【百合コメディ！風の向こうへ】設定資料

風の向こうへの設定資料

企画発案時の企画書から抜粋＆追記しました！
完成版と矛盾もあるかと思いますが、気になる方は読んでみてください！
（ちなみに発案日は2019/04/29でした３年前！）

風のむこうへの世界観

近代・具体的に言うと日本の平成29年(西暦2017)ぐらいの、5～8月。
都会すぎるわけでもなく、田舎でもないくらい…具体的には決めていない
舞台は、藤乃宮高校（公立・共学）普通科。

藤乃宮高校（周辺地図）

遥と牧は家が近いねん

１．あらすじ

ある日、主人公―上野牧（うえのまき）は現実と錯覚するほど明瞭な夢を見る。
その夢は、なんらかの理由で病院へ緊急搬送され、死んでしまうというもの。
ただの悪夢だと思い、普段と何も変わらない日常を送るが……。

女の子が好きなアホ主人公―上野牧（うえのまき）が高校二年生の初夏、ある少女と恋に落ちる物語。

2．キャラ・カップル構成

3．キャラ設定

上野　牧（うえの　まき）

ギャグ系主人公。行動力があるアホ。遥の子守役&ツッコミ役。
ボケても誰も拾ってくれないのを不満に感じている。
妄想癖もあるが、自分への好意には鈍感。
感受性、共感性？が高いので人が嬉しいと嬉しいし悲しいと悲しくなる

可愛いものが好きなので、可愛い子はすぐ覚えてしまう。（そして永久に忘れない）
→ たまたま廊下ですれ違った村上茜を見て覚える。

本能的動く上に、正義感が強い為、困ってる人がいるとすぐ助ける
→ 重たい荷物を持ってるおばあちゃんの手助けをする
→ 遥が足を捻挫した際におんぶして保健室に運ぶ
>（完成版だと、遥の顔面にバスケのボールが当たる）

幼馴染の遥と初めて出会った時に、母と一緒に作ったクッキーをあげた。
それ以来、クッキーだけは作れる。クッキーだけはね！
→ 遥はあまりの美味しさに感動して甘党に

シナリオ冒頭、自身が死ぬ夢を見るが特に気にもとめずに日常を送る。
遥が泣いてるシーンだけ強く印象に残る。
→ 牧は遥が泣いてるところ（ガチ泣き）を一度も見たことが無い

可愛いものは好き。たまに変わったものを可愛いという。（ブサカワ系？）
→ 目がギラッとした柴ワンコの小銭入れを愛用
→ 下校中に横切った黒猫を追いかける（遥に怒られる）

父と母はパティシエとして一緒に働いていたが、父は牧が幼い頃に他界。（写真とかでしか見たことが無い）
小学生になってからは、母の負担を減らすために自ら家事を手伝う
→ その為、家事全般はある程度できる（不器用なので、完璧にはできない）

佐々木　遥（ささき　はるか）

面倒くさがりののんびり屋。だらーとしてていつも牧にリードされる。
普段何があっても動じないが、唯一牧が死ぬ夢の中では号泣していた。
基本寝ている（勿論授業中も）趣味はお菓子作りで、土日は一日中作っている。
通常状態は甘い＞牧＞睡眠って感じ。好きなものに対しての情熱は凄い。
嫉妬してるときは、牧＞甘い＞睡眠になる。
割と嫉妬深い、顔に出ないレベルの嫉妬と出るレベルの嫉妬がある
牧がラブレターを貰って、牧に恋人ができる想像をしてモヤモヤした気持ちになり
流れで告白をしてしまう。（うん…かわいい）
（（というか、牧が恋愛系統を意識することが稀なので、この機会を逃すまいというのもある

牧とは幼稚園からの友人。
両親は共働きで家にほとんど居ない。
→ なので幼稚園の頃、牧と一緒にいることが多かった。

幼稚園の頃、牧からクッキーをもらって以来大の甘党に（※1）
→ 将来はパティシエを目指してる(牧母と牧で一緒にお菓子を作っていたのでプロ並み)
→ 牧が作ったお菓子を他の人にあげるのは嫌。顔に出るレベル（変顔に）

幼稚園の頃から牧のことが好き。（like＆love）
→ 只、今の関係性を壊したくないという想いと
自分の気持はあまり優先しないので、自分から気持ちを伝えることはしない（と思ってましたね）
→ 牧に好きな人ができたら、的確なアドバイスもするし応援もする
（恋愛マスターだからね！）

【これはボツ】
動揺した時（嬉しい時、照れる時、嫉妬した時）は目をカッとさせ、眉をキリッとさせる。
→ 本人曰く、変な顔を見せないため（いやもう…その顔が変でしょ）

おねんねモードレベル（熟睡度）

lv1		名前呼んだら起きる
lv2		揺すると起きる(体触ると)
lv3		ピーマンの匂いを嗅がせる（これを実行すると機嫌も悪くなる）
lv4		耳にフゥーってする(牧限定)
lv5		甘い物の匂いを嗅がせる
lv6		（ここまで来ると起こす術がない）

