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山作員の記事 (54)

山作戰 2024/05/01 18:32

桜に赦す noteへ移行期間中につき誰でも無料音源プレゼント

遅くなってしまいましたが4月分のプレゼント曲です。

アレンジ作業に時間がかかって
時期がはずれてしまいましたが
よければ聴いて下さい。

髙山真徳の曲の中でも
温かくて優しい感じの曲だと思います。


桜が咲く度に
いなくなってしまった仲間や友達を思い出し
生きてしまったなぁと思ってしまうけれど
どこかで自分や世界を赦しながら
輪郭が溶けてしまいそうな春に思う曲です。

桜に赦す 2024-05-01.mp3 (9.19MB)

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桜に赦す 2024-05-01.wav (66.16MB)

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桜に赦す

見えるかい桜の花が今年も
咲いてしまった
愛想尽かし損ねた春に笑う

哀しみを洗い流すつもりなのか
あの日からの空白を埋めるのか

けぶり上がる雨 体温で温む
生きてしまったのだ 俺たち さあ

年重ねた俺たちが夕暮れ
肩を並べ称え合い
うたううたがあってもいい
見えるかい
桜の花が今年も 咲いてしまった
愛想つかし損ねてあえてしまった

世の中が理不尽じゃなかったことは
きっとずっとないのさ だから

というわけでもないが
濡れてまいろうか
華に嵐の時代を
生き延びてしまった

桜は俺たちがいなくなっても
咲くんだろうな 咲くよな
あなたなしで咲いたように
見えるかい櫻の花が今年も
咲き狂ってる
静かに笑いながら 夢をとむらう

歳重ねた俺たちが夕暮れ
肩を並べ称え合い
涙してうたううた 
見えるかい
桜の花が今年も 咲いてしまった
愛想つかしたはずの 命を惜しむ

生きづらさばかりだった 世界を赦す

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山作戰 2024/04/27 20:16

全体公開☆ ラジオの半分 50回目 30年前の熊本の高校生が「冒険土佐日記」02

30年前 スマホも携帯もない時代
髙山少年が熊本から高校生が自転車で桂浜を目指した記憶を話します

「冒険土佐日記」02 ようやく阿蘇が近づいてきて狐…

山援隊のci-enでのサービスは終了する予定です。
感想などは
note 山作戰
こちらに書いていただけると
ずっと見られてうれしいと思います。

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山作戰 2024/04/24 19:03

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山作戰 2024/04/23 22:47

俺が死ぬ日

今後山援隊のコンテンツはnoteに移行します。

軽い内容なのですが

普段からただでさえ読んでもらえないのに
Xにポストしても
タイトルで誤解されて
リンクにさえ飛んでもらえてないのかもだし
そうじゃない理由かも知れないけれど
とりあえず読んでもらえてないけど
自分では気に入ってるnoteに書いた文です


その日俺は
高知の久礼
他にお客さんのいない露天風呂に浸かり
空を見上げていた

寒くもなく暑くもない
高く円を描いて飛んでいるトンビは
半分の軌道が屋内風呂の屋根に隠れて
飛び去ってしまったのかな
と不安になる頃に
半円分また姿を見せる

このまま死んだら最後に見る景色は
この素敵な暮れていく空なんだな
と思った

俺が死ぬのはどんな日だろうか
というより
どんな日が良いかなあと考えてみた

そして
俺の網膜は最後に
どんな景色を見るのだろう

病気で死ぬのなら病院か
在宅なら自宅の天井だろう
つまらなそうだな

街で倒れたら
地面を向いて死ぬのもいい
蟻の行列なんて見られたら素敵だが
意識がある間は
俺にはたかるのは待って欲しい

仰向けになって少し
空を見る余裕はあるだろうか

クルマの事故なら
何の曲が流れてるだろう
好きな曲に切り替える力が
残ってたらいいな
そもそも
カーステレオが無事でなきゃいけない
(ヒトが死ぬような事故で
カーステレオだけ無事なことなど
あるんだろうか?)

水の事故なら昼間がいい
水面の明るさが愛おしいだろう
沈んで水面が遠くなる中
エラ呼吸して平気な魚に嫉妬したりして…
(そんな透明度の高い水で
俺はなぜ溺れ死んでるのだ?)

ふとしたことでひとは死んでしまうし
望んだ通りに
望んだタイミングではきっと
死ねないことの方が多いんだろう

お湯から身体を少し出し
こんな日に死にたくない
という日に死にたくないな
と思った

その日俺はそもそも
なんでこんな日に死にたくないんだろう
明日素敵なことがある日なのだろうか
せめて明日が終わるまで待ってくれ
という
こんな日に死にたくない
なら理解できるな

その日嫌なことしかなくて
明日何かしら
取り戻すようなラッキーをもらって
死にたいのだろうか

それも
こんな日に死にたくない
と思うだろう
わかるぞ


などと何にもならないことを
熱心に考えているうちに
海の色が深く濃ゆくなっている

トンビが姿を見せなくなったので
露天風呂のお湯の中に立ち上がった
さっきより風が冷えているあからんだ
光度の落ちた空を見渡したが
トンビはもういなかった

俺は
この後のお料理と酒が楽しみだから
いまは死ぬわけにはいかんのだ
などと思いながら
露天風呂を出て脱衣所へ向かったのだった

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山作戰 2024/04/17 17:47

全体公開☆ ラジオの半分 第四八回目「夏日に思い出す高校の頃の旅 冒険土佐日記再開」

決着をつけるときが来ました

昔々 毎朝書いていたブログ
そこに書き始めた
高校生の頃の高知への自転車旅行の話、

熊本の実家から高知の桂浜を目指した
髙山少年の物語は
帰り道の途中で
未完のままになっていました

今回ここできちんと終わらせ
家へ帰らせてあげようと

音声コンテンツでおさらい
完結を目指すことにしました

冒険土佐日記
どうかおつきあいください

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