希杖しほな 2023/09/29 23:00

身をゆだねることの尊さ。

 こんにちは。
 ps2で『忍道 戒』というゲームがあったのですが知っている人はいるでしょうか。ステルス忍者アクションと『侍道』を混ぜたようなゲームなのですが、裏技で死体のふりをするコマンドがありました。この裏技のことを「身をゆだねることの尊さ」というのでした。ジャンプ中などに身をゆだねることで慣性のまま吹き飛び、また吹き飛び状態からの復帰の起き上がりで滞空時間も伸ばすことができたのです。通常プレイではできないアクションとその面白い挙動は楽しいものでした。

 関係ない話から始まりましたが、アクションゲームにおいて何かしら身をゆだねることが面白さにつながることってありますよね。マリオでいえば土管で吹き飛んだり、ソニックでいえばレールの流れに身をゆだねて走ったりします。実際にはその瞬間はアクションを行っているというよりは次のアクションに備えている状態になり、ボタン操作的には何もしていないかもしれません。でも身をゆだねている間は勢いのある速度による快感と操作ではなく次の対象に集中できるというメリットがありますね。しかもQTEと違い無理やりではなく、自分の意志やタイミングで身をゆだねることが普通なのでストレスもありません。
 そういうことを理解していたのかスーパードンキーコングシリーズには目玉ギミックとしてタル大砲がありました。ほぼタル大砲だけで進んでいくステージもありましたね。タイミングを見てボタンを押すだけにもかかわらず、好きでした。

 このタル大砲に似たようなものを作れないかと再現してみたのが動画です。
 デバックのためのラインがあったり、画像が用意できていなかったりまだまだです。レベルデザインに合わせて前提的に調整も必要だと思います。でも機能はさせられそうなのでよかったです。

以上、おしまい。

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