21.09.24 制作進捗(Live2D 普段着の体の回転X②)
普段着の体の回転X②
前回は普段着の上半身の回転Xを作りました。今回は下半身の体の回転Xを作っていきます。
立体感のある動きの工夫
今回は立体感のある動きになるように少し工夫してみます。
なお工夫した結果、時間がかかり片方のみの動きになります。
体を回転させるときに服が動いて見えるように色塗り部分を体の動きに合わせて動かしてみます。
もちろん、色塗り部分と線画が一緒ではできませんので、分けてあるパーツを用いて動かすことになります。
下GIFのようにパーツ分けをしています。
これを線画と色塗りで分けて動きをつけるのですが、どうしても色塗り部分が下図のように線画からはみ出してしまいます。
これだとおかしいので、マスクをしてはみ出した場所を表示させないようにします。
ただ、線画にマスクをしてもうまくいかないので少し工夫をします。
色塗り部分のマスクパーツを作ってそれをマスクとして用います。
線画からはみ出してはいけないので、線画の動きに追従するようにワープデフォーマを下図の様に配置します。
同じワープデフォーマに入った子のパーツは親のワープデフォーマの変形に追従するのでしたね。
そのため、今回の例では「普段着右スカートEのX」のワープデフォーマを
変形させると線画と色塗り部分のマスクパーツが同じ動きをします。
(Eはパーツ分け箇所の名称です)
下動画はワープデフォーマを用いて線画と色塗り部分のマスクパーツを動かしたものです。(いままではこの形式で作っているのがほとんどでした)
実は白スカートはマスクまでしてあるのですが、無視してください
これに上図の「普段着右スカートEのXの色」というワープデフォーマを変形させます。
そして色塗り部分のみ見えるようにマスクを用いつつ、色塗り部分とマスクパーツでは
色塗り部分が優先されて表示されるように表示順を調整すると下動画のようになります。
随分印象が変わりますね。
体全体での動きはこちら
立体感が出るような服の動きになりましたね。
※最近モデリングの質向上のためインプットを多めにとっているため
しばらくは更新内容が乏しくなる可能性があります。ご了承ください。
(アウトプットがうまくいかないのもあります)
※本投稿は予約投稿のため、実際の進捗と多少のずれがある場合がございます
ご了承願います。