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PaGu/筋肉企画 2019/12/25 22:46

C97 コミケ参加情報

皆さんこんばんマッスル!
遅まきながら冬コミの参加情報を掲載します!!

サークル:筋肉企画
日時:12/29(日)
ブース:南オ32a
頒布作品:
 新刊 突撃機動RPG スーサイド・ストライク
 既刊 聖杯戦争RPG Fate Table Night―Re:peat ほか

今回の新刊、今までのFate二次創作ではなく完全オリジナルの同人TRPGシステムです。
内容はざっくり言うとロボット・シューティング! とりあえず表紙画像をアップ!

今回のTRPG、プレイヤーはロボットであるスーパー・パワード・ギア(略称SPG)に乗って戦って戦地を巡ってさらに戦うゲームです。戦闘は3モードあり、「通常戦闘」、「制圧戦闘」、「フラグ回収戦闘」となっております。


「通常戦闘」は基本的な戦闘を扱い、いくつかの戦闘マップ上を動き回って戦います。
「制圧戦闘」は簡易戦闘の一種で、敵は自動的に倒せますが、それまでにダメージを受けるかどうかを一度の判定で決定します。「通常戦闘」で戦力差がはっきりした場合や、戦闘外の戦地を巡る際に発生します。
「フラグ回収戦闘」はイベント戦闘で、巨大エネミーや押し寄せる大群との戦いを行います。さらにそこに至るまでにプレイヤーキャラクターが溜めたフラグ分の難易度が加算「ホント、ここは地獄だぜ! フゥハハハーハァー」と叫びたくなるシーンを堪能できます。

ついで戦地探索のマップ画像でも。宇宙ステーションや軌道エレベーターなどが舞台となります。


他にも様々な要素がありますが、それは是非本書を手に取って確かめてください!

PaGu/筋肉企画 2019/12/22 23:03

聖杯戦争RPG/現代伝奇RPG ◆正誤表+Q&A

本記事では「聖杯戦争RPG Fate/Table Night―Re:peat」、「現代伝奇RPG 虚空のミソロジー」のルールブック、シナリオ集の頒布サイトの紹介、正誤表、Q&Aを掲載しています。

◆頒布サイト

●聖杯戦争RPG Fate/Table Night―Re:peat
▶DLsite電子書籍 ▶こかげ書店様 ▶とらの穴様 ▶メロンブックス様

●聖杯戦争RPG Fate/Table Night―Re:peat 追加データ
▶DLsite電子書籍

●聖杯戦争RPGシナリオ集 Fate/Table Night―The 4th Holy Grail War
▶DLsite電子書籍 ▶こかげ書店様 ▶とらの穴様 ▶メロンブックス様

●現代伝奇RPG 虚空のミソロジー
▶DLsite電子書籍 ▶こかげ書店様 ▶とらの穴様 ▶メロンブックス様

●聖杯降臨奇譚:Fate Table Night 虚空のミソロジー 追加ルール・シナリオ集
▶DLsite電子書籍 ▶こかげ書店様 ▶とらの穴様 ▶メロンブックス様

