VProjectカッコカリ 30:敵のプレイヤー視認力向上
今回は敵がプレイヤーを見つけやすくするために
プレイヤーの端っこだけでも見えたら
プレイヤーを見つけたことにするようにしました。
旧仕様:敵はプレイヤーの中心しか見えない
プレイヤーは敵の体を見ることができても、
敵がプレイヤーに気づいていないため、接近してこず、
プレイヤーが一方的に石を投げて攻撃することが簡単で、
ちょっと退屈です。
これはなんとかしたい。
新:敵がプレイヤーの端っこを見えるようにした
敵は、プレイヤーの体の一部でも見えたら気づけるので、
プレイヤーよりも敵の方が先に相手に気づく場面が増えました。
ちょっと手ごわくなりました。
動画の最後では、角に近いスライムはプレイヤーを見ることができず、
プレイヤーから一方的に攻撃されています。
場面によってはプレイヤー有利の状況もあります。
図で分からせたい、内部処理
敵(左)も、プレイヤー(右)も、
体の中心に”目”がついています。
”目”から、相手の体の一部へと線を引いて、
線が途中で壁とぶつかったら、
視界が遮られ、見えていない扱いにし、
ぶつからなかったら、見えている扱いにしています。
上の図では、プレイヤーとスライムの
視界を線で示しています。
プレイヤーは右上の壁に視界を遮られ、
スライムを見ることができません。
対して、スライムは
プレイヤーの左下のあたりを見ることができます。
どちらが先に相手を見えるようになるかは、
体の大きさと、壁のコーナーとの近さが影響します。
体が大きい方が不利です。
コーナーに近い方が不利です。
やり残し
まだ弓使いの敵は旧仕様のままです。
敵がプレイヤーを狙う位置も新しくする必要があります。