投稿記事

2023年 10月の記事 (1)

プロジェクト:K 2023/10/03 14:43

10月:MF歩行モンスター&顔グラ進捗状況

10月になり、過ごしやすい季節になってきました。
先月は淡々と作業しまして、ようやく全体の半分を少し超えました。この調子だと早くて年末か来年の1月あたり完成となりそうです。

そういえば、以前Uniteでのモンスターの表示に関していろいろ検証しましたが、UniteというかUnityのインスペクターの項目である、「Pixels Per Unit」のことがより分かってきました。
あれはUnityエディターのシーンビューに表示されている枠線の1マスあたり縦横何ピクセル表示するか、という事なんですね。


見づらいですが、このマスです。

で、Uniteのマップチップは1マスあたり96pixelとなっています。
それで、かつてのRPG Maker UniteはUnityエディターのほうを確認してみると、マップチップのグラフィックのみ「Pixels Per Unit」が「96」となっていました。
ここの値はデフォルトでは100になっており、他のグラフィックに関しては100になっていました。
つまり、ごく微妙な差ではありますが、マップチップと他のグラフィックで僅かなサイズ感の違いがあったわけです。
どうせなら統一してほしいと思うんですが、最近アップデートしたバージョン(1.00.04)を確認したところ、マップチップの「Pixels Per Unit」がデフォルトの100になってました。
まあ、そのほうが無難なのかなと思います。
特に外部のグラフィック素材を入れたりするとき、デフォルトだと100になるので、マップチップ素材のPixels Per Unitどうするのかなと思っていました。プログラムのことよくわからないので、その辺うまいことできるのかもしれませんが、プログラミング的に手間だろうし、他のグラフィックとのサイズ感が若干ズレるわけだし…。

ただ個人的には、今制作している素材集は1マス16x16という解像度で制作しているので、「100」よりも16の倍数である「96」のほうが気分的にはいいんですけどね。
例えば、前回制作したモンスター素材ですが、ピクセル等倍の「x1」というフォルダ内の素材をUnite上で同じくらいのサイズ感で見せるために、以前なにやら回りくどい計算をしてましたが、100の6分の1の値の近似値を求めるのではなく、96の6分の1である16をPixels Per Unitに入力すれば、Unite上でサイズ感をいじる必要はなくなるわけです。

もっともモンスターの立ち絵や顔グラフィックのような単純な画像素材であればいいんですけど、今やってるような独特な規格に基づいた歩行素材の場合はどうなるんだろう?と思います。いずれ検証するつもりですが、「各歩行画像の周りを1pixelの透明領域で覆う」という決まりがあるので、その辺が特に懸念事項ですね。これが「1pixel以上であれば何pixelでもいい」ならいいんですが…。

RPG Maker Unite、アップデートのおかげで大分パフォーマンスがよくなってきましたが、素材に関してはUnityとの連携という点では正直「どうなんだろ?」と思います。やはり素材規格が独特なので、ものによってはほとんどRPG Maker Unite専用という感じになってしまいそう。
個人的にはアセットストアで素材販売をする関係上、一般のUnityユーザーでも使いやすいものにしたいんですけどね。

と、長くなりましたが今月も淡々と進めていこうと思います。

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

月別アーカイブ

限定特典から探す

記事を検索