◆DOWNLOAD

Fate/Table Night―Re:peat キャラクターシート
▶サーヴァント&マスター用
▶マスター用

◆聖杯戦争RPG 正誤表

以下の内容はGMがルール適応の判断を行い、セッション開始前に使用宣言してください。

  1. 攻撃スキル「トラップ」
     「指定特技に成功したなら」
     「指定特技の判定に成功したなら」に変更してください。(2018.08.11)
  2. 常時スキル「洞察」
     「…【真名】は【真名】判定可能な場合(いずれかの【宝具】情報を持っている)」
     「…【真名】はいずれかの【宝具】情報を持っている場合に」に変更してください。(2020.05.6)
  3. 常時スキル「二重召喚/〇〇」
     「…の中から自身のクラス以外の任意のクラスを指定する」
     「…の中から自身のクラス以外の任意のクラスを1つ指定する」に変更してください。(2018.08.12)
  4. クラススキル・アサシン「情報抹消」
     「目標が自身の【居所】、【真名】、【秘儀】を持っている場合」
     「目標が自身の【居所】、【真名】、【宝具】を持っている場合」に変更してください。(2018.09.16)
  5. クラススキル・バーサーカー「元なる力/〇〇」
     「…の中から任意のクラスを指定する」
     「…の中から任意のクラスを1つ指定する」に変更してください。(2018.08.12)
  6. 宝具「カウンターダメージ1、2」
     「…効果を発揮する」
     「使用する」に変更してください。(2018.08.11)
  7. 宝具「感情操作」
     「使用者への攻撃で」
     「使用者への次の攻撃1回に」に変更してください。(2018.09.14)
  8. サンプルキャラクター・セイバー
     スキル「皇帝特権」の前提がない
     前提スキル「落命の伝承」、追加スキル「〇〇の誉れ」、真名判定を7に変更してください。(2018.08.13)
  9. サンプルキャラクター・アーチャー
     宝具「判定操作2」の条件を満たしていない。
     ステータス「幸運C」を「幸運A」に変更してください。(2019.01.17)
  10. p175 特異点6:秘密
     「…がPC達に吹き付ける。結界を破り、のクラスカード」
     「…がPC達に吹き付ける。結界を破り「アーチャー2」のクラスカード」に変更してください。(2018.08.11)

◆聖杯戦争RPGシナリオ集 正誤表

以下の内容はGMがルール適応の判断を行い、セッション開始前に使用宣言してください。

  1. 追加スキル オルタ(反転化)
     絆点数「1+一致しない属性1つごとに+1点」
     絆点数「1+一致しない属性1つごとに1点」に変更してください。(2018.12.22)
  2. サンプルキャラクター「ケイネス」
     【秘儀】黄金律C 指定特技:霊魂
     【秘儀】黄金律Cの指定特技を「結界」に変更してください。(2018.12.22)
  3. サンプルキャラクター「ウェイバー」
     【秘儀】指定特技:昔話
     指定特技を「分解」に変更してください。(2018.12.22)
  4. サンプルキャラクター「雨生龍之介」
     【秘儀】指定特技:昔話
     指定特技を「物語」に変更してください。(2018.12.22)
  5. サンプルキャラクター「間桐雁夜」
     【秘儀】指定特技:魔眼
     指定特技を「憑依」に変更してください。(2018.12.22)

◆現代伝奇RPG虚空のミソロジー 正誤表

以下の内容はGMがルール適応の判断を行い、セッション開始前に使用宣言してください。

  1. サポートスキル「高速詠唱」
     効果内容に追加コストがない。
     効果内容に「後に魔力1点を消費する」を追加してください。サンプルの「魔術師」、エネミーの「上位・魔術師」が保有するスキルも同様です。(2019.1.13)

◆聖杯降臨奇譚 正誤表

以下の内容はGMがルール適応の判断を行い、セッション開始前に使用宣言してください。

  1. サンプルキャラクター「グレイ(シナリオ4)」
     魔力 6/3
     魔力 7/4(2019.8.12)
  2. サンプルキャラクター「蒼崎燈子(シナリオ4)」
     礼装:幻灯機械に使用制限がない。
     「幻灯機械は戦闘1回につき1回使用可能。戦闘終了と同時に消滅する」を追加してください。(2019.8.12)