鈴木　葵（すずき　あおい）

きっちりしたクラス委員。学力テストではいつも学年5位以内には入る。

遥が授業中居眠りするので、牧に注意するよう促す（八つ当たり？）
→ 特定の仲いい友達が居ないので、牧と遥の関係が羨ましい。
→ 「上野さんがしっかりしてないから、佐々木さんが授業中居眠りしちゃうんでしょ！」

家は一般的な家庭（特に特徴はない）

気が強いために、仲が良い友だちが出来ず悩んでいる。
→ 相手のことを想うが余り、突発的にモノを言ってしまう。
→ 自身の存在意義の為に委員長に？（頼られたいのかも）

根は優しく、正義感が強いのになんだか可哀想なキャラ。
→ しっかりしてるようにみえるけど、守ってあげたい感じ

お昼はササッと済ませて、委員長仕事を行っている。
→ お昼ご飯を食べる速さが尋常じゃないため（平均2:57）
→同級生達には「早食いの女王」の異名をつけられた。
→ お昼ご飯は、パンやおにぎりなど、お箸やフォークが無くても食べられるものを好む（スピード重視）

要領がいい為、自分ひとりで抱え込んでしまう。
誰かに頼ること、誰かと一緒に仕事を終わらせることの経験がない。
→ 牧と遥が手伝うことに……人に頼ることも大事だと知る

村上　茜（むらかみ　あかね）

恋する文学少女。

プリントを運ぶ際にぶつかり、ぶちまけてしまうが牧に拾ってもらい無事惚れる（いや惚れやすスギィ）
→ 茜とは対称的な牧に惹かれてしまう。

お昼休みは外に出て、自然が多い場所でベンチに座り一人でお弁当を食べ、その後本を読む。

４キャラの中で唯一、弟がいる。弟に対しては本当に優しくてしっかり者のお姉さんって感じ。（ギャップ萌え！）

親が不仲な為、家庭がギクシャクしている…そのせいか小さい頃から愛情が不足しており、寂しがり屋に。
→ 気を許すと一番ベタベタするタイプ

趣味はお菓子作りなので、遥と意気投合。お菓子作りの技術力が高い遥のことを尊敬している。
→ ３人で牧の家でお菓子作りすることに・・・？

裏設定

冒頭の夢は実は平行世界での話。
バットエンド時（牧死亡時）牧or遥の想いが過去牧の夢として出現する
→そこから別世界が形成された（本シナリオの世界線、いわゆるパラレルワールド）
→バットエンドなんてゼッテーなんなよ！忠告したかんな！って感じ！！ってのはまぁ冗談

因みに平行世界では牧が死亡し、遥が悲しみに打ちひしがれる。
遥はその後もずっと牧のことを想いながら、生涯単身。
（2022.05.13追記 今更だけど結構鬱展開…じゃん…）

製作者コメント

風の向こうへはもともとは「時つ風」っていうタイトルでした。
面白味もあるが洒落た青春感がある百合ゲーを作りたかったんだけど、完成したらなんか全然そういう雰囲気なくて私のシナリオ力がないゆえにあっさりしすぎた百合ゲーになってしまわれた…！
そんなこんなで、タイトルのイメージと違ったので急遽【風の向こうへ】になりました。

本当は、声優さんにボイス入れて貰いたいなぁとか思ってたけど…なかなか色々と難しく…
そして当初予定していたボリューム（確か２万文字）を超えてしまって、本当は遥牧ルート以外にも茜牧、葵牧ルートも書きたかったんだけど断念…。

遥が嫉妬して体育の授業に入るときの選択種目にてルート分岐する予定でした。

製作者は絵が描けないので、CGやちっさい絵（コマ？）みたいなのも全然入れれなかったのがすごく悔しいです…
でも、当初は立ち絵もフリー素材で予定してたので、有料素材でこんな可愛すぎる立ち絵を貸して頂けるのは本当ありがたかったです。
やっぱり絵が綺麗＆可愛いとめちゃくちゃやる気上がる…本当にありがとうございます…
（なので個人的には満足です！！！）

本当はOPも作りたかったなぁとか色々…
やっぱり初めて作った百合ゲーだったので一ヶ月これのことばっかり考えてたし
これでも大真面目に書いたシナリオなので思入れがかなりあります。
仕事しながら考えたり（仕事しろ）家事しながら考えたり
食器洗いながら録音して思いついたまま喋ったりして
（録音データは消してしまったけど）

ちゃんと作品として完成させていろんな方にやってもらったり、実況してもらったり本当新鮮で嬉しかったです。

ふり～むでは一ヶ月で100DLを突破し、DLsiteでは13もDLされてます。
ありがとうございます！！
自分が作ったゲームをやってもらうことってこんな嬉しいんですね

ゲーム制作において、一人で一通りやることも大事だなと再確認。
一人でやることで、各ポジション・役割のありがたみを改めて感じます

一人で完成させるのはストレスも殆どないですが、一人できることも限られていて
やっぱり良い作品は色んな人の力がないと出来ないのかなと感じました…
チーム制作はかなり難しいですけど…（苦い思い出しかない）

百合業界を活気づけるためにも、今後も作品を作っていきたいと思います。