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制作TIPSの記事 (65)

OKOME Sequencer 2023/07/06 18:56

シナリオ公正終わるまでは眠れない!

諸々アップデートで予定しているメイン部分の作業は終わったのですが、
シナリオ公正が終わりません!(;´Д`)

市販のノベルゲー1ルート分のチェックを自分と相方のY.CB氏のサポートのもと行っているので、かなり大変です。


通し確認をして「ヨシ!」と思っても気がつけば新しく見つかる誤字脱字。
「言い回し変えたほうがいいな」と思う部分。
そして時折発生する、エラー落ち。(大体の場合はテキストが範囲外まで表示されてしまった際に起きる)

直せど直せどああしたいこうしたいの山なんで、締切を設けておいて本当に良かったなぁと思う反面、焦りも出始めています。


今回はメインシナリオの後半部分をいくつか改修していて、
初版にはないこんなシーンもあったりします。

取り急ぎの決定版となるわけなので、だからこそここで単純ミスは潰しておきたい。
特に公開直前の3連休は、最終確認作業で手一杯ですねぇ……。


昔、TEAMねこかんさんの楽曲に「クリアまでは眠らない!」というものがあってすっごい好きだったこともあり、今も頭の中でループしながら制作しています(;´Д`)

ぶっちゃけ若干キャパオーバー気味なので、検品くらい誰かに頼もうかしら……。


もうダメなのか、ダメなのか、諦めよ~うか~♪
あーきーらーめーてーた~ま~る~か~!!!

OKOME Sequencer 2023/07/05 19:38

「エロなしのノベルゲーを徹底する」と意気込んでいたあの時期について最近思うこと

随分前に「自分はエロなしのノベルゲーを徹底する!」などと意気込んでいたんですが、今とどう考えが変わっているのか、もしくは深まっているのか。今日はそんな記事です。


ゲームにはご褒美があるべき

ゲームには、プレーしてくれた方に対してご褒美があること、それが良いゲームである必要条件のひとつだと思っています。

  • RPGだったら育成して強くなった自分のキャラクター、高難易度クエストやダンジョンを攻略して手に入れた強力な武器。
  • アクションゲームなら、上手くコースを攻略したときに出たスコア、タイム。
  • FPSならチームとの連携で勝ち取った勝利、称号、自身の成長したプレイヤースキル。

そんなご褒美があると思います。


ではノベルゲー(ギャルゲー)のご褒美……と言われたら何かというと、ヒロインと出会い、試練を共に過ごして、ふたり恋に落ち、デートして、そんな長い道のりを得た後に訪れるヒロインとの情事(意味深)シーンだと思います。

ただそれはR18、エロありである場合に限る。


ではエロなしのノベルゲーは、読んでくれた方に対してどんなご褒美を用意すれば良いのか。

  • 壮大だったり、深いシナリオのクライマックス?
  • 高クオリティなイベントCG?
  • 壮大なBGM?

ただそれってよっぽどクオリティが高くなければ、ご褒美足りえないでしょう。
昨今、シナリオ一本で沢山の人に読んで評価してもらえる作品に成長させるというのはなかなか至難の業だと思っています。


以前「自分はキャラゲーではなく世界観重視の作品を作りたい!」と豪語し、エロなしのノベルゲーで徹底的に行くつもりでいました。

しかし、最近はちょっとその考えも変わってきたり。

変わる考え

なぜかというと「エロを出すことによってキャラクターに深みを出せるんじゃないか?」と思っているから。

それに、先程のご褒美の話に当てはめると「やっぱりエロってあったほうがいいよね?」と最近強く思い始めています。


元々エロゲやノベルゲーのえっちぃシーンは「あってもなくてもどっちでもいいかな……まあ飛ばしはしないけど」くらいの気持ちでした。

しかしここ1年あたりで考えがだいぶ変わって「エロゲはシナリオの到達点にエロがあるから良いのだ」という考えに代わり「あれ? 自分の作品にもにエロってあったほうがいいかも……?」なんて思うようになってきました。


といっても、自分の今後作る作品ではエロゲや抜きゲーのようなゴリッゴリのエロシーンを出すのではなくて、例えば戦闘で服がボロボロになってあられもない姿になったり……とかそういうシーンを用意できればなぁというくらいで。