◆聖杯戦争RPG Q&A

  1. キャラクター作成:サーヴァント
     クラスの条件、近接攻撃はスキル「近接攻撃」でしょうか?
     「近接攻撃」そのものを指していません。近接戦の攻撃方法を持つ攻撃スキルですので、「近接攻撃A」等を選ぶことができます。他の射撃攻撃スキル、魔術攻撃スキルも同様に射撃戦の攻撃スキル、魔術戦の攻撃スキルと解釈してください。(2018.08.11)
  2. スキル「トラップ」
     指定プロットの順に来た時、攻撃の判定は再度行いますか?
     再度の判定は行いません。プロット公開時の判定を攻撃の判定とみなします。(2018.08.11)
  3. スキル「カリスマA、B」
     カリスマの目標にスキル使用者自身は含まれますか?
     使用者自身は含まれません。(2018.11.20)
  4. スキル「魔力放出A」
     「魔力を1点消費する」タイミングは「スキルを使用した時」と「効果を発生させた時」のどちらですか?
     スキルを使用した時に魔力を消費します。(2018.11.20)
  5. スキル「対魔力EX~C」
     対魔力系スキルは「BSを与える近接戦、射撃戦に対して回避やファンブル値ボーナスが得られる」でよろしいでしょうか?
     はい、その解釈でOKです。ただし対魔力Dだけは魔術戦に対してのみ効果を発揮するスキルですので、注意が必要です。(2018.11.20)
  6. 宝具
     宝具にスキル効果は乗りますか?
     はい、乗ります。その際「攻撃の代わりに使用する宝具」は攻撃扱いとしてスキル効果の目標になります。注意として攻撃カテゴリー(近接戦、射撃戦、魔術戦)を指定するスキルの場合、宝具のカテゴリーと合っている必要があります。(2019.03.31更新)
  7. 宝具
     宝具でダメージを減少した場合、BSも無効化できますか?
     「BS効果を受けなくする」といった記述がないかぎりできません。(2018.09.14)
  8. 宝具
     ダメージを与える宝具に対して回避判定を試みることはできますか?
     できません。宝具の効果(ダメージ)を発揮した後、そのダメージを軽減する等は可能です。(2018.11.20)
  9. 宝具「感情操作」
     戦闘シーン使用で「【絆】の獲得」と「ファンブル値への修正」は同時に発揮されますか?
     発揮されます。記述の「戦闘シーンで使用した場合、」の後に「上記の効果に加えて」と追記して下さい。(2018.08.11)
  10. 宝具「神殿建造」と「対結界攻撃」
     対抗判定でそれぞれ「この【宝具】が優先される」と記述がありますが? どちらを優先しますか?
     お互いに優先の力を持っているので、判定での同値はどちらかが上回るまで振り直しを行ってください。(2018.08.11)
  11. 宝具「防御2、3」
     魔力へのダメージは減少できますか?
     減少できません。(2018.08.11)
  12. 絆修正
     絆修正のフェイズ1回は各キャラクターごとですか?
     はい、各キャラクターごとに1回可能です。(2018.09.14)
  13. 攻撃のスペシャル
     BS攻撃で起きたスペシャルでの重複効果は、BSが発生した場合、感覚喪失など累積する効果がある攻撃では同じBSを2つ付けるという意味でよろしいでしょうか?
     はい、その解釈で問題ありません。(2018.08.19)

PaGu/筋肉企画 2019/12/22 00:41

TRPG同人誌における著作権取り扱い

2019.12に改訂投稿
皆様こんにちマッスル!

だいぶ前に「TRPGの同人誌リプレイの著作権」について話題が挙がったことがあります。
その時の情報は埋もれてしまったので、同じ問題について執筆してみようと考えていたものがようやく上がりました。短い内容ですが、さらっと読んで理解していただければ幸いです。

疑問:TRPGの同人誌リプレイ(市販システムに沿った世界でキャラクターはオリジナル)は著作権的にどうなのか? 自作データや自作シナリオは?

