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ゲーム開発中の記事 (8)

yosita/たんすかい 2024/01/03 21:46

冬コミお疲れ様でした&今年の開発予定について

冬コミの件

まずは冬コミお疲れ様でした。
スペースにお越しいただいた方々ありがとうございました。
人も多く賑わいが戻ってきた気がしました。

今年の開発について

お待たせしている探偵のすすめシリーズの完全新作となる
脱出ゲームx推理ノベルを開発していきます。
冬コミでも新作について問い合わせもいくつか
いただいており、遅くとも今年の夏コミ合わせで
出来ればアプリ版を夏コミ前に先行リリース出来ればと思います。
残り7ヶ月!
当面の目標としては、3月末にシステム周りの開発完了を目指します。

もう少しCi-enでも開発進捗をお伝えする予定です。

それでは今年もよろしくお願いします!

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yosita/たんすかい 2023/07/18 21:01

【脱出ゲーム】Unity簡易スライダーギミックの実装と宴連携

本日は脱出ゲームで使えそうな
Unityの簡易スライダーギミックの実装例です。
開発中の為、ギミックを解くと人形が獲得できるようになっています。

ギミックの解答とキャラの会話は全て宴から取得しています。
開発中の為、演出などは一部調整中です。

基本的にUIの設定は割愛しますがUnityのスライダーをほぼ初期設定で使っています。
Handleのアイコンは素材を設定しています。
inspectorの設定例です。


動画のように4つのスライダーをそれぞれ用意しています。
左から1、2、3,4のスライダー値を赤、黄色、オレンジ、紫、の4つのスライダーで持っています。
そして、スライダーのOn Value Changeで都度スクリプトを実行させて値を確認し、判定させています。スクリプトは以下です。
    [SerializeField] Slider slider0;//red
    [SerializeField] Slider slider1;//yellow
    [SerializeField] Slider slider2;//orange
    [SerializeField] Slider slider3;//purple
    [SerializeField] GameObject sliderGroup;
    public void SliderGetValue()
    {
        //SLiderGroup0
        //SLiderGroupのnameでいくつ目のSliderGimmicKかを判定
        int SliderGimmickNum = int.Parse((sliderGroup.name).Substring(11, 1));

        //宴から回答を取得
        string Answer = EscapeParamUtageGet.instance.SliderGimmickAnswer(SliderGimmickNum);
        Debug.Log("答え"+ Answer);

        int Anser0Int = int.Parse((Answer).Substring(0, 1));
        int Anser1Int = int.Parse((Answer).Substring(1, 1));
        int Anser2Int = int.Parse((Answer).Substring(2, 1));
        int Anser3Int = int.Parse((Answer).Substring(3, 1));

        if (slider0.value == Anser0Int && slider1.value == Anser1Int && slider2.value == Anser2Int && slider3.value == Anser3Int)
        {
            //正解
            Debug.Log("正解");
            GimmickSucess();

        }
        else
        {
            Debug.Log("不正解");
            GimmickFailureScenario();
        }

    }

宴からは下記関数でスライダーギミックの解答を取得しています。

    public string SliderGimmickAnswer(int SliderGimmickNum)
    //SliderGimmickの答えを返す
    {
        //SliderGimmick0_Answer"
        string Answer =
        Engine.Param.GetParameterString("SliderGimmick" + SliderGimmickNum+ "_Answer");

        return Answer;

    }

宴の設定値ですがParamシートの指定は下記です。


答えは2344です。 SliderGetValueの中のint.Parseで
「2」(赤)「3」(黄色)「4」(オレンジ)「4」(紫)の解答として
IF文判定しています。宴を除ければ基本的にはスライダーのsliderxx.valueで
値を取得しているだけなのでかなりシンプルにスクリプトを書けます。

ギミック正解、不正解時にシナリオを再生させていますが
そちらは別の機会に紹介します。

宴のアセットは下記です。

本日は以上となります。少しでも参考になれば幸いです。

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yosita/たんすかい 2023/06/25 16:36