特に大事なのは、シナリオ的にも意味のあるすけべぇを作ることだと思っています。

えっちぃ姿になって初めて分かるキャラの情報・設定なんてものがあれば、それだけでもそのキャラクターの掘り下げが出来ちゃいますし、プレイヤーの目の保養にもなる。


そういうことを考えると、自分の作品にもエロってあったほうがいい作品になるんじゃないか? 今はそう思い始めています。


おまけ

以前の考えについて、自分のブログ「けいしきあっとろぐ」に書いてたりします。
よければコチラもドウゾ。

【制作コラム】「エロなしの同人ノベルなんて誰が見るんだ」という風潮

OKOME Sequencer 2023/07/04 14:20

サウンドノベル「Re:bible ~ぼくらの世界想像~」の主要キャラ4人を紹介します

今回はサウンドノベル「Re:bible ~ぼくらの世界想像~」の魅力を紹介するために、主要キャラクター4人の過去と現在それぞれの紹介をいたします。

興味を持っていただけましたら、クリエイターページの外部リンクからサウンドノベルのDLページのリンクを張っておりますので、ぜひ読んで頂けたら嬉しいです。

主要キャラ紹介

内田 誠(うちだ まこと) 小学生時代

本作の主人公の小学生時代の姿。

小学校入学直後からの付き合いである親友3人のリーダー格として毎日を楽しく過ごしている。

何かとキザなセリフを思いつき、何かとじ分で造語を生み出し、一人で「カッコいい」と思いつつも、皆からは基本バカにされている。

「ぼくらの世界想像」という単語を作り出したのもこの頃の誠自身。


内田 誠(うちだ まこと)

(立ち絵なし)

本作主人公。
高校3年生になり、私立の進学校「戸蘭(とらん)西湘高校」に通い、受験に励む学生。

過去の自分を忌み嫌っていて、当時の自分や感覚をつどつど思い出してしまい、妄想に浸ってしまった後に落ち込んでしまう毎日。

自分のことを、生きているが死んでいる者「生死者」とよび、
「自分はダメなやつなんだ」と卑下し続けている。


氷崎 桃華(ひょうざき ももか) 小学生時代

誠の幼馴染グループのひとり。

気が強く、言葉遣いも荒いため、皆から「漢女」と呼ばれている。
だけどその正確に相反して、趣味は天体観測で宇宙マニア。

またかわいいものには目がなく、幼馴染グループのひとりである瑠璃崎 澪音のことを「みっちぃ」とあだ名で予備、溺愛している。


氷崎 桃華(ひょうざき ももか)

公立の進学校「皇津(のうつ)北高校」の3年生。

彼女の覚えたてのメークと香水で、常に桃の香りが漂う。
過去の自分を「甘えん坊だった」と思っていて、そんな自分を変えるために自らの夢に向かって努力している。

そんな彼女の夢はカウンセラーになることで、高校を卒業した後は、資格を取るために東京の大学へ進学する予定。

謝られるということが嫌いで「謝罪されるくらいなら行動で示すべき」と考えている強気な性格。その考えは自分も対象であり、心にいつも言い聞かせている。


瑠璃崎 澪音(るりざき みおん) 小学生時代

誠の幼馴染グループのひとり。
おとなしく、いつもオドオドしているリスみたいな性格。

仲がいい分喧嘩も絶えない皆の仲裁役だが、その立場を好んでおり、
4人みんなで居られることが一番楽しいと思っている。

なぜなら、彼女はこの世界では名を知らない者はいないグループ企業「瑠璃崎グループ」の社長の娘であり、家では常に気品と厳格を求めることを強いられているから。

そんな自分を色目抜きで見てくれる誠に対して、密かに好意を抱いていた。


瑠璃崎 澪音(るりざき みおん)

名門高校「藍星(あいぼし)高校」3年で、元生徒委員長。

気品と厳格を求める瑠璃崎家で厳しく育てられ、
高校生でありながら「瑠璃崎グループ」の仕事の一部に携わり、
成人後にはグループの次期役員になるだろうと言われるほどの実力を持つ。