答え:問題ねーよ!(鼻ほじほじ、終わり)

……すみません、すみません、すみません!
身も蓋もないですねこれだけですと。
どうして問題ないのか、その考え方を次に紹介していきましょう。

まずはTRPG業界の大御所SNEさんとF.E.A.Rさんが公開している二次創作に関するページが次の通りありますので見てみましょう。要約も簡単に付けてみました。

■SNEサイト FAQ(よくある質問)著作権についての質問
http://t.co/G8uBRiHQAr

著作権明示、「ルールブックがなくてもゲームが遊べるような記事の掲載は避ける」、出版物のイラスト等は権利を持ってないので不可、自作データ・リプレイ等を掲載するのはOK(詳細はサイトにて)。

■F.E.A.Rサイト 同人誌等、二次著作物についての注意とお知らせ
http://www.fear.co.jp/announce/gf_nijiriyou.htm

F.E.A.Rが権利を有する一次著作物を対象とし、販売は同人活動に限り、公序良俗・法に反さなければOK(詳細はサイトにて)。

とまあ、こんな感じす。特にSNEさんの「ルールブックがなくてもゲームが遊べるような記事の掲載は避ける」は、他のTRPGシステムでも通用すると思われますので憶えておいてよいでしょう。

次に著作権法的な考え方としてのポイントを上げますと…
- 創作的な表現には著作権が発生する:思想や感情などを創作的に表現したもの。
- ありふれた定石的な表現には著作権はない:小説等に使われるありふれた単語や文節でも同様ですが、創作的な内容と判断される分量ですと著作権は発生します。
- アイデアや着想には著作権はない:先人が使ったからと、該当の発想や表現技法が使えなくなることは後に大きな障害になりえます。ですので、著作権はありません。
- キャラクターの名前、作品のタイトル等には著作権はない:これにあるとタイトルつぶやいただけで著作権違反となりえます。そんな横暴な権利はありません。
- 引用は適法行為:条件さえ満たせば著作物の種類にかかわらず引用は可能。


他にもいろいろとあるのですが、それは記事の最後に紹介してある参考図書・サイトを参照してください(結構長いです)。
そんなわけで同人誌リプレイが「問題ない」ことの考え方は?

  • 「ルールブック」からタイトルルールを示す「アイデア・単語」を借用しているが、それらには著作権がない。
  • 一般的にデータを載せる場合は「引用」という手法に該当する。

というように「TRPGの同人誌リプレイ」は著作権に触れるものではないと考えられるわけです。さらに
- 上記2つに該当しない項目や著作元が指針を発する中で被る項目があった場合、指針に沿って創作すれば許容される。


ので、元となる作品の版元や著作権者のサイトで確認しておくとよいでしょう。指針がない場合は各自の責任で判断し、創作してください。

ついでに資料を読んでいて、ちょっと知っておいていいかなという内容を紹介します。

欧米では「フェアユース」「パロディ規定」があり、二次創作が可能となる規定があるのですが日本にはありません。訴えられると結構面倒事になる危険があり、心配する方のほとんどがこのことでしょう。
著作側が「クリエイティブ・コモンズ(CC)」を使用して限定条件下の二次創作許諾もありますが、大半は出していません。いわば著作側の黙認・放置の状態です。これは法制度の欠陥でもなんでもなく
「パロディ規定のような明文のルールをすぐに導入するより、現状を温存したほうが良いかもしれない」(18歳の著作権入門から引用、文化庁ワーキングチーム報告書の趣旨)
ということなのだそうです。
二次創作側が著作側との間の空気を読み取り「ここまでなら大丈夫」と距離を保ってきた結果とも言えます。

ただ昨今は「TPPなど他の要因による非親告罪化問題」やたまに起きる著作権侵害訴訟、「同人誌の二次創作許諾明文化」を探る事例もあるので、このまま続くとはいえないかもしれません。常に情勢変化に敏感であり、情報を集めていく必要がありますね。

参考図書・サイト:
グループSNE
http://t.co/G8uBRiHQAr

F.E.A.R
http://www.fear.co.jp/announce/gf_nijiriyou.htm

18歳の著作権入門(著:福井健策)
http://japan.cnet.com/sp/copyright_study/

Wikipedia「著作権」
https://ja.wikipedia.org/wiki/著作権

文化庁・パロディワーキングチーム(議事要旨)
http://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/chosakuken/hosei/parody/pdf/h25_03_parody_hokokusho.pdf

