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2023年 06月の記事 (2)

【ネタバレ注意】全国の腐女子に見てほしい映画『怪物』

※30行下、ネタバレ注意※








※20行下、ネタバレ注意※








※10行下、ネタバレ注意※








めっちゃBLです。
ショタ子役を使って撮らせたガチBL映画。
ヘルマン・ヘッセの『車輪の下』を彷彿とさせる少年愛。

子役どちらも美少年ですが、二人のうち一人はまだ声変わりも来てない中性的な子を起用していて、「こんないたけな子供を使ってめくるめく薔薇色の映画を撮るなんて犯罪的では?」と心配になるレベル。
全盛期t.A.T.u.の百合営業を思い出します。美は尊い。
映画の後半はずっと二人の秘密の楽園できゃっきゃうふふしています。

「今度のクラスでは友達出来ないかと思ってた(相手の髪の毛を触りながら)」
「でも、みんなの前で僕に話しかけないでくれる?」
つまり、二人は恋人ってコト……!?

でもこのときはまだ同性への恋心を自分の中で受け止め切れていなかった彼は帰宅して早々、この日相手に触られた部分の髪の毛をハサミで切ってシャワーを浴びます。

これ絶対BL監修に腐女子のスタッフが入ってますよね?
腐ってないとこんな脚本書けないだろ……

シナリオは群像劇で視点が切り替わるごとに種明かしされていくミステリーなのですが、話の鍵が同性愛というところは小池真理子の『無伴奏』を思い出します。
やっと時代が追いついてきた感。

物語の序盤で母親(シングルマザー)が息子に対して「あんたが将来結婚して家庭を持つまで面倒見るってパパと約束したんだよ」だなんて言い出すから「今どきそんなこといって息子が性的マイノリティだったりしたらどうするんだ」と思いきや、まさかの伏線だったという。

あと彼らが恋仲であることに感づいている風の、隣の席の女子生徒、エロい表紙のBL小説読んでる姿が映り込むんですよね。
小学五年生ですよ。腐るの早すぎるだろ……

前々話は変わりますが、田中裕子の演じる校長先生も最高でした。
スーパーで駆け回る子供にこっそり足を引っかけて転ばせたり、駐車場で孫をひき殺した罪を旦那にかぶせて収監させるなどの悪者。

息子が学校でいじめられていることを疑って母親が直談判しに来る際、孫の写真をわざわざ母親が座る席から見える場所にセッティングするなど、用意周到な切れ者。
面談時も母親に激詰めされながらも冷静にしらを切り続ける迫真の演技。
トカゲの尻尾切りのようにいじめの罪を担任にかぶせて「あんたが学校を守るんだよ」などと冷徹に言い切るシーンはまさに組織のトップに立つ人間といった感じ。

校長先生が一番印象的なキャラクターでした。

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【珍味】牡蠣ラーメン、実際に食べてみた

カレー、ハンバーグに並んでポピュラーなメニュー。
それがラーメン。
ラーメンが嫌いな人はなかなかいないと思います。

そして牡蠣。
ラーメンと違って好き嫌いは別れますが、好きな人はとても好きですよね。
牡蠣をひたすら食べる牡蠣小屋や、オイスターバーが商売として成り立つのも頷けます。

その牡蠣とラーメンをミックスさせた夢の珍味、牡蠣ラーメン。
考えただけでおいしそうです!
実際に食べてみた。

牡蠣!
思った以上に牡蠣!!
ラーメンに牡蠣が入ってるなんてレベルじゃない。
牡蠣スープに麺が入ってるってレベル。
スープめっちゃ緑色だし。もはや牡蠣色。

11:30からの開店ですが、たちまち行列。
スープ飲み干す人までいるレベル。どうやら人気のお店らしいです。

私はもう少しあっさり目のほうがよかったので、次は澄んだスープに牡蠣が入ってるタイプの牡蠣ラーメンにチャレンジします。

牡蠣好きにもレベルがあるんだと実感した一日でした。
ここに来る人は、私以上に筋金入りの牡蠣フリークに違いないです。

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