の間は支援に対するリターンは約束されているのですが、その先はどうなるかわかりません。更新が滞っても怒らないでいただくと助かります。

注意点として、Ci-enではルビを指定する記法がサポートされていません。
なので、小説の文章はこのように|所々奇妙《ところどころきみょう》な形でルビが残っていることがあるかもしれません。ルビだと思ってスルーしてください。

AIイラストについての考え方

 当Ci-enでは、AIイラストレーターさんが作ったイラストをヘッダーやアイコンとして利用させていただいています。(本文に挿絵はありません)
 それに当たっては、Ci-enにおけるAIイラストについての考え方を熟読し、事前に質問を送りました。その回答は、
「活動の主体が画像生成AI技術に依存したものである場合、制限対象となる」
 というものであり、当Ci-enサイトのメインコンテンツは小説によるオリジナルの文章であるため、制限対象にはならないと判断しました。

 しかし、Ci-en側の規約で問題にならないとはいえ、昨今AIイラストを取り巻いている諸問題が消滅したわけではありません。
 諸問題を知った上で、AIイラストを採用した理由について、少し書こうと思います。この問題に興味のない方にとっては蛇足になりますので、以下は読み飛ばしていただいて構いません。

 まず、私はCi-enをはじめるにあたって、やはりイラストを入れたいなと思いました。
 イラストには、直感的なイメージをダイレクトに読者にぶつけることができるという、文章にはない大きな利点があります。
「日本列島の形を文章で説明してみろ」というような無理難題を出された時、文章家は無力です。どう表現を工夫したところで、読者に日本列島の形を完璧にイメージさせることはできません。
 ところが、図画で表現すれば一目瞭然に、少しの間違いもなく、しかも簡単にイメージを伝えることができるのです。それはキャラクターの容姿でも同じで、姿かたちを表現しようとするのに、文章という媒体は一般的に向いておらず、そこを補う媒体としてイラストは必要なものであると考えています。
 仮にベレッタちゃんのヘッダーのある場所に、彼女の容姿を描写する文章を貼り付けたところで、そこにはなんの華もありません。どちらが優れているか、論ずるまでもないでしょう。
 以上がイラストを入れたいなと思った理由です。

 では、なぜ私はプロのイラストレーターさんに依頼するのではなく、AIイラストにしたのでしょうか。それには幾つかの理由があります。

 まず最初に、「竜亡き星のルシェ・ネル」には現在出版のオファーが来ているので、こちらでプロのイラストレーターさんに依頼をしてしまうと、のちに著作権上の問題が発生しかねないことを危惧しました。
 たとえば、プロのイラストレーターさんに看板絵にしているベレッタちゃんのイラストを書いてもらうと、その絵には当然著作権が発生します。(絵そのものの他に、キャラデザにも発生します)
 そうなると、後の書籍化の際に別のイラストレーターさんに仕事をお願いすることになった際、似た容姿になると著作権の衝突が起こることが懸念されます。トラブルを回避するのなら、意図的に別の容姿に仕上げてもらう必要が出てきますが、当然ながら、小説本体のキャラクターは変わりません。そこで起こる、同じ注文のキャラをまったく異なるキャラデザで仕上げるという行為は、イラストレーターさんが取り得る表現の幅を大幅に狭めてしまうことに繋がると考えました。つまり、イラストレーターさんに本来無用なつまらない負担を強いることになるということです。
 後にそういった権利上のトラブルが起きるのは最悪なので、それを回避したかったというのが、一つ目の理由です。
 AIイラストレーターさんへの依頼に当たっては、Pronptonというサイトを使って、著作権譲渡条件(そもそも著作権は譲渡できるものではないので、この表現はやや不可解なのですが、要するにAIイラストレーターさん側で諸権利を行使しない意図があるということだと判断しました)のAIイラストレーターさんを探し、イラスト買い切りという条件で依頼させていただきました。

 もう一つの理由は、単純に予算の問題です。Ci-enを始めたいのはやまやまだったのですが、正直なところ、どれほど支援が集まるかは事前に予測できませんでした。
 同じクリエーターとして、プロのイラストレーターさんにお頼みするのであれば、十分な報酬を支払わなければなりません。
 もし依頼するのであれば、イラスト料とは別にキャラクターデザイン料も支払うことになるので、5~10万円くらいの出費は必要だと考えました。
 ところが、Ci-enを始めたところでその投資分を回収できるかは分かりません。なので、プロのイラストレーターさんに依頼をすると、逆に損をしてしまう可能性が高かったのです。
 それを避けたくてAIイラストレーターさんにお願いしたというのが、第二の理由です。
 つまり、予算の問題です。

 以上が、AIイラストを巡る様々な諸問題を理解した上でAIイラストを採用した経緯となります。
 AIイラストに反感を抱く方が多数おられることは承知しておりますが、当Ci-enのメインコンテンツはあくまで小説です。お怒りを収めて見逃してくれれば幸いです。
 Ci-en側に怒られたら、イラストは即時回収します。

(AIイラストは、mico❤︎@mico_nijiさん、盛りパンダ@R5K8mさんにお願いしました)

AIイラストについての考え方、を引用したい方

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