PaGu/筋肉企画 2019/12/07 23:29

勝手に委託同人ショップ比較! 2019年12月版

皆様こんにちは!
以前、思い立って見知った同人ショップを比較してみたのですが、それを更新しました。(注意:これら全て私の視点・感触・考えから勝手に書いているだけです)

■とらのあな
販売期間(ヶ月):専売6、併売3(先方判断で延長あり)
手数料(%):30前後(専売、買切など形態によって変動)
審査:有(審査はゆるめ? 部数などこちらで調整しないと在庫あふれの危険があります)
最低振込み金額(¥):2000くらい(実際の振込み状況から判断)
販売方法:店頭、ネット通販
イベント営業:有(コミケ)
委託しているTRPGサークル:有

とらのあなは大手同人ショップらしく結構融通が利きます。ただ、取り扱い数がハンパ無いので作品が埋もれやすいのが難点。自前での広報は必要と思われます。委託期間の6ヶ月はとらのあなでの判断で伸びる可能性があります。のんびり置いておくには良いかもしれません。当サークル作品も3年ほど委託継続したタイトルがありました。

■COMIC ZIN(サイト調査のみ)
販売期間(ヶ月):3
手数料(%):30固定、買切あり(買切はCOMIC ZINの指定価格となる)
審査:有(見本誌発送)
最低振込み金額(¥):3000
販売方法:店頭、ネット通販
イベント営業:有(コミケ)
委託しているTRPGサークル:有

COMIC ZINはサイトでの調査のみです。見た感じ可も不可もなく中堅どころといった印象。詳しくはサイト参照で。2019年初頭、いくつかの同人サークル発信から不払い問題が起きているようです。発信情報を調査確認してからの委託をおすすめします。

■メロンブックス(サイト調査のみ)
販売期間(ヶ月):専売6、併売3
手数料(%):30
審査:有
最低振込み金額(¥):記述見つからず
販売方法:店頭、ネット通販
イベント営業:無
委託しているTRPGサークル:有

メロンブックスはサイトでの調査のみです。見た目はややごちゃ混ぜ感がありますが、一般書店にない書籍も多数あるので買い手側からすると利用しやすいところかと。大手サークルさんの作品紹介ではとらよりも多い印象(私の趣味範囲内で)。

■メロンブックスDL(電子書籍)
販売期間(ヶ月):期限無しで任意
手数料(%):30
審査:有 早ければ3~6時間
最低振込み金額(¥):無
販売方法:ネット配信
イベント営業:無
委託しているTRPGサークル:有

メロンブックスDLは全体的にお手軽感がありますが、各種責任がサークル&ユーザー側というスタンスです。審査時間がやたら短く、源泉徴収がなかったりするのもそういったことからでしょう。利用する場合はその手の部分で若干注意が必要です。

■DLsite(電子書籍)
販売期間(ヶ月):期限無しで任意
手数料(%):低価格ほど割高(70~30)
審査:有(肌露出具合では厳しめ)
最低振込み金額(¥):3000
販売方法:ネット配信
イベント営業:有
委託しているTRPGサークル:有

DLsiteはデータ形態の同人誌を取り扱うサイトで結構前からあります。手数料が変動制で、販売価格100なら手数料50、販売価格700では手数料300と上昇していくごとに手数料の割合が減っていきます。登録したばかりであったり、なんとなく販売しただけでは振り込み金額3000の敷居は高く感じるでしょう。昨今は電子書籍の広まりもあり、メインの場所としても良いかもしれません。

■アリスブックス
販売期間(ヶ月):記述無し
手数料(%):25
審査:有(審査は普通? 発注部数で調整している模様)
最低振込み金額(¥):5000(希望すれば解除可能)
販売方法:ネット通販
イベント営業:無
委託しているTRPGサークル:有