「Camera Filter Pack」を宴シナリオから制御する方法

本日はカメラエフェクトを利用できるUnityアセット
「Camera Filter Pack」を宴シナリオから制御する方法を紹介します。
演出例は以下です。(雨のエフェクトです)

Camera Filter Packと宴の初期インストールなどは
割愛します。
Camera Filter Packと宴は以下です。

宴の設定としては、
Cameras>SpriteCamera>SpriteCameraに
Camera Filter Packのスクリプトをアタッチすれば
演出として使えます。
宴のSendMessageByName受け取り用の
オブジェクトとしてRecieveUtageCameraFilterの空オブジェクトを作成し、今回作るスクリプトをアタッチします。

スクリプト例は以下です。(上手く貼り付けできなかったのでスクリプトはダウンロードできます)


public void RainFilter()
{
    UtageCamera.gameObject.AddComponent<CameraFilterPack_Atmosphere_Rain_Pro_3D>();
}

public void RainFilterOff()
{
    UtageCamera.GetComponent<CameraFilterPack_Atmosphere_Rain_Pro_3D>().enabled = false;
}

RecieveUtageCameraFilter.txt (515.00B)

Download

宴のExcel記述はCommand,SendMessageByName
Arg1,RecieveUtageCameraFilter
Arg2,RainFilter

終了は
Command,SendMessageByName
Arg1,RecieveUtageCameraFilter
Arg2,RainFilterOff

今回の例はCamera Filter Packのスクリプトを直接スクリプトを指定しています。
数が多い場合は工夫は必要そうです。
説明は以上となります。

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yosita/たんすかい 2023/06/13 20:22

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yosita/たんすかい 2023/06/11 21:58

Unity宴のおすすめ理由

改めて宴のおすすめ理由を列挙します。


宴はUnityのアセットです。
ノベルゲームADVゲームを簡単に作れるアセットです。
概要は公式サイトをご覧下さい


たんすかいでの採用実績


直近リリース作品「探偵のすすめ」【先生は犯人?!編】も宴を使ってます。
iOS
Android

採用にあたっての結論
88$(2023年6月11日現在)の価値あり!
UnityノベルADVゲームなら一択!
Unityの恩恵もあるがノベルADVゲームエンジンでは最高峰!!!と言えます。


宴の良い点
アセットバンドル化のツールが付属
リソース追加ダウンロードがノーコードで可(随時DLも可)
ビルド(クライアント)更新せずにアップデートも可能(一部除く)
ビルドの容量削減が可能
但し、ファイルサーバーが必要(レンタルサーバー可)


Excelからスクリプトのメソッド(関数)指定ができる
Unity連携が簡単
任意のタイミングで独自処理を呼べる
但し、スクリプトアタッチされているgameオブジェクトは
アクティブ状態なこと。宴を制御するコツは若干必要


その他良い点
基本部分はExcel記述なので側さえ作れば短期間でリリース可能
安定している(他のプラグインと衝突は今のところなし)
バージョンアップもそれなりの頻度である。
Excelのコマンドチェックも優秀動かす前に分かることが多い
ノベルADVの標準機能はほぼ揃っているボイス対応している
ゲーム開始時、終了時などの独自機能を呼び出せる側の用意されている


宴で気をつける点
いきなりアセットを購入する前に注意することは以下です。
標準UIがシンプルなので改良は必要
Unity連携でもC#スクリプトは必要
* Unityの最低限の理解は必要
Unityの理解についてですが、所謂猫本などの入門書は
ある程度理解が必要です。
Unityの学習については
お世話になっているスタジオしまづのudemy講座
Unity2D脱出ゲーム開発入門
などがおすすめです。

今回は宴のおすすめ理由となりました。以上です。
*あくまで私感となりますのでその旨ご理解ください。

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