高校卒業後には海外にある本社に行き、よりグループのための仕事に携わることになっている。

そんな、一足先に誰よりも子供であることをやめた彼女であっても、
6年前の小学生時代、楽しかった思い出を今も忘れられずにいる。


朝日 昌也(あさひ まさや) 小学生時代

誠の幼馴染グループのひとり。

おバカな性格で常に素っ頓狂なことを言い、 「バカ」と呼ばれることに快感すら覚えている天性のバカ。

口癖は「なんだっていいじゃん!」

キザなことをよく喋る誠の言うことをメモにとり、自分も使っていこうと密かに思うも、
勇気が出せずにいる。

好きなことにはとことん打ち込むタイプで、ハマったゲームは誰よりも上手くなるが、悲しいことについてきてくれる人のほうがごくわずか。


朝日 昌也(あさひ まさや)

澪音と同じ、名門高校「藍星高校」に通う高校3年生であり、元生徒会副委員長。

元々勉強嫌いだったが、中学に入ってから必死に勉強を続け、ついに澪音と同じ高校に入ることが出来た。

裏方の仕事が得意で、自らは主役にならず誰かのサポートに回ることが好き。

その真面目な仕事ぶりから、藍星高校の理事長をはじめ、街の人々から「お助けシノビ」として信頼されている。

だけど当の本人は人助けをしているつもりでは全く無く、自らが抱えている「臆病な自分」を忘れるために行っているつもり。

それは6年前疎遠になってしまい、サヨナラの一言も言えなかった不安から来るものなのだろう。


他にも……

この作品には他にも、魅力的なキャラクターが多数おりますので、
また機会があれば紹介していこうかなと思っています。

OKOME Sequencer 2023/07/03 15:41

サウンドノベル「Re:bible ~ぼくらの世界想像~」とは?

今回は、初版公開中のサウンドノベル「Re:bible ~ぼくらの世界想像~」についてのお話です。
一人でも興味を持っていただけるように、この作品の魅力をお伝えします。


「Re:bible ~ぼくらの世界想像~」とは?

キャッチコピーは「アナタの思い出、救います。」

ノベルゲーム開発エンジン「NScripter」を用いて制作した、分岐なしのサウンドノベルです。

自分が「NScripter」で制作されたノベル作品のファンでして、この作品もそのリスペクトをもって、同エンジンを利用させていただきました。

市販のノベルゲームの1ルート並のボリュームがある大作となっており、
自分でも好きなものが作れたと感じている作品です。


あらすじ

毎日悶々とした生活を送り、変化のない日々を享受する高校3年生「内田 誠(うちだ まこと)」

彼には6年前、まだ中学に上がる前の元旦の初日の出を共に眺め、そこで「ぼくらの世界想像」という誓いをし合った3人の大親友がいた。


「ぼくらの世界想像」

その意味は「ぼくら4人はずっと一緒だと想像しよう」という心結び。
そして「ぼくら4人で過ごす楽しい未来を創造しよう」という約束と願いが込められたもの。

皆は、これから毎年初日の出を見て、ずっと友達で居続けようと誓いあった。


だがしかし、皆と中学進学を堺に疎遠となってしまい、「決意の誓い」は6年という時を経て「呪いの思い出」に変わってしまった。


そんな中、偶然「ぼくらの世界想像」の誓いをした友人「氷崎 桃華(ひょうざき ももか)」と再会する。


その再会をきっかけに、誠が感じていた「呪い」は少しずつ「あの頃のぼくら4人でもう一度初日の出を見たい」という欲望に変わっていく。


しかし自分の欲望に素直になれない誠は、その欲望を歪んだ形で実現しようとする。

6年を経て、女性として魅力的になった桃華への「デートがしたい」という恋心。
そうして発展する「代替された疑似恋愛」と「悲哀連鎖のトライアングル」。


誠の「あの頃のぼくら4人でもう一度初日の出を見たい」という欲望は、果たして実現するのか。


これは、ぼくらが大人になるため、皆でかつて誓いあった「ぼくらの世界想像の誓い」から卒業するための、青春の終末を巡る物語。


制作の意図

これは「終末世界を独自の世界観で描く」プロジェクト「Revive Noah」の前身であり、かつて制作を断念してしまった「Revive Noah ~ぼくらの世界創造~」を供養するという目的で制作を行いました。