アリスブックスのネックは最低振込み金額の敷居が結構高めで、他に比べてかなり割高。1冊から委託請け負ってくれますが、お金を受け取るためにはそれなりに数を卸さなければなりません。(が、サイト調べたら最低金額いかなくてもOKのようで、振込みタイミングが遅いなどがあるようです)。販売期間は以前調べたとき数カ月と短かったのですが、変更されたのか記述が見つかりませんでした。また、手数料が安目なのが利点の一つです。

■こかげ書店
販売期間(ヶ月):期限無し
手数料(%):30
審査:無(量がある場合見本誌1部書店に)
最低振込み金額(¥):5000
販売方法:ネット通販
イベント営業:有
委託しているTRPGサークル:有 TRPGオンリー&一部一般TRPG書籍

こかげ書店は2014年より開始した「TRPG書籍専門の通販サイト」です。規模は紹介した中で最も小さいのですが、ジャンル限定しているため配布したい層に直にアピールできるのが一番の利点。手数料も他と大差ないので、ジャンルが合えばおすすめです。

■BOOTH(電子書籍有り、サイト調査のみ)
販売期間(ヶ月):期限無し
手数料(%):3.6(送料等別)
審査:有
最低振込み金額(¥):5000(未満は申請が必要)
販売方法:ネット通販、配信
イベント営業:無
委託しているTRPGサークル:有

BOOTHはサイトでの調査のみです。ここはpixiv運営のECサイトで、紙書籍、電子書籍、グッズの販売が可能です。また群を抜いて手数料が安いのが特徴。他のSNSなどの発信を見ると、最近はBOOTH販売が増えているようです(2018.08現在)。0円でデータ販売も可能なので、単なる配布サイトとして利用することも可能です。

■イエローサブマリン
販売期間(ヶ月):期限記述無し
手数料(%):30
審査:有
最低振込み金額(¥):無し、1万未満は繰越対応可能
販売方法:店頭、ネット通販
イベント営業:無
委託しているTRPGサークル:有

イエローサブマリンはアナログゲーム全般が主力で、同人誌委託も受け付けています。全国に複数店舗あり販路が広いのが特徴。こかげ書店同様にジャンル限定しているため、ジャンルが合えば他の同人ショップより配布したい層にアピールできます。難点としてはサークルポータルがないので、やりとりの基本がメールであること(大半の同人ショップはサークルポータルがある)。

以上、これらのような感じでした。
私見ではありますが、参考にしてみてください。

注意

  • 「最低振込み金額」:売上の振込みは一定以上の月間売上がないと振り込まれません。売上がいかなかった場合、基本的に翌月に繰越されます。
  • 「イベント営業」:電源不要ジャンルに書店営業さんが来てくれたかどうかで判断しています。名刺も貰ってサークルチェックされている(かもしれない)せいか、今のところ審査落ちはないです。

PaGu/筋肉企画 2014/11/17 22:45

2014ゲームマーケット雑感

2014.5のゲームマーケットに参加した皆様おつかれさまでありマッスル!
当サークル「筋肉企画」もそれなりにご好評をいただきまして楽しんでまいりマッシブ!

うむ、以下からは脳内筋トレな文章ぉっ!

――――――――――――――――――――――――――――――
11/16のゲムマ参加を終えまして、
ビッグサイトに会場を移してから「ゲムマのTRPG」ジャンルはどんなものかな?
という主旨のもと、私の主観で雑感を述べてみマッスル!

