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2021年 05月の記事 (36)

ジュエルベージ 2021/05/06 21:00

21.05.06 制作進捗(Live2D 顔の傾き(角度Z))

顔の傾き(角度Z)

前回は口の動きを作りました。今回はアニメション作成の準備として動きを増やしたいので顔の傾き(角度Z)について進めていきます。

デフォーマについて

アートメッシュを大まかに動かしたいときにはデフォーマを使います。なぜ動かす際にアートメッシュで動かさないかは別途説明します。
今は大まかな動きはデフォーマで動かした方が都合がいいと思ってください。
また、デフォーマはアートメッシュと同様にパラメータで動きをつけることができます。
デフォーマには2種類あり、
・回転に特化した「回転デフォーマ」
・動きに特化した「ワープデフォーマ」
があります。

今回は顔の回転の傾き(角度Z)について進めるので、回転デフォーマを使います。

回転デフォーマを用いた顔の角度Zの作成

動かしたい対象である顔(髪、目等も含む)を選択し、回転デフォーマを作成します。
すると下図の様になります。

回転デフォーマが作成されました。この針の根本を中心に回転させることができます。
顔を傾けさせたいので顎に回転デフォーマを移動させます。(Ctrl+ドラッグ)

パラメータ「角度Z」にこの回転デフォーマを入れ、左右に傾けてみます

動きをつけることができました。本当は顔を傾ける際は首等も動きますが、とりあえずはこれでよしとします。(将来的には首の動きもつける予定です)

次回は試しにアニメション作成を進めたいと思います。

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ジュエルベージ 2021/05/05 21:00

21.05.05 PM 制作進捗(Live2D 口の変形「う」)

口の変形「う」

前回は口の変形「え」を行いました。今回は口の変形「う」を作っていきます。


前回までの口の動き

口の変形「う」は、形状「お」をコピーしてアレンジしていきます。
できたものがこちら

後で調整も入るかもしれませんが、とりあえずあいうえおが完成しました。
実際に動かしてみたものが下動画になります。

また、口の動きについてはすべて埋まっていませんが、とりあえずはこれで仮完成とします。


現状の口の動き

理由としては、

・口の変形の-1~0についてはFaceRigでは反応しないこと
(今回はゲーム用なので反応します。そのため、最終的には作る必要があります)
・全体像を早く見せていきたい

というものになります。

次回以降は検討中です。せっかく口の動きがつけられたので、お試しでアニメーション作成の準備をできればと考えています。

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ジュエルベージ 2021/05/05 14:00

21.05.05 AM 制作進捗(Live2D 口の変形「え」)

口の変形「え」

前回、口の変形「い」を行いました。今回は口の変形「え」を作っていきます。

形状のブレンド

形状「え」は、形状「あ」と形状「い」の間のような形をしています。
そのため、これらをブレンドして口の変形「え」のベースを作っていきたいと思います。

形状のブレンド機能は前回実施した形状の貼り付けと異なり、現在のオブジェクトの形状と貼り付ける形状の適用バランスを調整できるものです。
(貼り付けは 現状の形状:0 貼り付け元の形状:100)

分かりにくいので実際に試してみましょう。
前回と同様に形状「あ」について形状「え」のパラメータにコピペします。


形状「あ」をコピペ

そして形状「い」をコピーし、
「モデリング」⇒「形状の編集」⇒「形状のブレンド」

すると下記の様に表示されます。

この適用度を変更することで下の様に形状をブレンドすることができます。

今回は適用度75にして、微調整を加えてみました。できたものがこちら。

これで口の変形「え」ができました。

次回は口の変形「う」を進めていく予定です。

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ジュエルベージ 2021/05/04 21:00

21.05.04 PM 制作進捗(Live2D 口の変形「い」)

口の変形「い」

前回は口の変形「お」を作りました。今回は口の変形「い」を作っていきます。


前回までの口の動きの進捗

完成したものがこちら

口と顎との距離がおかしくならないように意識して作っています。

形状のコピーについて

今回口の変形「い」を作りましたが、下の表を見ると「い」は複数の箇所に記載されています。今回はパラメータ条件を開閉=0.35,変形=1にて作成しました。

上記とは別に開閉=1,変形=-1についても形状を作り直さなければならないのでしょうか?
答えは否で、あるパラメータにおける形状に対して(同じパーツであれば)コピーが可能です。
※Live2DにはFREE版とPRO版があり、この機能はPRO版のみの機能となります。
(21.05.04現在)

この機能や次回以降に説明する形状のブレンドが非常に便利なので、個人的にはPRO版がおすすめです。

まず、コピーしたい対象を選択します。

次に「モデリング」⇒「形状の編集」⇒「形状のコピー」

パラメータをコピーさせたい値に変更して上記と同様に「形状のペースト」を実施。

これで他のパラメータにも口の変形「い」を作ることができました。


次回は口の変形「え」を進めていきたいと思います。

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ジュエルベージ 2021/05/04 14:00

21.05.04 AM 制作進捗(Live2D 口の変形「お」)

口の変形「お」

前回は口の変形「あ」を実施しました。今回は口の変更「お」について実施します。


前回までの口の動きの進捗

変形パスについての補足

ここで変形パスについて今更ですが補足です。
下図の緑色の点を変形パスといいますが、眉の時と口の時で変形パスの引き方が異なっています。
具体的には眉が線状となっているのに対して、口では円状(輪)になっています。


眉と口の変形パス

これの理由ですが、下動画を確認ください。
線状に変形パスを打つと変形パスを動かした際に予想外の箇所も動いてしまい、変形が非常に難しくなります。


動かさない部分に変形パスを打たずに線状にしたもの。上唇の上部の皮膚が動いてしまっている

下動画の様に円状(輪)になるように変形パスを打つと、変形パスを動かした際に予想外の箇所が動かなくなり、調整が容易になります。


動かさない部分に変形パスを打って円状(輪)にしたもの。上唇の上部の皮膚が動かずに必要な箇所のみ動いている

そして今回作成した口の変形「お」がこちら

これで口の変形の進捗は下記のようになりました。


次回は口の変形「い」を進める予定です。

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