基板は友だち

私は少年時代ゲームセンターによく通っていました。
五井駅西口駅前にあったL字型の形をしたゲームセンター(店の名前を忘れました&五井チャリオットさまではありません)と五井駅西口にあったイトーヨーカドー市原店二階のゲームコーナーに(アリオ市原店さまではありません)日曜はよくいきました。
また近所の駄菓子屋にもアーケードゲームがあり平日はこちらを回ってました。
30年以上経った今でも、あの店のあの位置に魔界村があったなとか、忍者プリンセスは西口ゲーセンにしかなかったなとか、脳裏に焼き付いてます。

最初に衝撃を受けたゲームはピットフォールⅡ(1984年セガ)です。
画面の中に無限の世界が広がり冒険していく様は忘れられません。
いつか当店でも稼働させたいタイトルです。
他にも思い入れのあるタイトルは山ほどありますが長くなるので今は割愛します。

80年代のあの頃にゲームセンターや駄菓子屋に足しげく通っていると、誰もがタイトルの入れ替わりに遭遇したはずです。
新しいゲームとの出会いとともに、慣れ親しんだゲームとの突然の別れがきます。
たろすけ(妖怪道中記)やバブルン(バブルボブル)やくにお君(熱血硬派くにおくん)たちがある日突然いなくなりました。
放課後毎日遊んでいた友だちがある日突然何も言わずに引っ越していなくなってしまうような感覚でした。
アーケードゲーム基板を自分で所有できるなんて当時は知らなかったので、心にポッカリ穴が空き、とても哀しかったです。。。

その後アーケード基板を購入できる事を知り、基板を購入し筐体につなぎ電源を入れると、少年時代にお別れした友だち(たろすけ達)があの頃のままの姿と音で私の前に帰ってきてくれました。感無量で涙が出ました。
今私が基板を蒐集してる原点はここにあります。
『あの頃の友だち(基板)とまた遊びたい!』

私のアーケードゲームへの思い入れ(偏愛)がちょっと異常なだけかもしれませんが、私と同じ思いをしている方があの頃別れた友だちとの再会を当店で果たして頂けると店主は幸いです☆彡

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