んではさっそく全体から。
ゲムマそのものは拡大方針ですね、いやほんと人が多くなった。
ただボードゲームやカード等のアナログゲーム全般で拡げているので、必ずしもTRPGが対象ではないですね。
ついでにゲームマーケット大賞なるものがあるのですが、TRPGは対象外w

■出展企業
で見てみると

Roll&Roll
新作ボードゲーム販売と中古を格安で放出。TRPGは見あたらず。

S N E
ゴーストハンター、人狼などがメイン。TRPGはなし。

冒険企画局
シェフィなどと共にマヨキン、エリシュオン等TRPGあり。

サンセットゲームズ
メイドRPG等旧つぎはき系TRPGが少々。

とまあこんなところでした。いつもどおりと言えばそうなんですけれども、TRPGを推進してきたR&RとSNEはTRPGをアナログゲームとして見てないのか? なんて今更なつっこみ入れても野暮ですね。R&Rは制作や出版を仲介・支援しているだけでしょうからまあ良しとして、SNEはSW2.0以外まるで聞かなくなったので(やる気がなくなったとも)現実に沿った状況とも言えなくもないかも。ああ、版権の問題で出せてないだけかもしれませんけど。KADOKAWA・DWANGO巻き込めれば大きくなると思いますよ。つーかニコ生やれるんだからとか思いつつも、勝手に配信できるからやってるだけですね……
冒険企画局はとりあえず出していましたが、積極的とは言えない扱いかな。

■一般
企業以外のサークル参加者

TRPGメインは一列未満とやや縮小している印象。
なのですが、他のアナログゲームと共に別カテゴリーのブースで頒布するケースがちらほらあったので、総数では変わらないかもしれません。ただ、コミケほどの作品数は見当たらないのはたしか。
一般参加に入っているプロ作家(私が知る限り)はTRPG列には1サークルでした。
で、陳列している作品の頒布数はサークルによりけりなのでしょうが、TRPG系の同人誌は以前ほど見向きされていない印象です。
他のボードゲーム等のクオリティが高くなり、見た目がわかりやすい状況では文字中心のゲームは魅力が発揮しづらい状況です。

アナログ同人ゲームが出てきている要因
としては、立体物をはじめ、カードやボードゲームの印刷が素人でも手に届く価格帯になっていることもあるでしょう。
イラスト等もpixivやクラウドソーシングを活用すれば集めることが可能です。

ただ、そんな状況でもTRPGのクオリティが高かったり、実用的なデータ集は根強く頒布数を伸ばしているようでした。

あとアニメ二次創作系は元々少ないためか、人気ないです、はい。私のサークルはそれ半分あるんで寂しい限り。都産貿時代はそこそこ手にとってもらえたのに……

■他
以前見て取れた牽引役は企業、一般共になし。
大きなサークル等があると人を呼び寄せて周囲のサークルも賑わう構図が無いのが今のゲムマTRPG界隈。
コミケは必ず業界人が複数名いたり、他のプロ作家も多数いるので賑わうのですが…
あとF.E.A.R系の二次創作集団も1サークルと、ゲムマの空気があまり馴染まないのかもしれません。どちらかというとコミック・シティのノリ? プチオンリーとか聞きますし。

で、何故牽引役云々かというと、

・サークル参加することでプロとの交流ができる
・何かのきっかけで企業に見てもらえる

というインセンティブが働くかどうかは結構重要。何気に「つぎはぎ本舗」がその役回りをやっていたので、こけてしまった影響として「ゲムマTRPGの盛り上がりが微妙」という結果に出ているかもしれません。
あ、こかげ書店様が声かけされていたので、今後の拡大次第で代わりとなるかな? 是非がんばってくださいな。

さらに「大阪ゲムマ」
…とは地理的要因で差があるので、たぶん頒布内容に結構な差が出ると思われます。

■方向性
カードゲームとTRPGをハイブリッドさせたようなゲームがいくつかあったので、従来と違ったアプローチをかけつつ参加し続けるのはちょっとした生き残りとしてありかと。当サークルでもスクエアマップを使ったTRPG作品は他の作品より見られることが多かった印象です。
オンセでも以前からあったテキスト+音声に「イラスト」をうまく使える環境がありますし、テキストベースのTRPGが大きく伸びることはなさげかな?

とりあえずこんなところです。
企業系が何故積極的でないかとか突っ込むと情報が足りなかったり、深くなりすぎるのでこんなところで終わりにします~

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