まあ早い話「今まで未完成品しか作れていなかったんで、ちゃんと完成品を作ろうよ」という目的のもと作っています。

もちろんプロジェクト「Revive Noah」の前身としっかり言えるように、この作品は「青春の終末」というものをテーマに込めた作品になっています。


また作品の中であえて、主人公の誠くんが失意の元作り、お蔵入りにしてしまった「ぼくらの世界創造」という作中作を登場させて、元々自分が作っていた作品が完結に至らなかった理由と、そこから自らが生んだコンプレックスをこのシナリオにぶつけています。

見た目では青春偶像劇のつもりで描いているんですが、テーマとして以下のものを込めており、作中のセリフやト書きで暗喩としています。

  • 作品を完成させられなかった自分の葛藤
  • この「Re:bible ~ぼくらの世界想像~」を作ろうと思ったきっかけ
  • 完結させることの出来た喜び

今後の展開

2023年は、この「Re:bible ~ぼくらの世界想像~」のクオリティアップ、追加要素の実装などのアップデートを段階的にしていこうと考えています。

まずアップデート第1弾として以下を行います。

  • 本編にイベントCG追加
  • 本編シナリオのテキスト一部修正
  • 追加エピソードTIPS

こちらは、7/23(日)の公開を予定しています。


……だいぶ記事が長めになってしまったので、今回紹介しきれなかった登場人物の紹介を次の記事でしようかなと思います。

しばしお待ち下さいませ。


ちなみに、追加するイベントCGはこんなものを用意しております。
せっかくなのでフォロワーさん限定のみに公開します。

フォロワー以上限定無料

作者の推しキャラ「氷崎 桃華」さんが気に入った方はこちら

無料

OKOME Sequencer 2023/07/02 18:26

おはよう世界(Ci-en)

はじめまして

はじめまして、OKOME Sequencerのけいしきあわしと申します。

趣味でサウンドノベルを作り、いずれはメディアミックスのお遊びみたいなことをしたいなーなんて思っていたりしているニンゲンです。


元々は「けいしきあっとろぐ」というブログを書いていて、そこで日々イラストやシナリオの執筆なんかをしているときに思ったことをだらーっと綴ったりしていました。

しかしここ最近、いちブログという狭い箱の中だけで細々とやるのも如何なものかと疑問になり、このCi-enというサイトに登録して活動していこうかなと思い至りました。


「けいしきあっとろぐ」でも書いている「制作コラム」をコチラでも公開する形で記事を書いていく予定ですが「一体どんな記事やねん」ときっと思われるかと思いまして……。

今回はサンプルがてら、過去にブログで書いた制作が最も進む時のお話をひとつ転記いたしました。

こちらで、どんな感じのことを今後書いていくのか参考にしていただければ幸いです。
(興味のない方は記事を閉じていただいて構いません)


【制作コラム】どうあがいても制作の進捗が進むのは、誰かに作品を見せて感想や意見を聞いた時

(元記事:https://myumyu5237.blog.fc2.com/blog-entry-1124.html

昔、RPGツクールでRPGを作っていたとき「1時間の作業による進捗は、プレイ時間5分程度」と言い続けていました。

実際それがサウンドノベルになってもそこまでその進捗は変わらず、シナリオ執筆、立ち絵、背景、その他諸々の作業を考えると全く同じ。


しかし作品が一番良くなるタイミングというものがあります。
それが、途中経過でも作品を他の人に見せ、感想や意見をもらった時。


自分の制作は基本的に「三歩進んで二歩下がる」形で進行します。
日によっては三歩進んだのに、五歩くらい下がってしまうことだってあります。

でも、自分以外の人に客観的に作品を見てもらって、レビューしてもらったときは基本的に作品の進捗は進む。
なので、三歩進んで下がることはない。そういう状態になるのです。


友人から「作品をしっかり完成させて、そこから次に向けて理想的なものを作るべき」という話をいただいたことがあります。

まあまあ理想が高かった自分は「そんなこと言われましても……」と言い続け、そこから逃げていたわけですが「Re:bible ~ぼくらの世界想像~」を完成させ、何人かに読んでもらってこの事がよくわかりました。


だからこそ、作品を完成させるって大事なんだなぁと感じます。

いま進めているアップデートも、出来上がったら何が変わったのかをちゃんとまとめて、前に読んでもらった人に変わった部分を共有したほうが、次への進捗がより進むので積極的にしようと思っています。

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