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2020年 11月の記事 (1)

広川なつき 2020/11/21 21:52

鑑賞記録 5月

このころはまだ本を読んでいたんだよな……

小説『残穢』

月1回は触れておきたいホラー作品。5月はこれ!
映画版は観たことがあってすごく好きだったんだけど、小説もまた面白かった。本当に、怖いというよりもまず面白いと言いたくなるくらい面白い。
実話怪談のような雰囲気をものすごく上手く取り入れたストーリー。怪奇現象って本当にあるし科学的に解明できるのかもしれないと普段から思っていると、この小説の物語は興味深いところが多すぎる。一気に読んでしまったしまた読み返したい。

映画『チョコレートドーナツ』

マルコがなんか好きだ。
ほのぼのした展開の中にも、いかにも悲劇的な空気が漂うんだけど、実際に起こってしまった悲劇を引きずりすぎないところがリアルでもありなんとなく希望を持てそうでもある。
画面の色と雰囲気が好きなタイプの映画。

映画『ユーリー・ノルシュテイン《外套》をつくる』

長期間に渡って制作が続けられていることで有名なアニメ『外套』。ついに本編完成前に制作ドキュメンタリー映画のほうが先に公開されました。
あまりにも制作期間が長すぎるので作者のノルシュテインももはや完成を諦めている感じとか、制作を続けること自体に意味を見つけている感じとか、制作者としてすごく共感できると同時にあまり共感したくないような微妙な気持ちになる。
もちろんファンとして少しでも撮影が続けられているシーンを観るのは嬉しいんだけど、同時に未完を覚悟しなければいけない怖さもあるという現在進行形のドキュメンタリー。

ゲーム(PS4)『FINAL FANTASY VII REMAKE』

FF7リメイク!
野村哲也監督というところで、個人的には特にストーリー的にはあまり期待しづらいところはある(野村哲也さんのキャラクターデザインはかなり好き)
けど、グラフィックの進化だけでもじゅうぶん楽しい。メインストーリーそのものよりもサイドストーリー的な部分というか、神羅カンパニーやミッドガルについての細かい設定が強化されてるのも面白い。
あくまで原作ファン視点で厳しい目で見ながらプレイしても楽しいと思う。
ゲーム的にはFF13に近いステージクリア型のような要素もあるんだけど、いまいちステージそのものの魅力がつかみづらくて単調になっていたFF13に比べると、FF7はちゃんとプレイしていてテンションが保てる。ミッドガルってこうなってたんだ!という発見と楽しみが毎回あるのが大きいのかも。
ラストはなんとも言いづらい。

小説『ゼンデギ』

久しぶりに長いSF小説を読み終えたので褒めてください。
イーガンの小説にしては特に異常なことは起こらない。まあ最後そうなるよね、、、っていう終わり方のお話だった。

映画『Final Fantasy: The Spirits Within』

映画版ファイナルファンタジー。
初代FFの坂口監督の作品だけど脚本はハリウッドのスタッフが書いていて、かなり分かりやすいアメリカ映画の雰囲気もある。
どんどん仲間が死んでいく展開も昔のFFらしさというよりはアメリカ映画感という感じ。
でもこの作品がFFとして作られていることにむしろ価値があるんじゃないかと思う。FFってこんな世界もあるんだ!という新鮮味がある。主人公も、あまり強くないのがFFの主人公らしくなくてなんか好き。
あとキスシーンがハリウッド系の映画の中で一番好きだ~FFらしさとハリウッド感の良い融合が見られる名シーンだと思う。
主題歌も最高だよね~絶対聴くべき!

ゲーム(PS4)『バットマン:アーカム・ナイト』

めちゃくちゃ面白かった!というか今も遊び続けているゲーム。
最初はバットモービルでゴッサムシティを走り回って風景を楽しむだけでもじゅうぶん価値がある~と思っていたけど普通にゲームとしても面白すぎてもうどのくらいプレイしたか分からない。
そもそもロード・オブ・ザ・リングのゲームにあったステルス要素がすごい好きだったんだけど、あのシステムもそもそもバットマンが原点なんだね。敵のAIが結構作り込まれてるし軍隊が連携してきたりもするので、本気でステルスしようとするとかなり工夫させられるのが達成感あるよね。

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